TOPへ 風景へ 情報交換へ

りんご物語


りんごの花は4月下旬から5月中旬の間に咲きます。
温暖化の影響を受け最近は4月下旬に咲く事が多くなりました。
もう少し細かく成長記録写真があれば良いのでが、今のところあまり持ち駒はありません
今後に期待してください。
花が咲く前に蕾が膨らみます。大体20日くらい前ですか
りんごの特徴といえば、花が咲く前に葉が出ることです。
花一輪から満開まで1週間くらいでしたかになりますが、満開の時はとてもきれいで、
花の下を潜り抜けるときはあの「赤毛のアン」のりんごの花畑を通り抜けたときのアンの夢心地の気持ち
がよく分かります。満開(良く5月のゴールデンウイークと重なるときがあるので)の時、旅行がてら安曇野にいらっしては
どうですか。すばらしいですよ。花から実になります。
そして収穫時期となりますが、収穫時期は早いもの8月の盆前、種類は昔は「いわい」が多かっただすが、最近は「信濃レッド」
とか栽培されています。ちょっと酸味が強く、その時期りんごが珍しいといって買ってもらいます。
私見ですがりんごとしてはあまりおいしい部類では無いように思います。うちは作っていませんが、りんご農家としては早生種として作りたい種類です。
夏場の為、日差し対策が必要でカンレイシャといって網のようなものでりんごの木を覆い、やわらかい日差しとして、りんごの日焼けをふせぎます。
8月下旬から9月上旬にツガルが出ます。これは酸味と甘みがあり、おいしいりんごです。ただ日持ちがしないので、収穫時期や収穫後の日にちにより
しゃきしゃき感がなくなりいわゆる「ぼけりんご」といわれるやわらかいりんごになっておいしさが減ります。早生種が済むと9月下旬から10月の中生種になります。
以前は千秋とか多かったですが、今この辺では「しなのスィート」にチェンジされています。「つがる」と「ふじ」の掛け合わせでおいしい種類です。
最後はりんごの王様「ふじ」ですか。
収穫が済むんで冬になるとりんごは落葉樹なので葉は黄色紅葉して葉は落ちます。
真冬の零下10何度の気候に耐えますが、寒冷地向きの植物ゆえある程度の寒さは必要なのです。
収穫時期の話に触れますと
りんごを入れる黄色の箱はコンテナといいます。昔は木の箱で出来ていました。
材質は強化プラスチック性です。この箱に詰めて農協に出荷します。
他に我が農園として贈答用として個人販売をしていますが、贈答用は収量の関係で現在近親者のみの販売となっています。
集荷割り当てがありJAあづみへ出荷を今はメインとしております。今後の収量UPにより、ネット販売もしたいと思っています。
あづみ農協の出荷状況は、毎日10k箱1万ケース以上の発送がされています。選果場は近代設備で色、糖度、熟度、サイズがセンサーで瞬時に区別され
未熟品ははねだされます。品質の良さでは評判です。
選果は昔に比べ格段の速さで箱詰めも機械化されて、人は補助作業で済みます。
何年か前まで農家の人が幾日か出て選果作業に従事しましたが、今は省力化で必要なくなりました。
選果された後の箱詰め場所まで移動する大量のりんごの流れは急流の川の流れのように壮観です。
手作りりんごジュースへ農業者のパソコン青色申告
りんご苗植え、接木
農機エンジンキャブ清掃
  
  

我が農園のポリシーです。
りんごは残念ながら100%おいしいとはいきません。
しかし、なるべく全てがおいしくなるような手入れをします。
土づくりから良い木を育て、さまざまな工程を経て「うまい」りんごを育てます。
それでも気候など自然条件やりんごの木の個体差、りんごの実の付いている位置等で熟度や糖度、酸味、色、形が微妙に変化します。
最後は厳しい選果により「うまいりんご」を厳選します。
りんごは甘さと酸っぱさのバランスが絶妙だとおいしいです。おなじおいしさの中にも食べたときのさくさくした食感や同じサンふじでも
品種が微妙に違って、味が違います。パイナップルのような甘酸っぱさがあるものは、りんごを食べていながらパイナップルを食べているか
と思う経験をします。そんなりんごは普通にはあまり無く、この土地柄が作り出すものかもしれません。
この同じおいしいフジでありながら微妙に違った極上のうまみといいますかを近親者に提供していますが、小倉(おぐら・・安曇野市三郷小倉)の
りんごはうまいと言われるゆえんです(自慢しちゃいました)


うまいりんごの見分け方(フジ編)H23.11.26
どうせ買うならおいしいりんご。たべるならおいしいりんごと誰でも思う事です。
少し高くてもおいしかったら許せるみたいな。はずれのない買い物をするには、信頼できる専門家から買うのが良いですが、
それは別として、さて、お店でりんごを見て自分で選ぶ時に何処に注目するかをお話します。
りんごふじはやはり、真っ赤で形の良いものが当然良いことは、感覚(視覚)的にわかるでしょう。
でも、それでも少しでもおいしいと思われるりんごをチョイスしたいものです。

さて、ここで質問です。あなたは、どちらのりんごがおいしいと思いますか。
多分、左のりんごと答えるのではないでしょうか。
実は正解です。
といえば面白くないので、不正解とします。
これを裏返します。

ちょっと判りずらいでしょうか。

次にこれではどうです。
やっぱり左がよさそうですね。

おしりです。
実はこちらも右のりんごがおいしいのです。
ここからが大切です。ブラジルリオのカーニバルではダンサーはお尻の美しさを日々追求して努力しているそうで、
お尻美人がとてもいいようです。
そう、おいしいりんごもお尻を見て判断するのが一番手っ取り早いでしょう。
まず、形ですが、お尻がすぼまっているものより、バンと開いているものが良いのです。
上の2枚の写真とも、右の方がバンと開いているでしょう。左は遠慮がちです。これではいけません。もっと伸び伸びとしたいですね。
次に色です。左のりんごは青みがかって(緑っぽい)います。それに比べ、右のりんごは、通常あめ色、水飴って知ってますか。
私の幼少の頃はおやつが水飴でしかも一斗缶(18リットルのペンキ缶みたいな)物で買ってあり、箸を突っ込んで伸ばして箸に巻きつけて
食べたものです。その硬さ具合が抜群でありました。近年食べた水飴はちょっと柔かったかな。
と話は脱線しましたが、飴色は黄色に近いですが、りんごの蜜で中まで透きとおって見える感じの色です。
もう一つ、これは専門的ですが、1枚目の左のりんごはりんごが枝につながっている棒(つるっていいますかね)が太く、赤色でも実際鈍い赤
なのです。
りんごを切ってみましょう。

おいしい方のりんごです。おしりも最高です。

りんごに蜜が入ってます。
次に今一とおもわれるりんごを切ってみましょう。

さてどうでしょう。

りんごの蜜が少ないです。
両者の違いです。

結構違うでしょう。
さて、おいしくないと思われるりんごを食べてみましょう。
4等分にして種を取ります。

あっと、これでも蜜が入っています。
食べてみました。なんとおいしいではありませんか。おいしくてすいません。
やはり、安曇野小倉、この地のりんごはおいしいのです。
蜜は少しでも、ここのりんごはおいしいですよ。蜜ばかりにこだわりすぎては良くありません。
見た目、全体の色、お尻の色、形の良いりんごはやはり、最高級品となります。

おいしいりんごたちです。
今日も食卓にパイナップルのようでパイナップルではない甘みと酸味の絶妙なりんごが上がります。

見た目もパイナップル、味もパイナップルを思い出しそうですが、正しくりんごです。
おいしいりんごを頂いてください。

りんごの剪定
12月末からりんごの剪定がはじまります。
長野県は日本いや世界の長寿県です。
ここ小倉にも現役ばりばりのお百姓さんがいます。
この写真はうちのじいちゃんです。今年86歳ですが
高いところも平気、隣りの本家にも同じように夫婦で朝早くから
仕事しています。私ももう50過ぎですが若いものにはまかせられない
というくらいにはりっきっています。

りんごの木

りんごの剪定しした枝や改植(新しい品種などに植え替える)したときに
でるりんごの木は薪ストーブなどの薪に最適
香りが良く、火力が強く、火が長持ちします。
うちにはストーブがないので残念ですが、外で焼肉をする時、臼で餅を突くとき
の釜でごはんを炊くときの薪として使用します。
あと薪ストーブをお持ちの友人に分けたりします。
安く販売すればすこしはこずかいになるかなんておもったりもします。

先頭に戻る


りんごの手作りジュース   平成21年12月29日

年の瀬もせまった29日に我が家恒例の「リンゴジュース」絞りを行いました。
今年は近所に住む都会からこの安曇野に農業をしに移住された若いご夫婦の奥さん
も体験したいとのことで、一緒におこないました。
りんごジュースは普通、傷があったりとか、色が悪いとか未熟な青っぽいはねだしを
加工用にするのですが、出来あがったジュースの味がやはり今一と感じたので、うちでは完熟
りんごのみ使用することにしました。といっても大きいりんごは贈答用として売りたいので
小玉中心に取っておきます。これは、わたしの代になっての特徴です。でもうまい完熟りんごのみ
でもまた、甘みが強すぎておいしいけど、甘みが口の中に残ってしまうので、少し、甘みの薄いりんご
をまぜて調整します。
りんごはこの時期冷えて3〜5度の冷蔵庫に保存した状況にあり、絞る時のジュースはとても冷たいので
ここで一工夫をしていますが企業秘密です。(たいした秘密でもないですけど)
なぜ年の瀬のジュースしぼりなのかというと単なる人手不足というか娘たちが冬休みの為手伝いをさせられる
と言うことです。
りんごは前の日に丁寧に一つづつ洗います。
またジュースビンもきれいに洗って再利用します。
家では昔1升ビンを使用していましたが、1升飲みきるのが大変で、今は1リットルビン専門です。
親類縁者に配るので、返ってくる空きビンも減ります。
だから毎年、数十本買い増しとなりますが少し負担となります。
りんごは前日に一つづつ全てきれいに洗います。おけに水をためて、2度洗いします。
りんごと空き瓶を持ってジュースセンターに出発です。このリンゴの山から1Lビン80本くらいです。ぜいたくかな。
農協のじゅうすセンターにて、ジューサーにりんごを入れて絞ります。
ジューサーから絞られたリンゴの果汁 こまかいしぼりかすを目のこまかい布で取り除きます。
絞ったジュースを加熱なべに移します。70度まで加熱。
表面はあくです。煮込んだあときちんと取り除きます。
びんも95度の熱湯で殺菌します。1升ビンは予備として煮沸しました。
なべからジュースをビン詰め器にうつします。移し機です。
ビンに詰めます。一応びんいっぱいに入ると停止します。
出来上がり
1Lビンに小玉リンゴが7〜9個入っています。

おいしいりんごジュースの出来上がり。
先頭に戻る


農業者のパソコン青色申告
国税局の計算シートを使って、紙ベースで税務署に提出するなぞ
農業者は税申告を青色申告、白色申告等で確定申告しますが,特に会社などに勤める兼業農家は自分で収入、支出を記録して
会社の所得と合算して、税を申告します。
ちゃんと経費を計算して、不足税は支払う、払いすぎた税は還付してもらうことで、適正な経理を行います。
必要経費等をちゃんと計算したりすると、返してもらう税金も結構あります。
特に源泉徴収されている(あらかじめ一定額の所得税を引かれている)ケースは、その分を返してもらう(税を多く納めすぎている)
ことができます。(そのままだと、徴収されたまま)。これは節税でもなんでもなく、税の適正処理ということです。
ちなみに、自分の場合所得税の源泉徴収されているのは、会社の給料(これは多分年末調整で会社で計算して差し引きされてると思います)
でもこれも、住宅のローン減税など入れ忘れたりすれば、確定申告でこれも含めて再計算して、還付金を得られる場合もあります。
会社が地方の事業所の閉鎖で退職した時に支払われる退職金を年金で受け取る時などに、源泉徴収されてるケース。年末に源泉徴収表が送られてきます。
株式配当とか株式譲渡所得とか、源泉徴収ありの場合は還付金の可能性あり、源泉徴収なし選択してる場合は、税を納る場合もあります。
配当書類は企業により違いますが、配当している場合は、年2回(1回もある)通知が来ます。
株を売り買い(譲渡)した年間取引書類(譲渡所得、譲渡に要した費用と差し引き金額表)が年末に、証券会社(ネット証券会社も同様)に送られてきます。
ネット証券などは電子配信される場合もあるので、自分で印刷するとか、郵送希望するとか申請しておくか注意が必要。
ネット証券に接続してを確認(メッセージなどで案内されてる場合がある)
株については、国税局の確定申告の株の書類を用いて行います。ちょっとレアな部分です。なかなか書類の場所がわからなかったりする。
のちほど案内したいと思います。
全て、所得を合算して、所得控除できるもの(扶養控除、医療控除、住宅ローン控除、生命保険、寄付、災害など認められたもの)
の控除をもらさず上げて(ここ大事)、税の払いすぎないようにして、すこしでも収入を確保したいものです。
ここでは、確定申告の2月〜3/15日頃あわてて書類を作る苦労をすこしでも減らすように準備をしていきます。
確定申告の締め切りは3/15ですが、収支計算は1月1日から12月31日の1年です。
だから確定申告する3月にはもう2ヶ月終わってますので、この時期から来年の確定申告に向けて日々、毎月書類を整理していけば
提出前の書類作成が随分楽なんです。

1.まず、農業者の青色申告につKて、収入から経費を引いて書類を提出しようとする場合、前もって税務署に青色申告する旨を伝えます。
1度登録すれば、2年目からは申請せず継続できています。青色申告書類作成特典として、10万円を控除の上直せが出来ます。
また、貸借対照表を作成(たな卸しなどして)提出すると  万円の控除を上乗せできます。
しかし、面倒な人は、それを提出しない、10万円控除でいきましょう。
2.確定申告の際、電子納品といってパソコンで書類を作って、そのデータをそのまま税務署に送信する方法と紙に印刷して郵送する方法があります。
前者はe−tax(イータックス)といって、家にいて全てできてしまうのと、証明書類を添付しなくて良い気楽さはあります。こちらも前もって、E-TAXで申告
と連絡する必要があります。そうすると税務署からidかなんか郵送されてきます
こちら用意するものが、カードリーダーこれは購入品で2〜3千円で買えます。そして、ここが面倒と私は敬遠してますが、



先頭に戻る


農業機械のエンジンのかかりが悪い時はキャブレターの清掃をしよう。2020.10.10
ネットオークションで購入した運搬機が2年でエンジン不調を起こしてかからなくなった。
これは、農協で買ったのでないし、通常この辺で出回ってる物でないし、農協に修理を頼めないし
かなり古いので、修理が利かないといわれそうで、もう捨てるしかないかという気分になった。
故障になる前には、1っ発でかかっていたエンジンが数十回かリコイルを引っ張ってかかる状態になり
その後、吹けが悪くなり、プラグを清掃したり、ガソリンに水が入ってなかったか疑ったりしたけど、
結果は治らず、で、買い替えも視野に入れつつ、何かできないか考えた時、キャブレター清掃かなと
駄目ならエンジン載せ替えもあるかもという事から、キャブレター清掃の動画を見ていたら、誰でも簡単に
出来るという動画ばかりだったので、やってみたら、本当に誰でも簡単にできるは、エンジンは元のようにもとのように
かかるようになって、かからないお荷物から貴重な農機具に代わった。
この運搬機だけど、最近この辺りでは、ゴルフカートを改造して、りんご畑内を自由に運搬するタイプが流行っていて
どのお宅もどこかから購入していて一般的になっていた。ネットで簡単に調べられないが、そこは、ネットサーフィン得意さん
が調べると、りんご箱を乗せられるように改造したゴルフカートを売っている店を見つけることができた。
値段は20万ほど、ですが、自分的には、乗用タイプでなくてもりんご畑内を自由に運搬できるもので安いのが欲しくてオークションサイト
で検索していると、結構運搬車がある、でも、やはり野菜畑用のキャタビラ式が多く、自分的にはりんご畑だと、キャタビラでなくても良いし
キャタビラは動く速度が遅いので、タイヤ式、ホイール式はないか調べて、数は少ないがあって、しかもこういう農機具などの輸送料は管理機でも1万円くらい
かかるので、出来れば、取りに行けるところのものが良く、見つけたのが高速で1時間半くらいの売り主で、しかも、結構最近のオークションは店舗売りが多く
塗装して、清掃して見栄えを良くして高く売ってるのも多い中で、できば個人で責任をもって売ってる方が良いなと思って、そんな物件を見つけたので
購入した。ネット注文は本当に最新の注意を払って、なお、注意しても思ったものが手に入るか難しいところがあるので、特に慎重に進めるけど
全てうまくいくとは限らないので、失敗しても諦める覚悟も一方で必要かと、でも、その失敗にならないようにしていくことも学んでいく必要がある。
古いけど愛車「こまわり君」


ということで、運搬機は筑水キャニコム(福岡県うきは市)のこまわり君、ここの運搬機のネーミングは面白い、例えば草刈り機にはまさお、草刈りまさおです。
下町小町シオンって乗用運搬機だったり、ついてくるか〜いというものだったり

ところで、こまわり君は今最大積載量が250Kgだけど、自分のこまわり君は300Kgです。りんごの野箱は一杯で約17Kgだから17箱積めるのだ、でも
一応1段には5箱置くとすると、3段積みで15箱一度に運搬できるのだ、幅は野箱の幅ぴったりで、りんご畑内を自由に動けて、運搬の他、作業台として高さもちょうど
良い、以前は一輪車に4箱くらい積んで畑の外に待機した軽トラまで運んでいたが、移動選果台として、また運搬機として、とても素晴らしい。ありがたい農機であった。
現在こまわり君は、筑水農機で三菱のエンジン4.5馬力で税抜き33万税込み36.3万とのこと。ネットで店舗購入だと送料込みで安いところで31万円台から定価の36万円
高いところで41万くらいまでの幅がある。このこまわり君はとてもりんご作業には良いので、常にもっていたい機械だと、所持して思った。
一輪車で運び出したり、軽トラまでかごを運んで軽トラで選果は非効率である。
このエンジンは5馬力なんだろうね。

なので、こまわり君のエンジンがかからなくなったのは、とてもショックだったけど、思い切ってキャブレター清掃や、プラグ交換、無かったエアクリーナーエレメントの
購入をした、まず、プラグなんだけど、その昔は自動車部品屋さんには、プラグや、エアクリーナー、オイルとか当たり前にあったけど、今は本当に片隅に追いやられて
今はカーナビだとか、中の装飾品だとか、そういうものがメインで、まあそもそも、タイア交換だろうが、洗車だろうが、自分でやることが少なくなったので売れないものは置かない
ということだろう、
ということで、車やさんでも、自分が求めたプラグはないので、送料はかかるがネットで調べることにした。プラグはバイクやさんでエアクリーナーエレメントはモノタロウにあり
購入できた。探しにいった時間とガソリン代を考えるとネット送料はチャラだなと思う。
購入したエアクリーナとプラグ

まず、キャブレターが何を外せばエンジンから分離できるか観察して、組み立てで確認できるように各方面から写真を撮っておく。
エンジンは三菱のG510L

最初にエアクリーナの蓋を開けて、ボルトを確認する。このボルト頭サイズはいちばん馴染みの10mmでキャブを貫きエンジンに固定されている。
レンチではずす。


次にはずすのは、エンジンを過負荷になったときに回転数を戻す機能の棒とばね、と燃料ホースこれバルブを止めてからはずす


これは、レバーの穴に差し込んであるだけのものだけれども、抜けにくいように差し込みの先が抜けずらい方に曲げてあるので、
通常はペンチなどで、棒を回転して、穴からはずすというものだけれども、このエンジンは、キャブがぶら下がり状態で直角方向に廻して、棒の先を穴から出して
やることもできる。
棒とばねとをはずすとキャブはエンジンから離すことができる。

次にアクセルのワイヤを外す。

ここで、今現在止めてあるワイヤ位置を油性ペンでマーキングしておけば、復帰した時に考えずもとの位置に固定できるのでそうする


次に下部のネジを外して、フロート部分を分解する、上部と下部がどこで合わさるかペンでしるしをつける

このボルトは12MMである。
ネジには錆防止剤を塗布する。
フロート部分をはずすと黄色フロートが見える、これはピンで止まっている。
ピンをペンチ等ではずす。



フロートは分離する。これ柔らかいものかと思たけど、普通にプラスチックで硬い。
このフロートに一緒にはまってるのがフロートピンである、たぶんフロートが上がると連動してピンが上がって、塞いでいた穴が開くという構造と思う。
ばね付きの調整ネジみたいなのは、そのままにしておいたほうが良いと思う、バルブに連動してる、開閉する羽が軽く動くように有機溶剤(キャブクリーナー)
で汚れを溶かすように清掃して、穴となる部分には溶剤を十分かける。


そして、清掃後組み立てる。
一番厄介なのは、エンジンが運搬台の下ということで、キャブを取り付けてから、ばねと棒を回転して曲げた先を穴に入れる作業である。
ここは最初から一番の難関だと思っていたが、他は全く問題なく、済む作業だ。
こうして、かからなくなったエンジンが元のようにかかるようになった。
かからないエンジンの7〜8割はキャブの清掃で復帰するようだ。
こう古い機械を使うには、こういうこともしないといけないのだ、
お金があれば、買い替えれば済むことですがね。
これって、パソコンの動かなくなったのを、分解清掃して、動くようになった動画と同じようだなと思った。
パソコンは数万で買い替えられるが、こちらは30万以上だから、ちょっと奮発しないといけない。
かかりずらい状態のエンジン機器は本当にいらいらするから、一度キャブの清掃をしたらどうでしょうか
ちなみにこちらがG510

先頭に戻る

苗植え、接木作業
りんごの苗を作る法と買った苗を植える
新しいりんご苗を作る作業と
苗をそのまま購入する場合もある。
買ったものを植える。それがこれ、3月中旬に農協に注文した苗が配られるので、植えます。

穴を掘り水を注いで、

植えます。


苗を作る
りんごに限らず、野菜もの、なす、きゅうり、かぼちゃ、とまとなども、接木苗は良くあります。
病気に強く、成長良くするためにすること。最近品種改良で、苗は弱くなってるので、
しっかりした根っこにりんごの品種をつぐ。
りんごのわい化(小さい木)にするには、強い根(カイドウ)にわい化する幹(M9ワイ台とか)を接木し
その後、りんごの枝(ふじとか、つがるとかの品種)を接ぐ3段階。
最近の新わい化は、M9ワイ台に根を出しそれにりんご品種をつぐことで、はしごがいらないくらいの小さい仕立て
をする苗もある。
これは、下の根となるものに20CMくらいの実生台(強い根、りんごの木の周りに生える細い細い湧きにm9の台木を接木して芽を出しm9の幹を育てる(伸ばす)と共に、
m9の接木部分まで、籾殻と土半々のまぜ土を作って、m9の接木より2〜3回に分けて30cmくらい上まで盛土する。
そうすると、m9からも根が出るから、しばらく根を育てたら、実生台の根をm9接木以下で切り離す。そうすると新わい化の苗となる。
m9自根は根の張りが弱いということはある。だから、大きい木にならないいなでしょう。
普通わい化の木の間(樹間)はつがるの1.5Mくらいから、ふじの2.5〜3mくらいで植えればいいのだけれど、
新わい化はその間に3〜5本入るから、これを市販の1500円から2000円出して買うと大変、だから苗作りがやっぱり
必要、苗作りは、この’接木盛土法’のほか、m9苗の40cm苗を横にして、土にかぶせ、その芽からいくつ大量に根を作る
’横伏せ法’の2通りあります、が、うちのお師匠さま伝授のm9新わい化りんご木から作る法もあるんだ。
m9苗にりんごの枝を接木する。
接木法
りんごの枝の芽を1つ、2つ残して切る。

m9にさせるようにカッターで切る

片面 斜め深く、片面一皮でこちらをm9にさす

横から見たところ左の面をm9のと面合わせる

m9わい台の先端を根から45cmくらいのとこで切る

m9切り込みの口のきっかけを切り上げる
切り口から平行にカッターを切り下げる。m9はとても硬いので、切れ味が悪いカッターだど、
力がはいって表面かすって手を切ってしまうこともあるので、手の位置、力の入れ方に気をつける。

m9切り込み

京葉層、皮の境の部分をりんごの枝(穂)とm9と合わせる。あわせないと駄目、テープを巻いて固定

播きあがり  苗床に植える



先頭に戻る