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クインテットシステムからのお便り
2008年4月
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ウィルス被害経験者は5割以上、セキュリティ支出0円が3割
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NTTアドは3月31日首都圏在住の20代〜40代の個人ユーザーにおけるインターネットセキュリティに関する意識と利用実態の調査結果を公表しました。
調査結果は次の様になっています。
【セキュリティに関する自衛策の認知と実際に行なっているもの】
1 不審なメールを開封しない 認知97.1%、実行89.0%
2 迷惑メールの返信・URLにアクセスしない 認知90.0%、実行85.8%
3 不審なソフトをダウンロードしない 認知82.8%、実行65.7%
【ウィルスの被害を受けたことがある】
1 迷惑メールの標的になった 50.0%
2 パソコンが壊れた・遅くなった・ソフトが使えなくなった 35.2%
3 見たくない広告が表示された 26.5%
【脅威に感じているウィルス被害】
1 パソコンが壊れる・動きが遅くなる・ソフトが使えなくなる 79.0%
2 個人情報が勝手に取得され悪用される 78.0%
3 データのネット流出 77.7%
セキュリティに関する自衛策の認知と実際に行なっているものでは認知度は高いですが実際に実行しているのは認知度と比べると5〜20%と認知と実行に差があります。
ウィルスに対しての自衛策は認知しているがなかなか実行しない背景には自分は被害に遭わないだろうという考えが多くを占めているようです。
何らかのウィルス被害に遭ったという人は全体の52.4%と回答者の半数以上のユーザーでウィルスに感染してまさか自分がというユーザーが多かったようです。
セキュリティ対策への支出額調査では無料が約3割と2年連続で一番多かったようです。
平均支出金額は2,740円と去年のデータと比べると約400円程度低い金額になりより安い金額でセキュリティ対策ソフトの導入が出来る事をユーザーが求めているという結果になりました。
最近ではプロバイダが無料で提供するセキュリティソフトや安価で数年間更新無料というセキュリティソフトなど様々なソフトがあり導入するのが容易になってきました。
セキュリティソフトの導入を検討しているのでしたらこれを機に導入されてみてはどうでしょうか。
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「ウィルス被害経験者は5割以上、セキュリティ支出0円が3割〜NTTアド調査」
(2008/4/03アクセス)
- ビル・ゲイツ氏:「Windows 7のリリースは1年以内の可能性」
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今回はMicrosoftの次世代OSについての話です。
Microsoft社会長のビル・ゲイツ氏がWindowsの新バージョン「Windows7」(開発
コードの為、この名前のまま発売されるというわけではない)のリリースが来年
になると示唆したそうです。
「vista」の発売が2007年1月だった為、「えっ、もう次のOSが出るの」といった
思いです。現在店頭で販売されている多くのパソコンには標準で「vista」が入っ
ていますが、もし次世代OSのリリースが来年になった場合、Microsoftによる「vista
」のサポート期間も短くなってしまわないかと不安です。
現在私用で使用しているOSは「xp」ですが、「vista」を導入するか、それとも次
のOSまで待つか、非常に悩みどころです。いずれにしろOSを気にすることなくパ
ソコンライフを満喫できるようになるのが一番良いのですけどね。
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ビル・ゲイツ氏:「Windows 7のリリースは1年以内の可能性」
(2008/04/15アクセス)
- パソコンの起動と終了の話
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日頃からパソコンの電源を落とすときは、スタートメニューのシャットダウンか
ら「電源を落とす」を選んでパソコンを終了させていましたが、便利な休止状態
をいうものを紹介します。
休止状態というものを大まかに説明すると、「次にパソコンを立ち上げるときの
ために、現在のパソコンの状態を保持した上で、パソコンをシャットダウンす
る」ということです。
私は長らく、低電力状態でパソコンの状態を維持する「スタンバイ」と休止状態
を、全く同じものだと勘違いしていたため、これまで休止状態を使ったことがあ
りませんでした。
私はパソコンの電源を落とした後に、待機電力を減らすためにスイッチ式のテー
ブルタップを必ず切ることにしているため、待機電力が必要だと勘違いしていた
「休止状態」をこれまで使ったことがありませんでした。
しかし、休止状態にしてしまえばコンセントを抜いても終了前の状態に復帰でき
るわけですし、何より起動がとても速い&楽です。
どれぐらい早いものなのか、実際にわたしのパソコンで計測してみました。
○パソコンを休止状態にする:約30秒
○休止状態から再開する:約45秒(休止前の状態に戻るまでの時間)
○シャットダウンする:約30秒
○起動する:約80秒(スタートアップ起動完了までの時間)
通常起動すると、起動後に普段使用するソフトウェアを起動させなければいけな
いわけですから、さらに時間がかかることでしょう。
こうしてみると、前回状態が維持でき、しかも起動が早いといいことづくめですね。
もちろん、定期的にパソコンをシャットダウンすることで、パソコン全体をリフ
レッシュすることも必要になりますが、その周期は1ヶ月ほどでもいいとのこと。
設定方法についてはリンク先を参照
ください。イメージ付きで解説があります。
私も長らくパソコンを使っていますが、未だ知らない機能が多いです。だからこ
その面白さも、そこにあると思うわけです。
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パソコンの起動時間を半分以下にする方法
(2008/04/15アクセス)
- Windows Vistaのユーザーアカウント制御
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Microsoftの製品ユニットマネージャーが、サンフランシスコで開催された情報セキュリティイベントで「ユーザーアカウント制御(UAC)を搭載したのはユーザーをいらいらさせるためだ」と語ったということです。
UACはWindows Vistaに搭載されている機能の一つで、コンピューターの動作や、他のユーザーの設定などに影響がある操作が実行される前に、ユーザーに許可を求めたり、管理者パスワードの入力を求めてくるものです。
実際にVistaを使っているとUACによる警告がよく表示されます。
無害なアプリケーションに対して警告が出ることも少なくありません。
セキュリティの低いプログラムでは起動のたびに警告が表示され、ユーザーがそのプログラムを使いたがらなくなる事で、独立系ソフトウェアベンダーに対してセキュリティの高いプログラムを書くように圧力をかけるのが目的という事ですが、ユーザーがセキュリティの低いプログラムを使いたがらなくなるのは良いのでしょうけど、そのためにユーザーを不快にさせるというのは、少し変な気もします。
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MS:「VistaのUACはユーザーをいらいらさせるために搭載した」
(2008/4/14アクセス)