● 実験テーマ157
「aitendo2025お楽しみBOXを試す」
(今年はゲットできました。整流回路付き5V出力電源キット:K-7805Aとミニアンプキット:AKIT-M386VRを使える形にまとめました)
■ 2024.12.28
・10:00から、通販のみで注文可ということだったので数分前から電話口に待機し一番に電話し注文完了。
コードネーム:LM(液晶・マイコン):税込み2766円を注文した。(限定100点の販売)
尚、15分ほどで「完売御礼」となったようだ。
■ 2024.12.29
・福袋(BOX)が到着した。
在庫処分と思われる小品も入っていたが、盛りだくさんだった。
・以下に入っていた物の一覧と、それぞれの商品の価格を示した。
確かにお得だが、そうそう使い道が無い商品も多々含まれていた。
(1) 内容物:コードネーム:LM(液晶・マイコン):税込み2766円
@ 段ボール箱に1セット
A aitendoロゴ入りギフト手提げ袋
(2) @の詳細内容
@ 2.8インチTFT液晶モジュール:240x320:M028C8347D8
:2178円
内蔵コントローラ:HX8347D、信号インターフェース:8ビットパラレル、SDカードソケット実装済み
A 3.2インチTFT液晶モジュール:200x400:S95461C:2178円
・4線抵抗膜型タッチスクリーン付き
・外形寸法:47.66x80.90x3.70mm
・搭載コントローラチップ:HX8352
・接続インターフェース:16ビットパラレル
・0.8mmピッチ44ピンFPC
・バックライト:LEDx4並列接続
・動作電源:(ロジック)2.6〜3.4V
・(バックライト)3.0〜3.4V
・データシート・初期化の参考コード有り
B セグメント液晶:TS119-5:218円
・TN液晶モジュール、
・大文字7セグ(7桁)・小文字7セグ(2桁)及び「H」・「MD」・「KV/Ah」・「※」・時計アイコンなどのマルチ表示機能付き
・LEDバックライト:黄緑色
・動作電源:5V
・接続インターフェース:シリアル
・2.54mmピッチ9Pスルーホール
・搭載コントローラチップ:HT1621B
・外形寸法:55.0x29.0x10.3mm(実測値)
・ピンアサイン:1.CS、2.RD、3.WR、4.DATA、4.GND、6.VDD、7.IRQ、8.LED-A、9.LED-K
C 16x2キャラクタLCDモジュール(バックライト無):ATD1602CP:330円(2個入っていたので、660円)
・I2C接続インターフェースキャラクタLCDモジュールがデザインを一新して再登場!
・FSTNネガ透過型
・16文字x2行
・外形寸法(LCD+バックライトユニット):40.9x20.9x8.15mm、表示領域:33.48x6.88mm
・内蔵コントローラチップ:SPLC792A(ST7032互換)
・動作電源(ロジック&バックライト):3〜3.3V
・信号インターフェース:I2C
・接続:2.54mmピッチ11P
・仕様書、接続回路図有り
D 8x2キャラクタLCDモジュール(バックライト有り):ENH0802C-G:434円
・STNキャラクタ液晶モジュール
・表示文字数:8文字×2行
・内蔵コントローラ:SPLC780D
・動作電源:5V
・モジュールサイズ:40×35.2×7.8mm
・データシート有り
E 0.96インチOLEDモジュール:M096P6JK:218円
・信号インターフェース:SPI
・搭載コントローラIC:SSD1306またはSSD1315
・動作電源:3.3V
・接続インターフェース:1.27mmピッチ2列x5Pピンヘッダ
・外形寸法(ヘッダ含む、実測値):34x24x6mm
・別売変換基板:P127D2X5SA、SWD2x5B
・ご注意:外観にキズ・汚れや表示しなドットがあるかもしれない。動作確認を全数に行っていない商品のためジャンク扱いとさせて頂きます。
F 学習シールドUNO対応:GK-SLD1:550円
・様々な基本回路やインターフェースなどが含まれたびんぼうでいいのシールドの完成品、びんぼうでいいのの勉強にぴったり
・ブザーやLEDの実験だけではなく、7セグ表示器を使って温度センサや、赤外線センサ、超音波
・回路図、Arduinoライブラリ:zip有り
G ラズベリーパイ互換機:XTJ-RP2040:825円
・Raspberry Pi Pico互換機
・デュアルコア ARM Cortex M0+プロセッサRP2040
・最大動作周波数 133 MHz
・フラッシュメモリー16MB搭載
・USB Type-Cコネクタ
・未実装ピンヘッダーが付属
・基板寸法:52 x 19 mm
H 光感知式鳥の声発生キット:K-453:324円
・光が当たると鳥の鳴き声を発するキット
・タイマーIC NE555搭載
・動作電源:5V
・基板寸法:33 x 27 mm
I トランジスタマイクアンプキット:K-5620:?
・出力:モノラル、φ3.5
J ブリージーングLEDキット:K-5631:324円
・呼吸するようになめやかに点滅するLED点灯キット
・点滅速度は半固定抵抗で調整できます
・LED発光色:青色
K ミニアンプキット:AKIT-M386VR:385円
・小出力定番アンプLM386を使ってアンプを作成
・入力:3.5mmジャック/2.54mmピッチ2Pの2通り
・出力:4〜8Ω、2.54mmピッチ2P
・動作電源:5〜12V・2.1-5.5mmDCジャック/2.54mmピッチ2Pの2通り、LED電源指示
・基板寸法:38.5x35.5mm
・回路図有り
L メロディ三色LED点滅キット:K-161:?
・メロディを再生しながら三色LEDが順番で点滅する
・動作電源:3〜5V
・基板寸法:55 x 65 mm
・回路図有り
M 整流回路付き5V出力電源キット:K-7805A:?
・入力:AC、MAX 35V
・出力:DC5V 1.5A
・基板寸法:60 x 32 mm
N 音反応LEDキット:K-5615:?
・動作電源:3〜5V
O 光感知式スイッチキット:K-454:269円
・光をCDSに与えるとトランジスタのベースの電位がエミッタを基準にして0.7V高い状態になって、トランジスタがON
P 送信モジュール(315MHz/4ch):RF315-9902R:748円
・エンコーダ機能付き送信モジュール:搭載エンコーダチップSC2262
・動作周波数:315MHz
・実装済み発振抵抗(ROSC):4.7MΩ
・通信距離:100m前後
・動作電源:3〜12V
・外形寸法(最大):40.0×20.0×10.0mm
Q 受信モジュール(315MHz/4ch):RX315-R19A(M4):634円
・デコーダチップPT2272-M4/PT2272-L4搭載
・実装発振抵抗:820K
・出力:TTL、Hi/Loのデジタル
・OOK/ASK方式
・動作電源:5V
・動作モードはラッチ(L4)とモーメンタリー(M4)からお選び頂けます
・適合送信機(搭載チップ/実装発振抵抗):2262/5.1MΩ、2260/470KΩ、2260A/62A(10MΩ)、2260/20MΩ、2262/4.7MΩ、2260/1MΩ、2262/6.2MΩ等
R 受信モジュール(315MHz/6ch):RX315-LXD9A(M6):748円
・デコーダチップSC2272
・実装発振抵抗:820KΩ、6ch仕様
・出力:TTL、Hi/Loのデジタル
・OOK/ASK方式
・動作電源:5V
・動作モードはラッチ(L4)とモーメンタリー(M4)からお選び頂けます
・適合送信機(搭載チップ/実装発振抵抗):2262/5.1MΩ、2260/470KΩ、2260A/62A(10MΩ)、2260/20MΩ、2262/4.7MΩ、2260/1MΩ、2262/6.2MΩ等
S ハート型点滅LEDキット:K-5630:?
・LEDがランダムに点滅する効果を演出
・動作電源:3V
・基板寸法:50 x 58 mm
㉑ 6アラームサウンド[SMC0618]:132円x6+6-TONEジェネレータ[SMC0608S]:110円x6
・SMC0618
台湾SMARTCHIP社製
動作電源:3〜5V
DIP-16
データシート有り
オーディオフィアルをダンロードして、Windows Media Playerなどで再生してください
・SMC0608S
低動作電圧:2〜5V、CMOS、シングルRCオシレータ
動作周波数:128KHz
2秒ソフトチャープ付き
DIP-8、データシート有り
㉒ DIP-8集積回路パック計49個:?全く情報無
・HY3842・3843・358等:PWMコントローラらしい
・MG1318等 ?
(23)TO-92トランジスタパック計約100個:?全く情報無
・BC517・S9014・PCR406・Q406等
S9014・9015はaitendoの20個パックで売られていた。
S9014:NPN TR
(24)レッドトゥースモジュール:BT4606D22:550円
・ブルートゥース機能、Bluetooth 2.1+EDR準拠
・FMラジオ機能、87.5〜108mHz、100KHzステップデジタル選局、デジタルボリューム
・MP3プレーヤー機能、mp3/wavファイル対応、USBメモリ/SDソケット
・セグメントLED表示器対応
・オーディオ出力:20〜200,000Hz、THD+N:0.014%、S/N:93dB、>15mW@32Ω
・動作電源:5V
・回路図有り・最小構成図有り・技適マークなし
(25)6x6タクトスイッチパック:?全く情報無 100個位入っていそう。
・★国産特価★タクトスイッチ★6x6★(10個入) [SKHHBVA010]の類ぽい。
(26)基板取付電池フォルダ:単3対応:20個:?全く情報無
(27)2.54 1x40カラーピンヘッダ12本入り:PH254S-B6-1X40-6C:218円
・白赤青緑黄黒6色各2本入り、2.54mmピッチ、単列、ストレート、角型ピン
(28)黄色2.54 1x14ピンソケット20本入り:?
・型式はPS254SC-PV01C ** ぽい
(29)太陽電池:SC68X65A-3:218円
・最大開放電圧:3V、外径寸法:φ68mm
(30)φ8ピンクLED20個入り:SH8PK-WC?在庫切れ
φ8白色LED20個入りSH8JG-WC:?在庫切れ
φ8青色LED10個入りSH8B-WC:?在庫切れ
φ5昼白色LED20個入りSH5Y-D:?在庫切れ
帽子型LED(φ8mm/20個入り)白色:CP8W-WC:?在庫切れ
(31)マイクロSDソケットモジュール2個:SKM7MA:108円x2
・SDソケット実装済み、接続インターフェース:2.54mmピッチ表面実装ランド、適合ピンヘッダ(別売品):PH254SL-SMT、PH254SL-A
(32)ミニ変換基板:1206-8CF 20枚:110円x2
(33)コテ・スタンド:ZH03:214円
・シンプルで省スペース、幅:約46mm、奥行:約39mm、スポンジ1枚付き
(34)コテ・スポンジ〇と□:?
(35)はんだ吸取り線:CP2015:165円
・幅約2mm、長さ約1.5m
(36)チャック付きポリ袋100枚入り:BGWHPK:165円
■ 2025.1.1
(1) 整流回路付き5V出力電源キット:K-7805Aの活用
・典型的な3端子レギュレータを使ったドロッパー式電源基板だが、使える形にするには、
電源トランスと周辺のヒューズ・SW・パロットLEDが必要。
全て手持ちの部品だけで出来そうである。
ただ、トランスと電源SW(シーソーSWにした)は、もう動かない大昔自作した真空管式プリアンプから
電源トランスを、壊れたセラミックファンヒーターから電源SWを部品取りして使うことにした。
以下の写真を参照してください。
■ 2025.1.3
・整流回路付き5V出力電源キット:K-7805A基板の部品実装を行った。
この基板には取付穴が無いので、パターンが無い場所(狭い)2ヶ所に、M2ビス用のバカ穴を空けた。
尚この基板の裏には、メーカー名が中国語で印刷されていた。
サイト名は「56DZ.COM」(56電子)
・アクリル底板に、本基板+電源SW・パイロットLEDパネル+トランス+ACケーブル+ヒューズホルダを配置し、
総合配線を行った。
ACケーブルは直出しにし、壊れたセラミックファンヒーターから外したケーブルフォルダにて固定した。
念のため、この状態でトランス2次側の配線を外し、2次側の開放電圧を確認しようとSWをONしたら、ブーと音を立てて
ヒューズが切れてしまった。
■ 2025.1.4
・昨日のヒューズ切れの原因分かった。
自分の凡ミスだった。
自作プリアンプから部品取りしたトランスの配線模様を写真に撮ったのだが、それを見た時、一次側と二次側の線の色を
逆に見ていた。
誤り-> 黒:1次側・赤:2次側
正解-> 赤:1次側・黒:2次側
つまり2次側の9Vの巻線に100V印加していたことになる。
ヒューズは瞬断したのでダメージは少ないと思われる。
ちなみにテスターで巻線の直流抵抗を測ると、1次側:534Ω/2次側:4.3Ωなので問題なさそう。
・処理後、2次側の開放電圧実測= 7.67V(このトランス1次側の入力電圧仕様が117Vの為、低めに出てる)
ここで2次側の負荷配線を行い、5V出力実測= 4.92V(レギュレータ入力=
8.8V)でOK
■ 2025.1.6
・次に、この電源ユニットに接続して動かすユニットを今回の福袋(BOX)の中から選んだ。
5Vでも動く「ミニアンプキット:AKIT-M386VR」にした。
・早速部品実装した。
・チェック開始
@ 電源チェック
・無負荷:4.92V
・信号入力してVR MAXでも、4.92Vのまま下がらなかった。
A SP(昔使っていたヘッドフォン内のSPを使った治具使用)を接続し、自作サイン波ジェネレータ(出力:1Vp-p into
50Ω)
からサイン波を入力してSPからの音でテストした。
VRをMAX付近にしてツマミに触れるとボディエフェクトでハム音がやや気になったが、VRの金属カバーをGNDに
クリップで落とすと、かなり少なくなったので良しとした。
本来は金属ケースに収納してケースをGNDに落とすべきだと思う。今回はここまでとする。
※ このアンプの入力ジャックにはステレオジャックが使用されていて、RL直接接続による簡易モノラル化になっていてる。
保護抵抗又は、加算アンプが入ってないので、このまま使うのは好ましくない。
そこで、標準ジャック to RCAケーブルを使用してLchのみに信号入力するように外部接続した。
■ 2025.1.8
・aitendoお楽しみBOXの中に、もう一つ面白そうな物があったので追加しました。
それは「メロディ三色LED点滅キット:K-161」です。
別小基板に実装されている「CL9300A:メロディIC」に興味を持ちました。
早速部品実装しました。
・最初の動作確認は、秋月のLM317電源基板使用の自作電源から3.3Vを供給して確認しました。
まずは駄目。黄・赤LEDはOKだが、緑LEDが点灯しない。
SP(圧電サウンダ)から「ABCの歌」のメロディは、甲高く鳴っている。
この原因は、またまた私の凡ミス。
ハンダ付け具合の目視チェックの時、Q3エミッタ出力が近くに来ているラインとブリッジしていると
思ってカッターを入れてしまった。
そこは緑LEDのカソード側のラインであった。
ここを修正して動作OKになった。
ただ、音とLED点滅の周期を完全に同時させるのは難しい。
RP1ポテンショでバイナリーカウンタのカウント周波数を変えられるものの、カウント開始と曲開始の
同期が回路的に取られてないので当然のことだ。
・動作中のビデオです。→ video001.mp4(2.42MB)
■ 2025.1.9
・aitendoお楽しみBOXの中に、基板取付電池フォルダ:単3対応があったので、SW付きの
電池フォルダユニットを作ってみました。
・これを使って動かしました。OKです。
<回路図>
こちらからどうそ→ ・AC100IN-DC5V電源
・mini amp kit AKIT-M386VR
・メロディ三色LED点滅キット :250111
追加