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クインテットシステムからのお便り
2008年2月
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コンピュータウィルス作成者、国内で初逮捕
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ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」でアニメ画像の入ったコンピュータウィルス「原田ウィルス」の亜種を不特定多数に配布したとしてウィルス作成、配信をした計3人が著作権法違反容疑で逮捕されました。
ウィルス作成者の逮捕は国内初だそうです。ウィルス作成者が著作権法違反容疑で逮捕された背景にはウィルス作成者を罰する法律が無いからだそうです。
今回の事件で使用された「原田ウィルス」に感染するとメッセージ、画像の表示やパソコン内のデータが勝手に削除されるなど様々な症状があります。
ファイル交換ソフトで個人情報漏洩など様々な事件が起こっていますがまだ多くの利用者がいます。
ファイル交換ソフトの利用者が関心を持っている様な音楽、画像、映像などにウィルス、スパイウェアを組み込む事で感染者数を効率よく増やす事が出来ます。
今回の事件でも話題性の高いアニメ画像が使用されたそうです。
この様なウィルス感染被害に遭わない為にもファイル交換ソフトを使用しない事がリスク回避になります。
その他にもウィルスの感染を防ぐには危険なサイトからソフトウェアをダウンロードしない事や怪しげなソフトウェアをインストールしない事などがあります。
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「コンピュータウィルス作成者、国内で初逮捕」
(2008/1/29アクセス)
- Internet Explorer 7
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今回はInternet Explorer 7のお話です。
2月13日より、マイクロソフトがWindows
Xpを使用している方を対象に、Internet Explore 7(
以下IE7)の自動配信が始まりました。現在IE6を使用している方は、新しいIE7に
ソフトをアップデートするか、それとも今使用しているIE6を今後も使用するかを
選択することができます。
IE6からIE7への大きな変更点の一つに、タブブラウザ化があります。これは、今
まではリンク先のページに移動する場合は、現在開いているウィンドウにリンク
先のページを表示するか、新しくウィンドウを開いてそのウィンドウの中にリン
ク先のページを表示をしていたかと思います。あまりにたくさんのページを開き
すぎて、気がついたら画面がウィンドウだらけ、ウィンドウを選択するのも、一
つずつ消していくのも大変ではなかったでしょうか?
IE7のタブブラウザは、使い方によっては、上記のようなわずらわしさから解放さ
れます。リンク先のページを同じウィンドウ内に開くことができるためです。
具体的にはCtrlキーを押しながらリンクをクリックすることで、同じウィンドウ
内にタブとして開くことができ、タブを選択することでリンク先のページを見る
ことができるようになります。
たとえば、ニュースの気になるトピックスを次々にタブとして開いておき、あと
からタブを巡ってニュースを確認していくといった使い方ができるようになりま
す。
さて、便利になったIE7、まだアップデートしていない方は、一度試してみてはい
かがでしょうか。ただし、お使いの環境、またはソフトによっては予期せぬ不具
合を起こす場合があります、マイクロソフトでは、IE7からIE6への再インストー
ルの方法を紹介しています。http://support.microsoft.com/kb/318378/ja。また
は、弊社のサポートをご利用ください。
- WindowsXPで標準利用されている壁紙
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WindowsXPユーザーの方なら、デスクトップで標準で使用されている「草原」と
いう壁紙をご存知かと思います。
実はあの壁紙、CGではなく実際にカメラで撮影された写真だそうです。
筆者も長くこの壁紙を使用していますが、これまでCGで作成されたものだと思っ
ていました。
あまりにも構図がよく、綺麗すぎて現実味を帯びていないと感じていましたが、
この広い地球にはこんな素晴らしい風景があるんですね。
肝心な撮影された場所はというと、アメリカ・カリフォルニア州のソノマバレー
というところらしいです。
撮影したカメラマンとともに、この壁紙を選出したマイクロソフト社スタッフも
なかなか良い仕事とをしたのではないかと、デスクトップを眺めながら感慨に
耽ってしまいます。
- HD−DVDとブルーレイ・ディスク
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新世代DVDの規格争いで、東芝が「HD−DVD」(HD)方式から撤退する方針になったことを受け、利用者に波紋が広がっているとのことです。
これはHDと、もうひとつの新世代DVDの規格である「ブルーレイ・ディスク」(BD)には互換性がなく、BD用の映画ソフトなどはHD対応機では再生ができないからです。
現時点のDVDソフトの市場から見れば、新世代DVDは「ごくわずか」とのことで、通常のDVDはどちらも対応機でも再生できるため、当面はHD対応機の購入者も不便にはならないようです。しかし、BDに規格が一本化された場合、HD用のソフトを製造してきた映画会社もBDに乗り換えていき、新作のHDソフトが作られなくなる可能性が高くなります。
これから新世代DVD対応の録画再生機を買う場合にはそのあたりをしっかりと確認し、すでにHD対応機を購入した人たちは、企業がどんな対応をしていくのか注意しておくとよいでしょう。
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「東芝>HD撤退後、購入者への対応は? 問われる企業姿勢」
(2008/2/19アクセス)