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ドリール正距円錐図法


英語名称 De Lisle's projection
投影面 円錐図法
光源 非投射図法
正性質 正距図法
有効範囲 頂点から(180-円錐頂角)度(ただし75〜150度)
出力寸法 円錐頂角により変化する
等長線 中心緯度から南北へ(割線間隔/2)の緯線とすべての経線
特徴 緯線は同心円、経線は中心からの放射状直線で表されます。緯線間隔は正しくなりますが、経線間隔は割線の内側では縮小され、外側では拡大されます。円錐頂点から投影中心までの距離で半径を決定しているため、極が弧で表されます。割線間隔を0度にすれば割線は1本で中心緯度と一致します(接円錐)。この場合をトレミー図法とも呼びます。トレミーとはプトレマイオスのことです。全体のバランスがよいため、円錐図法による主題図を作成するには適しています。地勢図としてはヨーロッパ、アメリカ合衆国程度の広さまでを表すのに適していて、地図帳の中緯度地域の地域図として多用されています。1745年にフランスのジローム・ドリールが考案しました。
サンプル ドリール正距円錐図法の世界図


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