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クインテットシステムからのお便り
2008年7月
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バイオメトリクス(生体認証)とはいったい何?
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バイオメトリクスという言葉を、一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
バイオメトリクスとは、1人1人異なる体の部位などを利用して認証を行なう技術です。
バイオメトリクスの種類は指紋、声紋、虹彩、静脈(血流)などがあります。
なぜバイオメトリクスがセキュリティに採用されたかというと、従来のセキュリティでは他人による「なりすまし」に対して、十分なセキュリティが確保出来ないからです。
これらの問題を解決するために、バイオメトリクスによるセキュリティが開発されました。
これにより、セキュリティの精度が飛躍的に高まりました。
最近では銀行のキャッシュカード、パソコンや携帯電話のセキュリティに採用され始めました。
従来のパスワード認証は、他人に知られてしまうとパソコンや携帯電話を使用されてしまいました。
バイオメトリクスを採用した事により、本人以外使用出来なくなりました。
万が一盗難にあったとしても、本人以外使用出来ないので悪用されるリスクが減ります。
一部の企業では指紋認証を採用しており、登録されたユーザー以外パソコンの使用が出来ない様になっています。
これにより席を空ける時に、作業データなどを盗み見出来ない様になっています。
まだバイオメトリクスは多く普及していませんが、近い将来多く採用されてくるのではないでしょうか。
- Firefox 3、ダウンロード数でギネス世界記録達成
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6月にFirefoxがダウンロード数でギネス世界記録を狙っているとお伝えしました
が、今回はその続報を紹介します。
インターネットブラウザーのFirefoxを開発するMozilaは、今月の7月2日に6月17
日にリリースしたFirefox3のダウンロード数が、リリースから24時間で800万2350
となりギネス世界記録を達成したと発表しました。
ちなみに6月12日にはインターネットブラウザーのOpera9.5がリリースされました
が、こちらは6月17までの5日間で470万件のダウンロードがあったそうです。
どちらのブラウザのシェアもマイクロソフトのInternet Explorer6、7には及びま
せんが、それぞれのブラウザの良さを伸ばしていき、頑張ってもらいたいもので
す。
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Firefox 3、ダウンロード数でギネス世界記録達成
(2008/07/8アクセス)
- ケータイやデジカメを水の中に落としてしまったら
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多くの学校も夏休みに突入し、こらからの行楽は水遊びが多くなる季節です。
暑い時こそ水遊びは楽しいものですが、荷物の中の携帯電話やデジカメなどの電
気製品は水に弱いのが定説。最近では防水加工された携帯などが販売されていま
すが、多くの製品では、まだまだ水は大敵。
しかし、ふとしたきっかけで携帯を海に落とした、デジカメを水に濡らしてし
まったという話は、わりとよく聞く話です。
そんなときに、修理・交換をすることなく、復旧させる可能性があります。
ただし、確実に直る保証はございませんので、あしからず。
水がかかってしまった程度なら、まずケースの水気を拭き取り、その後でバッテ
リーやSDカードなどをすべて取り外します。
水没してしまったという状況なら、まずバッテリーを外すことを優先します。
その後は、およそ3日から1週間ほどかけて陰干しし完全に乾燥させることで
す。特に水没して内部まで水が入りきってしまった場合は、特に念入りに乾燥さ
せることが大事です。バッテリ差し込み口などのフタはすべて開けておきましょう。
本来なら分解・洗浄してから乾燥させるのが一番成功率が高いのですが、最近の
電子機器は、なかなか分解できないものも多く、また分解してしまうことでメー
カーの補償対象外になるので自己責任となってしまいます。(ただし、メーカー
によっては水による動作不良は補償対象外なっていることがあります)
ですが、1週間もケータイが使えないと困るという事情もあると思いますし、上
記の方法で必ず復旧できるという保証はありませんので、どちらを取るかは当事
者の判断に任せるしかありません。
比較的使用頻度の低いテジカメやビデオカメラなら試してみる価値は高いと思い
ます。
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海で電気機器を水没経験ありは約6%、復旧率は3割程度
(2008/07/22アクセス)
- ダビング10と補償金問題
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今月4日から、地上デジタル放送(地デジ)番組のコピーが10回までできる「ダビング10」が開始されました。
インターネット上では以前から話題になったりしていましたが、インターネットを利用しない人の「ダビング10」の認知度はかなり低かったようです。
「ダビング10」は、6月2日に始まる予定だったのですが、権利者団体とメーカー側の補償金問題による対立によって延期されていました。しかし、8月に始まる北京五輪を意識して、権利者団体が世論の批評を避けるために合意し、1ヶ月遅れでスタートしました。
「ダビング10」は開始されましたが、デジタル録画機等の補償金問題は未だ解決しておらず、現在は対象外になっているiPod等も課金対象にする案が出されています。補償金の使い方が不明確で抵抗感を持っている消費者が大多数らしく、賛成する人はほとんどいないようです。
もし課金対象になるのだとしても、「ダビング10」の開始時のように、消費者を置いてきぼりで唐突に「課金対象になります」とならないようにしてほしいですね。
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ダビング10」本日スタート、一体何が変わる?
「iPod課金」に2人に1人が反対、賛成派はわずか4.9%〜アイシェア調べ
(2008/07/22アクセス)