片麻痺で出来ること


「片麻痺の自分には不可能だ」と思っていた事も工夫次第で可能になる場合があります。
ここでは僕の工夫体験のほんの一例を紹介します。



おにぎり 焼きそば コーヒー 文鎮 滑り止め スポンジ 歯ブラシ固定 ブックスタンド ペットボトル蓋開け






片手でおにぎり
※写真をクリックすると大きくなります。
しっかりおにぎりの型の容器を水で濡らします。(後でおにぎりを取りやすくするため)
ご飯を容器の半分ほど詰めます。
具を入れます。
(写真は梅干)
具の上にもう一度ご飯を入れます。
容器のふたでしっかりと押さえます。
おにぎりを容器からはずして満遍なくお塩をまぶしていきます。
※ここがポイント

海苔を敷いて真ん中におにぎりをおきます。
海苔をおにぎりに巻いていきます。
おにぎりをバタンと倒して反対側にも。
海苔が重なった部分がはがれないように数秒間押さえます。
全体的に形を整えて!
出来上がり。
簡単に出来たでしょ

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片手でカップ焼きソバ
※写真をクリックすると大きくなります。
カップを裏返して片手で包装ビニールを破ります。
本当は湯きり側は湯きり寸前に剥がすのですが片手では熱くて触れないので湯を張る前に剥いでおきます。
普通に中のソース類を取り出します。
ここも普通にお湯を入れます。
湯きり側を前もって剥いでおいたのでそこから湯きりをします。
指を半分ずつ上手に使ってふたを剥ぎ取ります。
※ここがポイント

片手でソースを持って切れないので麺と容器にソースをはさんで立てかけてハサミで角を切ります。
ソースをかけて
滑り止めマットの上で麺にソースをまぶします。
最後に青海苔を麺にまぶして出来上がり。

※どのカップ焼きソバでも要領は同じです。

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片手でドリップコーヒー
※写真をクリックすると大きくなります。
滑り止めのマットの上でドリップペーパーの端を折っていきます。

※すぺり止めが無くても可能です。
ドリップペーパーを普通にドリップフィルターの中にセットします。
後は普通にお湯を入れてドリップコーヒーを作ります。

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片手で簡単ラップ
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まずはラップをしたい皿を滑り止めマットの上に置き、その皿からこれくらいのところにラップを置く。
ラップを長めに伸ばし皿の下に敷く。皿の重みでラップがスムーズに切れる。
後は手で皿に敷きながら皿を回していけば片手でも簡単にラップが出来ます。

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本を読むときの必需品!文鎮
※写真をクリックすると大きくなります。
この文鎮の様なカナズチの様な、なんとも得体の知れない道具は普通にホームセンターの大工用品のコーナーに置いていました。
片手しか動かないので、本を読むときは本のページを押さえられないので非常に苦労します。かと言ってちょうど良い文鎮を探すのには苦労します。しかし写真の道具は本のページの上に置くのにピッタリです。
本を読むときは各写真のようにページの上に置けば文鎮の様に使えます。いや取っ手があるので文鎮より使い良いかも知れません。

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百均の滑り止め
※写真をクリックすると大きくなります。
介護用品の値段が高い滑り止めではなく百均で売っている介護用品ではない普通の滑り止めです。
写真の様にビンなどの蓋を開ける場合にも非常に便利です。
缶コーヒーや缶ジュースの蓋を開けるときもハサミなどで引っ掛けて開ければ滑らずに、簡単に処理が出来ます。

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食器洗いのスポンジでこんな事が出来ます。
※写真をクリックすると大きくなります。
どこの台所にもあるスポンジを新規に購入しました。全く片手を動かす事が出来ないので両手でゴシゴシ手もみ洗いが出来ないので、この台所用のスポンジを使って丁寧に手洗いをします。
手またはスポンジに石鹸を付けて写真のように手のひらを良く洗います。
手の甲も写真のように良く洗います。
最後の仕上げに良く石鹸を洗い流します。

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歯ブラシ固定グッズ
※写真をクリックすると大きくなります。
歯ブラシに歯磨き粉をつけるときに片手では非常に不自由だと当時担当の作業療法士に相談したらこの自助具を作ってくれました。
このように先端のチューブの切り込み部分に歯ブラシをはさむだけで片手でも不自由なく歯磨きをつけることが出来ます。素材は伸縮性があるのでほとんどの歯ブラシに使えます

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ブックスタンド
※写真をクリックすると大きくなります。
普通に売っているブックスタンドです。滑り止めのマットの上にセットします。
スタンド下のフックを開いたら、片手でも簡単に本を立てる事が出来ます。
ページをめくる時も片手でラクラクです。下のフックに挟み込むだけ。
こうすれば左手が使えない僕にもラクラクで本が読めます。左右に限らず片麻痺の必需品ですね。

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ペットボトルオープナー
これは市販のペットボトルオープナーです
これではボトルが回ってしまうので、使えないですよ。
両足に挟めば何とかなりますが左足は全く動かないのでこの作業も一苦労です。動かないという事は挟むのに力が入らないのです。なのでボトルがうまく挟めないのでそれが一苦労。

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