会社概要  お便り  リンク  お知らせ  会員専用ページ
クインテットシステムからのお便り
2008年5月
ウィルスに感染しやすい時期は何時

突然ですが、皆さんはコンピュータがウィルスに感染しやすい時期は知っていますか?
実は連休中もしくは連休後が、ウィルス感染が最も報告されるのです。
では何故連休を狙って、ウィルス感染が急増するのでしょうか?


様々な要因はありますが、大きな要因の1つが連休中はパソコン使用率が低いため、セキュリティが最新版になっていないからです。
普段は毎日パソコンを使用していた人も、連休で旅行や帰省などでパソコンの使用率が低くなります。
そのため、ウィルス対策ソフトなどのセキュリティが、最新版になっていないからです。
セキュリティが最新版になっていないと、ウィルスには都合が良いのです。
多くのウィルスが、セキュリティの甘い場所を集中的に狙い、感染します。
連休明けは、パソコンのセキュリティやウィルス対策ソフトが最新版でない状態なので、ウィルスメールやウィルス感染サイトなどを閲覧すると、容易に感染してしまいます。

ではどうすれば、ウィルス感染のリスクを低く出来るのでしょうか?
連休明けはメールのチェックを優先的に行いがちですが、まずWindows Updateやウィルス対策ソフトを最新版にします。
これにより発見されたセキュリティの穴が塞がり、ウィルスや第三者の侵入を防ぐ事が出来ます。
Windows Updateは、毎月第3木曜日に更新されますので、こまめにチェックしておくのがベストです。
ただし、緊急性の高い更新プログラムの場合は、第3木曜日以外に更新されます。
ウィルスの感染者が多く確認された場合は、Windows Updateやセキュリティソフトの更新するのも対策の一つです。

以前ニュースでも取り上げられたNimda(ニムダ)やBlaster(ブラスター)は、連休中もしくは連休明けに被害が拡大し、マイクロソフトや各ウィルス対策ソフトメーカーなどで、ウィルス対策プログラムや駆除作業が急ピッチに行われました。
今年のゴールデンウィークはウィルスが蔓延することなく終わりましたが、連休の前後はこまめにWindows Updateやセキュリティソフトの更新を実行すると、感染リスクを減らす事が出来ます。
デスクトップに天体望遠鏡、MSの「WorldWide Telescope」
米Microsoftは5月12日に「WorldWide Telescope」のベータ版を公開しました。
これは、宇宙の写真を並べ、地球から360°全ての空を見ることができます。まず 真っ先に思い浮かべるのが、Googleが提供しているサービスの「Google Sky」で すが、あちらと比べて、ズームや移動がスムーズに出来るように思います。
残念なことに日本語にはまだ対応していませんが、美しい宇宙の写真を堪能する ことはできます。操作方法はドラッグで移動、ホイールの回転でズーム、右クリ ックで近くにある星等の捜査ができます。また画面下には表示しているエリアの 近くにある惑星や、星雲などが表示され、クリックすることでその場所まで移動 することができます。また、デフォルトの設定では星座線が入っていますが「View 」の中の「Figures」のチェックをはずすことで非表示にできます。
肉眼で見る星もすばらしいですが、ぜひ一度こちらもお試し下さい。利用するに は専用のソフトをインストールする必要があります。
デスクトップに天体望遠鏡、MSの「WorldWide Telescope」
(2008/05/15アクセス)
あなたのキーボードは大丈夫?
英雑誌社が、一般的に使われているキーボードの衛星調査を行ったところ、33 個中4つのキーボードが、健康被害を起こす可能性があるという調査結果を発表 したそうです。

以前のお便り「 キーボードやマウスを介して感染するウィルス」でも、衛生面でのお話をし ましたが、半年おきほどの定期的なお掃除が必要なようです。

しかし、たくさんのボタンが取り付けられたキーボードの掃除は非常に骨が折れ ます。隙間に溜まったホコリを取り除くためには、パーツを分解して掃除が最も 効果的なのですが、分解したパーツを完璧に元の状態に戻すのは、なかなか難し いです。

分解せずに掃除をするには、スプレータイプのエアダスターで根気よくホコリ を払っていくしかありませんね。

事前に予防するという意味では、キーボードカバーをつけることが効果的です。
また、最近では防水仕様のキーボードも販売されているようですので、水で丸洗 いしてしまうこともできるようです。
パソコンのキーボード、トイレより汚い可能性
(2008/05/15アクセス)
ファイル共有ソフトと著作権侵害
ファイル共有ソフトを使い、アニメをダウンロードできる状態にしたとして、著作権法違反の疑いで、9日に「Share」利用者が初逮捕されました。
また、12日には著作権団体や通信業界団体によって「ファイル共有ソフトを悪 用した著作権侵害対策協議会」が設立されました。
ファイル共有ソフトとは、インターネットを通じてファイルを多数のユーザー間で共有することを目的としたソフトウェアで、WinnyやShareといったものがあります。自衛隊や大手企業の情報流出や、Winnyの開発者が逮捕などで、たびたびニュースで報道されているため、パソコンに詳しくなくてもそれらの名前を聞いたことがある人は少なくないと思います。
これらのソフトは専門的な知識が無くても、導入の手順などが載っているホームページや書籍等があるために簡単に利用できてしまいます。
しかし、自分自身がデータを違法にアップロードしなくても、そのやり取りを中継する可能性があり、著作権法違反に問われる可能性があります。さらに、ファイル共有ソフトを介してウィルスに感染し、パソコン内に保存されているデータを流出させてしまうかも知れません。
「みんなが使っているから」などといった安易な気持ちで利用するのはやめましょう。
「シェア」でアニメ配信、3人逮捕 京都府警、著作権侵害容疑

「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会」JASRACらが設立
(2008/5/13アクセス)