<北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival Vol.4」>

西口銀座商店街にて

2009.6.7.(日) 北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival Vol.4」

<以下、スタッフレポートです>

事前準備編
当日編
写真

■事前準備編■
2006年より開催された、北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival」。
複数の場所で平行して演奏し、昼の部、夜の部と音楽に浸れるイベントです。
日頃閑静な住宅街であるところに、ふと立ち寄って演奏を観れてしまうのである。
興味があれば、近くのお店に入ってゆっくり聴けちゃう。
それに一日でたくさんの個性的なミュージシャンがいっぺんに観れちゃうのだ。
(今までのFes.の模様はこちら。 Vol.1Vol.2Vol.3
今年は昼の部に西口銀座商店街が初めての場所。

今年もスタッフとして参加です。
私のスタッフの役割として、今年は昨年までとちょっと違う。
4月のミーティングでホームページの更新を任されました(_●_)
これだけでもいろいろあるんだよね。
このホームページと作り方が違うから、まずそこから。
粗方は編集する必要がないのですが、タイム・テーブル、場所が増えたので地図の作成、リンク集あたり。
あっ、問合せ先のパラダイスロードがHP作成したので、こちらにリンクを貼った。
で、困ったのはこのホームページ、ケータイで見れることを前提に作られているのね。
私はケータイでホームページを見ないので...定額割引に入っていない。
試しに利用すると、ページを見る度に頭の中で料金メーターが回ってる(笑)

地図が以前利用していたサービスは登録手続きが必要ということだったので、申請。
でもゴールデン・ウィーク明けから順次チェックするとなっていた。
しかし、いつになっても申請完了のメールがこない。
痺れを切らして、Yahooの地図情報サービスを利用。
すんなり出来ちゃった(笑)

平行して、今年出演のミュージシャンのHPを捜して、リンク集を作成。
これが難しい。
バンドとしてはHP持っていなくても、一人一人はホームページを持っていたりするからね。
ということで、ミュージシャンだけホームページを持ったバンドの方は下にバンド名を入れることにした。
(もしリンクされていないミュージシャンがおりましたら、ご連絡ください)

さて、タイム・テーブルができたら、清書の係のスタッフからメールが届き、間違っていないか複数人でチェック。
OKだったので、これを元に作成。
一通り作成したら、主催者であるパラダイスロードのマスターと鬼頭さんにチェックしてもらう。
お二人はいろいろ忙しいのに、メール、電話で思案して完成。
実はタイムテーブルも【場所別】、【時間帯別】、【出演者別】と3種類あるんだ。
これは前任者のアイデア。
複数場所開催ということもあって、当日会場に来られた後でもチェックして移動する時に便利だからという配慮なんです。
流石だね。
ということで、3週間ぐらい前にアップ。

で、気になっていたのが協力店のホームページへのリンク集。
これを一週間前に完成してアップ。

そして、ここから雨の日のタイムテーブルを聞き、5日前にアップ。

この間、何度かパラダイス・ロードに足を運んだけれど、ほとんど連絡のみで何もせず(笑)
大体平日の日中の作業が多いんですよ。
そのほとんどは主催者+αが...
ある程度腰をすえて関われる人でないと出来ない作業なんですね。
まったく頭が下がります。

パラダイスロードのマスター、PCでポスター、Tシャツのデザイン書いたと思ったら、拍車がかかってポストカードまで。
これがまたオリジナリティあって良いんだ。
(お店に行くとA4版で飾ってありますよ)
それに参加ミュージシャンや常連さんにも、事前にいろいろ手伝っていただいたり。
告知チラシを自前で作成して配布していたり、ポスター、革のチケット、スタッフカード、パンフの作成等々...
本当にTHANKSです(_●_)

で、4日前の雨の予報が70%だったのが、前日の日中に雨が止み、一安心。
ということで、準備作業があればと思い、パラダイスロードに行ったら私が手を出せる作業は物の移動のみ(笑)
看板を作成していたけれど、邪魔になるので傍観者(_●_)
当日朝にホームページの雨のタイムテーブルのリンク外すことにした。
少しして帰宅し、サッカー日本代表の試合を観て、就寝。


■当日編■
8時前に起きると・・・晴れてます。
スタッフ集合は10時。
会場に着くと気持ちがそわそわ。
既にスタッフ、ミュージシャンが来ていてご挨拶。
ちょっと時間があったので、Tシャツを購入。
で、このイベントTシャツに着替えて、やっと落ち着いた(笑)

さて私の役割は、日中は今回初めての会場となった西口銀座商店街、夜の部は赤とんぼ。
ということで、主催のパラダイス・ロードのマスターが挨拶に伺うということだったので、同行。
そして、電源の取れる場所を確認すると、演奏場所より20メートルある。
よって電源延長ケーブルを他のスタッフに調達してもらい、他の作業へ。
看板、マイク、マイク・スタンドの移動とか...でもあまり作業がない。
一番やらなければならないと思っていたサウンドチェックができないと始まらない。
この間に座って演奏するミュージシャン用にと椅子が4つ到着。
電源延長ケーブルはスタッフが調達できて商店街に着いたのが15分前。
そこからコンセントに接続してみると、電源がつながらない。
商店街のお店の管理人の方に調整し、別の場所から電源供給できるようにお願いして道路を隔てて確保。
アンプが鳴った。ガムテープを調達し、道路に這わせたケーブルが外れないように止める。
その間、何も言わなくてもミュージシャンがサウンドチェックしてちょうど12時。
ライブのスタートに間に合った。
最初のミュージシャンがこういったハプニングに何も言わず待っていてくれて助かりました。

さて、スタートです。
ライブを観始めて気づく。
「ここは通りに面しているが、会場に入ってくれるようにするには結構大変なところだな」と。
そう、素通りできちゃう場所なんです。
車はほとんど通らないので安全な場所なのですが、ちょっと困りもの。
でも、歩いていて足を留めて観て下さる方やポスターを見ている方に、一緒にサポートしているスタッフが声をかけて紹介。
このスタッフの方の引きは強くて、毎回頼もしい限りです(_●_)
ところどころ、いつもパラダイスロードのライブでご一緒しているお客さんもいろいろと気遣っている。
みんな好きだよね(笑)

演奏されて放たれた音は、心地よく商店街に響く。
非常に気持ちよく聴ける空間です。
アンプはギター用とボーカル用にひとつのみ。
あとは生音。
実はこの場所、マンションのちょっとしたスペースなんです。
今回が初めての開催という事もあり、顔を上げてマンションのベランダを見たが、顔が覗きこんでいる様子もなし。
でも、この音量で十分響く。
音量が小さめの楽器だったら、お客さんが手拍子の強さを弱めて聴いてくれる。
そんな感じです。
商店街の方も迷惑がらずに見守ってくれていていました。
商店街の方も、音楽が好きな方が覗きに来たり、子供を連れたお母さんが用事を済まそうと足早に去ろうとすると、子供が立ち止まって手拍子してくれたりしてね。
これも屋外のイベントの楽しい光景です。
一時間ぐらいしたところで、急に地元ミュージシャンの鬼頭さんがアイスの差し入れ。
そして「ちょっと下向いて」と首に冷却シートを貼ってくれた。
感謝です。

そう、晴れたのは良かったけれど、暑かった(笑)
長く観ていただいている方は、日陰を捜して道路脇で観戦している。
でもみんな楽しんでいる。
「何とかならないかな」と思っていたら、スタンディングのバンドのミュージシャンが椅子を客席にと並べてくれた。
そして、ステージ横に庭のブロックに置いてあったゴミ箱をどかして席を確保。
すると、後に演奏するミュージシャンが桜として椅子に座り、演奏が始まって足を止めていた方に席を譲る。
そして庭のブロックにも座る方が。
チームプレーです。
やはりこのイベントに出演するミュージシャンは凄いと思った。
こんなところでもお客さんに楽しんで欲しいという意気込みが伝わってくるんだよね
感謝です(_●_)

ここでまたハプニング。
アンプが鳴らなくなる。
丁度アンプを持ってきた藤縄さんのアンプに繋ぎ替えて対応してくれました。

そして商店街最後に演奏の富安さん。
持ち時間半ばで、「最後に...」と話し始める。
タイムキーパーをしていた私は焦った。
演奏が終わると、「さぁ、これからはみんなで楽しもう」と、今日駆けつけてくれたミュージシャンをステージに呼び込み、再び演奏が始まった。
そして、観客の状況を見てみんなで歌える曲を選曲。
みんなで歌い上げて、拍手の中、日中の西口商店街のステージが終了した。
ちょっとした課題がありましたが、無事終了。

そして撤収。
この場を管理している道向かいの薬屋さんにお礼の挨拶。
電源も急遽お借りしました。
感謝です。
私は荷物番しているうちに、マスターやスタッフで荷物を運んでいった。
最後の荷物を運ぶ時に、私は夜の部の場所「赤とんぼ」に荷物を持って駆けつける。
まだ時間が早かったので、荷物を置かせていただいて、一度パラダイスロードへ。
道すがら、急遽演奏することになった場所を拝見。
ここで別のスタッフ、ミュージシャンとちょっとだけお話。

時間をみて、富安さんと赤とんぼへ向かう。
そう、赤とんぼの機材を富安さんが提供してくれたんだ。
そして、セッティングしていると、最初に演奏する赤毛のマディーズが到着。
セッティングに協力してくれました。
そして、「私たち演奏後、ここで貼りつきますので」と会場内のスタッフとして協力してくれました。

ライブスタートしてしばらく中にいましたが、お客さんが入ってきて、居場所がなくなり、私は外の受付でやんわり。
心地よい夜風を受けながら、こだまする会場の音を聴いてました。
これが凄い盛り上がり。
最初から「テンション高いな」と思っていると、進むにつれてヒートアップ。
時たま人の出入りがあると、熱気を受ける。
クーラーはビンビンに効いていたんだけれどね(笑)
途中、パラダイスロードのマスターが、自転車をシャカリキになって漕いでくる。
「さらじゅのマスター、見なかった?」と。
そう、倉庫にしていた鍵の持ち主を捜しての行動。
お疲れ様です(_●_)
そして、後半はもうセッションです。
駆けつけたミュージシャンが誘って、この日限りの共演。
大御所ミュージシャンには、一緒に演奏したいミュージシャンがどんどん参加していく。
この様を観たお客さんがまた盛り上がっちゃうんだ。
ということで、今年も最高潮で演奏が終了。
お客さんを見送った後、撤収作業。
そして、赤とんぼのご好意によりプチ打ち上げ。
ミュージシャンは楽しい話を繰り広げていました。

そして、全ての会場が終了、撤収作業が終わった後、パラダイスロードにミュージシャン、スタッフが集合。
打ち上げです。
実はこの日は主催者であるパラダイスロードのマスターの誕生日。
鬼頭さんの号令で、ハッピーバースディを歌うとスタッフがケーキを運んできた。
マスターがローソクを吹き消して、最高潮!
しばしみんなでイベントの余韻を楽しんだ後、飲み物がなくなり、終了(笑)
私はここでお別れしましたが、二次会は夜明けで続いたそうです。
お疲れ様。


■イベント後記■
でね、今までスタッフが少数精鋭と話していたが、違った。
いろんなところでいろんな人が関わっているんだ。
少しずつ、自分のできるところで参加してる。
でも、平日の日中とかに動ける人がいると主催者であるパラダイス・ロードのマスターも助かるんだろうね。

そして、このイベントに参加するミュージシャンは、いろんなところのイベントで演奏しているから、頼もしい。
少々のハプニングなんて、冷静に受け止めてくれる。
それと、お客さんとのコミュニケーションを大事にするミュージシャンばかり。
「楽しんでくれぇ!」っていう意気込みが感じられる。

それから、このイベントのリピーターが、また凄い!
楽しみ方を知っているんだよね。
この一体感のあるイベントはそうそうないと私は思います。
この日駆けつけてくれたお客さん、ミュージシャン、スタッフ、ありがとうございました(_●_)

P.S. 鬼頭さん、アンプ大丈夫?


【場所を提供してくださったお店】
(順不同です)
◆森熊美術館
◆北浦和駅西口商店街
◆インドカレー「さらじゅ」
◆居酒屋「赤とんぼ」
◆BAR「Bloody Mary」
◆BAR「パラダイスロード」

【協力店】
(順不同です)
◆インドカレー『さらじゅ』
◆居酒屋『赤とんぼ』
◆BAR『Paradise-Road』
◆BAR『Bloody Mary』
◆BAR『WAITS』
◆居酒屋『和浦酒場』
◆BAR『La Scala』
◆居酒屋『和浦酒場 弐』
◆『株式会社 とだか建設』
◆『中華楼』
◆街の不動産『ファインズ』
◆のみ処『クークー・バード』
◆米工房『ひろおか』
◆沖縄料理『命薬』
◆中華そば『旋』
◆タイ料理『D-Jai』
◆ビンテージ ギター『REALLY MUSIC』
◆LIVE BAR『Thumbs Up』

-[SPECIAL THANKS]-
◆『森熊美術館』
◆『酒の旭屋』
◆『サイトウ薬局』
◆Recording Rehearsal『STUDIO ROXY』
◆Cafe『如何屋』


【楽しませてくれたミュージシャンの方々(50音順)】
◆赤毛のマディーズ
◆あだちてつべん
◆KANSAS CITY BAND
◆鬼頭つぐる
◆Cross Road 6
◆砂風
◆Joe-Go
◆Johnny
◆茶乱坊
◆富安秀行
◆ナオシフーチー with 藤本エイジ
◆藤縄てつや with 山本太郎
◆藤縄てつや Session
◆プチバーサリー
◆フランベ
◆フルーツバスケット
◆ホワイト&ぶる〜
◆Matilda-4
◆松本耕司&His Jazz Band
◆南浦和Blues Market
◆MOONEY
◆矢野忠と青空ロマンス楽団
◆山風
◆ユウカ
◆ローカルヒーローズ

北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival Vol.4」のHPはこちら



【準備風景】

準備中の「さらじゅ」
そして、隣の中華そば『旋』。
荷物置き場のためにお休みにしてくれました。
感謝です(_●_)



準備中の森熊美術館駐車場


準備中のパラダイスロード


【西口銀座商店街】

ジャグの看板にポスター!
そしてスタッフ自作のタイムカード!





お客さんが陽射しで道で聴いているから、向きを変えて演奏。












【中華楼前】



【赤とんぼ】



音蔵ライブレポートのトップページへ

音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。

Copyright(c) 1998- negura All rights reserved