オカリナ教室かんら (オカリナ伴奏かんら)


オカリナ用のカラオケ伴奏を作成、販売して居ります。(楽譜付き)

カラオケ伴奏がメインですので、どうぞ伴奏にご注目下さい。

カラオケ伴奏の作り方


初めカラオケ伴奏作りの目的は、オカリナ仲間たちと、お気に入りの曲を、お気に入りの伴奏で演奏して楽しむ事でした。

私のカラオケ伴奏の作り方の手順です。

1、曲全体の構成を決めます。
   イントロ・1番・2番・間奏・3番・エンディング・・・など。
   基本はオリジナルの通り。(楽譜はこの段階で作ります。)

2、パソコンの音楽作成ソフトにコード進行を張り付けます。
   1で作った構成の通りにします。

3、リズム楽器を録音します。
   ドラム、ベース、リズムギター、リズムピアノ、パーカッ
   ション・・・など。

私が使っている音源は『ローランド インテグラ7』という音源モジュールです。この箱の中にドラム、ベース、ギター、ピアノ、チェロ・・・などなど6000の楽器の音源が入っています。しかもスーパーナチュラルサウンド。

上のインテグラ7で音色を選び、下の鍵盤で弾きます。ドラム、ベース、ギター、ピアノ、チェロ・・・など全てこの鍵盤で演奏します。


4、イントロ、間奏、エンディングを録音します。


5、メロディを録音します。
   このメロディはCDのカラオケの方には入れません。

6、オブリガードを録音します。
   オブリガードとは、メロディの切れ間に入る、1小節に
   満たない短いフレーズです。『おかず』とも言います。
   これが入ると、グンといい感じになります。
   ギター、ピアノ、サックスなどが多いです。

7、ハーモニーを録音します。
   メロディを引き立たせ、曲の重みが出ます。
   バイオリン、ビオラ、チェロなどのストリングスが好きです。

     全ての録音は1回の演奏でОKは有り得ません。
     納得がいくまで何回もやり直します。


   私が使っている音楽作成ソフトは『アビリティ3,0プロ』といいます。
   作成の方法は手弾きの『オーディオ録音』です。楽器を一つずつ、耳コピし
   て、演奏して録音していきます。気の遠くなる作業です。
   1曲仕上げるのに平均、延べ100時間かかります。

8、最後にミキサーで全ての楽器のボリューム調整をして1曲の完成です。

9、プレイリスト作成・・・仕上がった曲をCDの曲順に並べてリストを作ります。

10、全ての曲のレベルを調整します。ノーマライズと言うそうです。
   1曲目は音が大き過ぎ、2曲目は音が小さ過ぎ・・・・・
   これでは困ります。全ての曲が自然に聞けるようにします。


   CDの仕上げには波形編集ソフトを使います。私が使っているのは『サウン
   ドイット8プロ』というソフトです。これでマスターCDを作ります。


11、マスターCDを作ります。
   CDが出来たら、まずヘッドホンで聴きます。
   次にホームステレオで聴きます。
   そして、車に乗ってカーステレオで聴きます。
   すると、直したい所がいくつも出てきます。

12、修正後、2枚目のマスターCDを作ります。
   また3つの方法で聴きます。
   だいたい3枚目か4枚目のマスターCDが完成版になります。

      生音はこのマイクを使って録音します。

 
      生録の音のツブを揃えます。


     音楽作成にはクセのないスピーカーが良いそうです。



オーディオインターフェース タスカム801i