あみの新三都物語




あみの新三都物語 ロンドン編 その1



2005年1月11日(火曜日)。私一人でのパリ行きを主張し、3人で出かけることを渋っていた夫のOKが出たので、今回の旅も私と夫と健人との3人で、出かけることになりました。 日本旅行から航空券基本代金が39,000円というのが出たので、夫をなんとか説得しました。 ブリティッシュ・エアウェイズに乗るのは10年ぶりです。この値段で乗れるとは信じられません。 しかも旅行保険つき! 実際は、成田空港使用料が2,040円、現地出入国税が6,600円、航空保険料が1,200円かかり、 結局、一人当たり48,840円がかかるのですが、この辺は説明せずに済ませました。

日本の国際空港の使用料です。
 成田空港…大人2,040円 子供1,020円 幼児無料
 関西空港…大人2,650円 子供1,330円 幼児無料
 中部国際空港…大人2,500円 子供1,250円 幼児無料
 福岡空港…大人945円 子供472円 幼児無用

航空保険料とは、2001年9月11日に発生した米国同時多発テロがきっかけとなり、航空機にかかる保険料金が大幅に値上がりしたため、その保険料の一部を搭乗者が負担するものです。 航空保険料は、国際運送機関(IATA)が認可しており、必ず支払わなければならないものですが、航空会社により保険料金は異なります。 夫が帰国後、このことを知って、「今後、君から航空運賃を聞くときには、内税か、外税か尋ねることにしよう」と、言いました。 え?

ロンドンには、太陽を追いかけて飛ぶので、時間がゆっくりと進みます。ロンドンに到着すると、時計の針を 9時間戻します。つまり、時差が−9時間あるということですね。 11日の12時55分に出発したのに、なんとロンドンには同日の16時20分に到着します。3時間25分の旅です。ロンドンは近いですね。いや、これは冗談。9時間足して、12時間25分の旅です。



我が子健人にとって、12時間の飛行機での旅は初めてでしたが、健人の好きなTVプログラム、カートゥーンネットワークがあったので、飽きずに過ごしていました。 こういうときは、テレビっ子であることも助かりますね。夫も映画に嵌って、3本も見たようです。寝ているか、テレビを見ているかでした。夫は、映画オタク?



ロシア上空です。雪を被った大地が見えます。寒さの嫌いな夫にとっては、ありがたくない光景でしょう。北海道に育ちながら、寒さの嫌いな夫。 ヨーロッパ行きを渋ったのは、このあたりにも理由がありそうです。



前壁に面した座席をもらいました。脚を伸ばすためと、我が子が前の座席を蹴って迷惑をかけないために、空いていれば、この座席をもらいます。 このボードの上に赤ん坊を入れた籠を固定するのでしょう。でも、私たちは、出される飲み物や食べ物を置く台として大いに活用させてもらいました。 このようなボードが3つ並んでおり、すべて小さな子連れの乗客がその座席を利用していました。赤ん坊はいませんでしたが、小さな子供がいましたので、 この座席周辺はやはり騒々しい。静かに乗っていたい方は避けたほうがいいですね。



これは機内でもらった玩具です。電子ゲームがついていて、我が子にとっては移動の多い旅行の時間つぶしに大変に役に立つものでした。バッグも結構しっかりとした作りでした。



玩具は要求しないともらえませんが、このセットは座席の前のポケットに入っており、全員がもらえます。アイマスク、靴下、歯ブラシと練歯磨きが入っていました。



ヒースローの空港にあったインターネットカフェです。この奥にコンピュータが10台程度並んでいます。15分間1ポンドです。 空港や市内には、電話をかける感覚でインターネットができるボックスを散見できます。日本語のフォントの問題がなければ、便利です。 取れていなかった13日のパリのホテルの予約を入れようとしましたが、諸々の理由で断念しました。 このインターネットカフェには、情報ソケットがなく、自分のラップトップを使うことができませんでした。ホテルの予約サイトの URL、ID、パスワードなど必要な情報は、すべてラップトップの中です。 自分のパソコンを起こし、ブラウザやメーラーを立ち上げて、URLなどを紙に書き留めて、URL入力、ホテル検索、ID入力、パスワード入力、、、で、挫折。

何事にも、準備はしておくべきですね。自分のホームページに、ホテルの予約サイトのページを作ろうと考えています。自分のホームページを開きさえすれば、事足りるようにするのは便利でしょう。 このとき、日本語の文字化けを考えて、英語でも表記しておけば、万全かな?



ロンドンでの滞在先の近く Queensway 通りには、インターネットカフェがたくさんあり、使用料金にはかなり幅がありましたが、いずれも情報ソケットはなし。 yahoo、exciteなどのメールを読むには、不便はありません。たぶん、、、



ヒースロー空港から市内までのアクセスはとてもいい。地下鉄で、ロンドンでの宿泊先 HYDE PARK TOWERS のある Bayswater 駅まで移動です。空港で1時間以上時間を浪費してしまいました。



ホテルは、地下鉄駅のすぐそば。きょうは、道路の渋滞を避けるため、家を朝早く出て(4時起き、5時30分出)、24時間後、ホテルに着いたことになります。疲れました〜。



写真を撮る前に我が子をいったん寝かせましたので、乱れていますが、HYDE PARK TOWERS のベッドです。 3人が川の字に寝るには、非常に狭い。 まあ、部屋自体が狭いですから、仕方がありませんね。ドアに背をつけて写真を撮っていますから、狭さがお分かりになるでしょう。



あるだけましのバスタブです。この部屋、バスルーム自体が非常に狭い。前回のロンドンは、夫と2人で来ましたので、B&B でした。バスタブなどなし。だから、これでも満足。 10年前は、現地でB&Bを自分の目で見て廻って、いくつか泊まり歩きました。それにかなりの時間を取られた記憶があります。今は、ネットの時代です。 日本で、このホテルの BOOK ONLINE で予約です。便利になりました。ホテルは、ホテルの予約サイトで見つけて、実際は、直接ホテルに予約。 その方が安く予約できる場合が多い。今回の経験から学びました。



ロンドンでのホテル選びは、アクセス優先。駅のすぐそばは、やはり楽でした。ヨーロッパのホテルは、アジアと比べて割高な上に、居住性や朝食には期待できません。



このホテルの朝食は、パンが2種、シリアルが4種、ジャムが3種とバター、それにコーヒーと紅茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、これですべてです。 調理人がいるので、スープや卵料理は頼めば作ってくれますが、有料です。滞在中、頼んでいる人を見かけませんでしたから、インド系の調理人は暇を持て余していました。 期待しないところに失望はなし。夫は、何の感想も述べずにしっかりと朝食をとっていました。 焼きたてのクロワッサンは、ちょっと油の強いものでしたが、温かいだけまし、というところでしょうか。 まともな朝食を取りたければ、大枚をはたいて高級ホテルに泊まるしかありません。






ロンドン滞在は、2日間だけ。駆け足で歩き回ることになります。でも、まだ、パリ最初の日のホテルがとれていない、、、




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