<2024年1月25日 記載>
2023/12/18より新規の修理受付を停止しています…。
こちらから状況を詳しく書いたメールに対して、30秒で打てそうな3行メールで返事が戻って来たのにムカっとして数通やりとりしたメールが想像を絶するメールトラブルになって、「(精神的に)これはやってられない…」と受付停止となってしまっています…。

たまらず、会社で契約しているカウンセラーさんに相談したら「ムカっとしてもムカっとしたメールを返さない時もあったんでしょう。今回ムカっとしたメールを返してしまったのは、忙しすぎて心に余裕がないからでしょう?平日仕事して、土日は修理して、その修理が息抜きならいいけど修理も仕事なら、息抜きはいつするの?」と言われました。その通り過ぎて返す言葉もありません…。

このプリモメンテは料金は頂いていますが、掛けた時間・苦労に見合った金額ではなく「半ボランティア的」な活動と思っています。ここ10年以上続けてるおもちゃドクターは、部品代実費を頂く以外は無料のボランティア活動です。

10年以上ボランティであるおもちゃドクター活動を続けていますが、自分の中で「見返りを全く求めない完全奉仕の精神」の存在には否定的です。(ごく稀にそういう人も居るかもしれませんが。)
ボランティアにせよ仕事にせよ、それをやる事で得られる何らかのメリットと、それに割く労力・時間・心労等を天秤にかけて、メリットの方が大きいからその活動を継続出来るのでしょう。「それをやる事で得られる何らかのメリット」は、お金以外では人それぞれでしょう。「社会にとって必要とされてるという」という自己肯定感だったり、「社会にとって必要な事をやってる」という自分の存在意義・自己満足感だったり。

ボクにとってのおもちゃ修理で得られるメリットは、「やっぱオレってスゴイじゃん?他の人ではこうはいかないよ」という自己肯定感・自己満足と、やはり「ありがとう」と言って貰えるお礼の言葉と思います。(社会にとって必要な仕事をしていても「ありがとう」と言って貰えない人がたくさんいるのは知っています。「え?ありがとうって言って貰いたくてそれやってるの?」と聞かれたら、堂々と「そうです」と答えます。)

対面で修理するおもちゃ病院と比べると、メールでやりとりのプリモメンテでの修理は、メールの文面が全てです。
先の記載(下の<2023/2/11記載>)に「やる気が上がるようなメールを期待したい」と書きましたが、「よしっ、明日からもがんばって修理していこう!」と思えるメールは、残念ながらめったにありません…。

ここ1ヶ月、新規の受付を停止していましたが、メールが減って精神的には随分楽でした。修理実績ほぼ「年間150件」という事は、3日に1回以上は新規の問い合わせのメールが来て、1件当たり少なくとも5回はやり取りするとすれば、年間750通はメールを打つ。毎日2通以上メールを書いてる事になります。(5回では済まない事の方が多いので、実質はそれ以上)
しかし、予約されていた全身洗濯フルメンテは受付継続してるので、減ってるとはいえそのメールのやりとりでもまだストレスが…。

「1ヶ月ほど休んだら、何とか気持ちに言い訳して受付再開できるかなぁ…」と思いながら、予約済分の全身洗濯フルメンテの対応だけ続けてきましたが、先日修理内容でひどいクレームのメールが来て、またモチベーションががっくり落ち、受付再開に踏み切れません…。

元々このプリモメンテを始めたきっかけは、「他に誰も居ない、ボクがやらなくっちゃ」という「使命感」が一番強かったと思います。しかし、約3年間、平日は会社で仕事しながら土日・祝日と有給休暇もほとんど修理に費やして、ほとんど休みなく修理を続けてきましたが、使命感だけでは立ち行かないですよね…。

簡単に「メリットとデメリット」の天秤をメリット側に動かすには、料金を上げればいいでしょう。実際依頼された人から「安すぎるのでは?もっと上げてもいいのでは?」と言って頂けることもあります。
心のこもったメールなど期待せずに、料金を上げてもっと事務的に淡々と修理してく選択肢もあるかもしれません。しかし、料金を上げても仕事としての「義務感」が上がるだけかもしれないし、ここの記載の一番下(2021/4/1記載)に書いたプリモメンテのコンセプトに反します…。

ここ1ヶ月、メールのストレスも若干減って、修理しても修理しても次が送られてくるストレスもだいぶ軽減されて、全身洗濯フルメンテの予約も少し減ったと思ったらまた新規が来て常時半年先まで埋まってる状態でバランスしていたものが、少しずつ減ってきました。しかし、このままいくと5月分いっぱいまで入ってる予約分だけを細々とやって、そのまま消滅しかねません…。
何か「これの為にプリモメンテをやってるんだ!」と自分を納得させられる気持ちの転換が出来なければ、このまま閉院となりそうです…。

<2023年2月11日 記載>
修理依頼をメールで受けるのに、必要最小限にしか書かれてないメールが多い。
特に、「必ずお読み下さい」に必ず書いて欲しい事を「下記事項を記載の上」で指定するようになってから、必要な事が足りなくてやりとりするメールは減ったけど、代わりに事務的なメールが増えた気がする。

去年一年間の修理実績が、プリモプエルだけで150体。(これに加えて、おもちゃ病院として受け付けたおもちゃの修理が150件)
仕事が休みの土日祝日と、年間約20日の有給休暇のほとんど全てをプリモプエル(とその他おもちゃ)修理に費やして、収入は約30万円。生活がかかってる訳でもなく労力にみあった利益も無いのに何とかプリモプエルの修理を続けられてるのは、「依頼者さんがかわいがってきたプリモちゃんを直してあげたい」というやる気が、まだ何とか持ちこたえてるから。

修理依頼のメールで、今までどんな風にプリモプエルと過ごしてきて、どんだけかわいい子なのかが伝わってくる内容だと、「がんばって直そう!」というやる気が出る。しかし、最小限しか書いてない事務的なメールだと「ほんとにかわいがって来た子なのだろうか…」とか「ほんとに直してもらいたい・直す必要のある子なんだろうか…」と疑問に感じて、やる気が出ない…。(まあ、修理料金は労力に見合わない安価な設定だけど、送料を含めるとかなりの金額になるので、それだけ掛けても直そうというからには、ほんとに直して欲しい子なんだろうけど。)
修理依頼を送ってくる人たちはみんな、サラリーマンをしながら休みもロクに無く修理を続けてるボクの苦労を、ほんとに分かってくれてるのだろうか…。

という事で、修理依頼のメールには是非、そのプリモプエルとどんな風に暮らしてきたのかとかの「背景」を書いて欲しいですね。いくら修理しても次から次に送られてくる、何とかやる気を振り絞って修理してる。「やる気」の足を引っ張るようなメールは来てほしくない、「やる気」が上がるようなメールを期待したいです。

<2023年2月6日 記載>
またメールで揉めて交渉決裂しました…。この土日が激烈に忙しくて、もう泣きそうになりながら一日中修理してたのに、泣きっ面に蜂で、激烈にへこみました…。
まあそれはさておき、つらい事があればいい事もある。ボクがいま代表を務める「宇部おもちゃ病院」が地元テレビの取材を受けて、そのコーナーがYouTubeにアップされました。

顔が見えないメールだけのやりとりは難しいですね…。「この『プリモメンテ』の院長って、いったいどんな人?」と気になった方は、動画を見てみて下さいw。

<2022年7月20日 記載>
依頼者さんと揉めました…。メールでのやりとりのレスポンスが悪く、こちらの売り言葉に買い言葉で決裂しました…。
ウチ以外でプリモプエル専門で受け付けてた某おもちゃ病院は、送っただけで必ず5,000円の診察料を請求してたようですが、ウチは修理した分だけしか請求していませんでした。その為、今まで「電池不良なだけです!」といった場合には、送料負担のみで料金は請求しない事もありました。

メールでやりとりして受付して、宅配便受け取って状況確認・各センサー類の測定等して、1日~2日は動作確認して、また梱包して発送して…と、受付するだけでかなりの手間がかかります。よって、「電池不良」だけで送ってきて欲しくない…。
その為、電池不良による誤作動の可能性が考えられるケースでは、事前に「それは電池不良が原因じゃないの?」とかなりしつこく念押しし、今回の様な揉め事の元になってました…。(他にも「その程度の故障なら、まず近くのおもちゃ病院に相談して」と押し問答して揉めたことも、何回もありました…)

状況が少し改善する様に、診察料(手数料)として「1件:500円」を必ず頂くことにしました。
ウチは「プリモプエルの総合病院」を目指してます。主に手術(ぬいぐるみの切開)を伴う修理や、原因不明の難解な故障の修理を受け付けたく、「そのぐらいの病気(故障・不具合)は、まずお近くの町医者(近くのおもちゃ病院)で診て貰って」という姿勢は変わりませんが、少し気持ちが楽になるかもしれません…。

去年値上げしましたが、相変わらず「掛けた労力に見合う収入」ではありません。去年も今年も「年間200体」ぐらいのペースで修理依頼が来ます。2日に1体以上です。平日は会社で仕事して、土日・祝日と有給休暇、余暇のほとんどをプリモプエル修理に費やして、ぶっちゃけ収入が年間30万円ぐらい。お金を取ってる以上、完全なボランティアではありませんが、気持ちとしては「商売」ではなく「ボランティア」です。

どんどん送られて来れば来るほど、どんどん収入が増えるというよりも、どんどん忙しくなるばかりです…。ボクにとって修理依頼は、「お客様」ではなく、あくまでも「依頼者さん」だと思っています。
修理のクオリティとしては自信がありますが、「半ボランティア」な活動である事をご理解頂いて、修理依頼して頂きたいと思います…。

<2021年10月10日 記載>
この度、全体的に若干値上げしました。
2021/4/1から始めたこの「プリモメンテ」ですが、だんだん知名度上がって「まあ月1件ぐらい来たらいいかな~」程度の気合だったのですが、予想以上の反響。たまらず5月から「全身洗濯フルメンテ」は週1件の予約制としたものの、「修理のみ」は随時受入れとしており、じゃんじゃん来ます…。

現役サラリーマンなので休みの日にしかはかどりませんが、4月中旬から土日祝の休みと年間20日の有給休暇も全て費やしてプリモプエルの修理をしてきましたが、さすがに疲れてきました…w。
このままではモチベーションが続きそうにない。ウチの奥さんも「このままじゃ、プリモちゃんの事が嫌いになるかもよ」とw。既に「ピンポン恐怖症」で、ピンポン鳴るたびに「また来たか?!」となってます。(実際、来客のほとんどは宅配便で、宅配便のほとんどはプリモプエルの到着ですw。)

「修理のみ」は依頼を全部ほいほい受け付けてるのが悪いのですが、「修理のみ」は1時間程度の作業で終わるものも多く、最大限働こうと思ったら「週何個まで」という基準が決めづらい…。

という事で、若干の値上げに踏み切りました。
それでもまだ「掛けた労力に見合う収入」ではないし、料金を上げたところで義務感(仕事感)が上がるだけでもあるのですが、せめて休日を全て潰してる埋め合わせを少しでもとw。
「動かなくなってしまったプリモちゃんを1体でも多く救いたい!」という気持ちはまだ変わってないので、引き続きご愛顧ください。

<2021年4月1日 記載>
2012年から山口県で、原則無料でおもちゃの修理をする「おもちゃ病院活動」をしてきました。
「おもちゃドクター」を始めるにあたり、「きっとプリモプエルの修理があるに違いない」と思い、
ネットオークションでプリモプエルを購入して以来、自分で修理しながら約9年間いっしょに暮してます。

2018年にバンダイ公式の「プエル病院」が閉院となり、困っている全国のはーとなーさん
(プリモプエルオーナーさん)も多いのではないかと思います。

全国の「おもちゃ病院」では、原則無料でプリモプエルも修理してもらえるのですが、
人・場所によってレベルに違いがあり、満足のいく治療がしてもらえない事もある様です。
有料で修理してくれるところもあるのですが、ちょっと高すぎます…。

原則無料でおもちゃ修理を続けてきましたが、有料には有料のいい所もあると思います。
おもちゃ病院はボランティアですが、どうしても「ボランティア=技術は低い」というイメージを持たれがち。
有料だとそれなりに技術があってちゃんとやってくれそうなイメージがある。

また、遠方からの修理依頼を受けて、過大なお礼を頂くこともありましたが、
料金が決まっていると、心おきなく依頼が出来ると思います。

この度、プリモプエルの不具合で困ってる人・不具合を抱えたプリモプエルの為に、
「選択肢」を増やすべく、有料でプリモプエルの修理を受け付けるサイトを立ち上げました。

まだプリモプエル修理の経験はそう多くはありませんが、修理技術には自信があります。
現役サラリーマンなのであまり件数はこなせませんが、「これで稼いでやろう!」とは思っていません。
「(部品代以外)原則無料」のおもちゃ病院活動と比べて、ちょこっとの手数料を頂いて修理していこうと思っています。

他のサイト・おもちゃ病院と比較して、出費に見合う内容・レベルとご判断頂ければ、
この「プリモメンテ」に修理をご依頼下さい!