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コンサートの予定と出演者のコメントです。
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渡辺淳一文学館ドラマチック ライヴ
〜平野則子ソプラノリサイタル
2009.7.25(土)16:00開演

エリエール・スクエア
渡辺淳一文学館地下1階講義室

入場料:\2500
第2部
武満徹「SONGS]

さようなら
  新日本放送(現在の毎日放送)朝の連続ラジオ番組「私の歌」で、1954年3月に放送されました。
”恋が瓦礫(がれき)のように身震いする。さようなら、あなたの中にわたしの、わたしの中にあなたの・・・
あなたの中に、わたしは部屋をかぎりなく、探しつづけている・・・”

恋のかくれんぼ
 1961年、映画「班女」のために作曲され、ペギー葉山さんによって歌われました。
 ”まあるい地球に朝がきて、誰かと誰かがかくれんぼ〜”と始まる可愛い歌ですが、2番は”あなたとわたしと通りゃんせ・・・往きはよいよい、帰りは怖い・・・”なんだかほんとに怖くなりません(笑)?
「It's the wey of love!〜それが二人の恋の細道!」と結びます。


 1963年の映画「白と黒」の主題歌、歌ったのは岸洋子さん。この曲のオリジナルテキストの通り、フランス語で演奏します。
 「雪が降っていた。男が離れると、女が泣き出す。白い夜のあとの、もうひとつの白い夜・・・」

三月のうた
 1965年、映画「最後の審判」主題歌。
 ”わたしは花を捨てていく、わたしは道をすてていく、愛だけを抱いてゆく・・・”

めぐり逢い
 1968年、映画「めぐり逢い」の主題歌。封切の日の新聞に「現代音楽の武満徹、流行歌を作曲。甘いスローバラード調。」と書かれたそうです。シンガー&ソングライターの荒木一郎の作詞。出だしの”めぐり逢える、その日までは、つらい夢もみるでしょう・・・”というフレーズが好きで好きで。

燃える秋
 1978年、映画「燃える秋」の主題歌。原作は五木寛之氏です。ハイ・ファイ・セットが歌っていました・・・と聞いてピンときたひと!・・・それなりの年代でいらっしゃいますね?(笑)はい、あれです、あれ。

島へ
 1983年、TVドラマの挿入歌として作曲されましたが、そちらでは使われず、その翌年、合唱曲として発表されました。「あなた」と結ばれ眠る島を求めて、都会の海をさすらう「私」・・です。

昨日のしみ
 ”まっさらみたいに思えても、今日には昨日のしみがある。”
 1995年、月刊誌「ザ・ゴールド」の企画により作曲。初演は1996年6月6日、小室等さんが歌いましたが、武満徹本人はその年の2月に亡くなっていますので、それを聴くことはかないませんでした・・・。
 なかなかリアリティある歌詞なの。私、”涙をシャワーで流した”こともあるし、”心の痛みをお酒で癒す”なんてしょっちゅうやってる・・・ね(笑)。
でも”希望は自分で探すだけ!”

小さな空
 1962年、TBSラジオの子供のための連続ラジオドラマ「ガン・キング」の主題歌、詩も武満徹。
・・・子供の頃は、いつも空を眺めていました。
 大きな夢と、子供らしいたくさんの疑問を抱いた小さな私にとって、空は世界であり希望であり、想像力の源泉でした。
今の私の心の隙間に、この曲はぴったりと寄り添ってくれています。
やっぱりこの曲大好きだぁぁぁ!自分の魂の一番いいところで感じて、歌いたいと思っています。
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1部
 第2部のピアニストは鎌倉亮太さんです。「フィガロの結婚」「ラ・ボエーム」では、副指揮者と歌手としてのお付き合いでしたが、
 今回は初めて共演させていただきます。刺激的なアンサンブルになりそう・・・彼はとても楽しそうにピアノを弾くんです。
 その空気をもらいながら、自由に大胆に、音楽の空を漂いたいです。