<北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival Vol.2」>

森熊美術館駐車場にて

2007.6.3.(日) 北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival Vol.2」

<以下、スタッフレポートです>
昨年開催された、北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival」を観て感動して、今年はスタッフ参加を発起人である鬼頭つぐるさんに申し出た。
(昨年のライブの模様はこちら。)

今年は第2回目である。
昨年から継続して複数の場所で平行して演奏し、昼の部、夜の部と約12時間続けてしまうイベントである。
しかもこのイベントの凄いことは、日頃閑静な住宅街であるところに、ふと立ち寄って演奏を観れてしまうのである。
興味があれば、近くのお店に入ってゆっくり聴けちゃう。
それに一日でたくさんの個性的なミュージシャンがいっぺんに観れちゃうのだ。
今回は新たに野外ステージとしてJ:COMさいたま駐車場にて演奏とちょっぴり広げた。

スタッフの私は...前日までの作業をしていない...
ということは、あの人とあの人とあの人...が中心になって事前の打ち合わせ、地域への協力依頼、公的機関への申請作業、ミュージシャンの協力依頼、チラシ等の宣伝作り等をこなしてしまっているのだ。正に少数精鋭である。

当日、私は寝坊...
車で行って5分ほどの遅刻で済んだ(夜強い人たちなので、立ち上がりには穏便なのでした)。
今回私の役どころは、森熊美術館駐車場での準備作業および同駐車場でのイベントスタッフとしてCD等の販売、あとは気づいたところを動くといったごく簡単なところ。
時間が経つとスタッフも集まってくる。今回、県外から駆けつけてくれた人もいた(THANKS)。
さて、準備はというと、駐車場はすむかいのパラダイスロードからテーブル等を運び出して設置、森熊美術館から椅子を運び出し、POPの準備。
暫くして、川口のライブハウス如何屋のマスターとフロミズワンダーのケンタローさんの車が来てPAとテントの設置。
如何屋ご一行の方々も手伝ってくれました。
音がマンション等住宅地になるべく飛ばないように車を遮蔽物に使う(さすがみんな知恵を使う)。
準備はこのくらいである。
PAといっても簡易PAぐらいの小規模で、お店の前でのイベントぐらいの規模。
でもイベントは成立してしまうところが凄いな、と関心してしまった。

始まる前に金銭箱とCD、イベントTシャツが届く。
生ビールの準備もOK。
多分、他会場もこんな具合で準備していたのだろうな。

如何屋のマスターがPA担当。
そしてビデオスタッフも準備完了。
イベントの始まりです。
まず、主催のパラダイロードのマスターにより「楽しんでいきましょう」と宣誓があり、演奏を披露。
その後、数々のミュージシャンが演奏を行う中、楽しみに来た人、通りすがりの人が代わる代わる場内に足を運んでくれた。
通りすがりの方は子供連れや買い物帰りの方、部活の帰りの学生など。
自然に集まって場が盛り上がるということが、楽しくてしょうがない。
お客さん、ミュージシャン、スタッフみんな笑顔で楽しんでいる様、これが観たかったのよ。
道路に面しているために場内に気づいたスタッフが入ってくれるようにしたり、物品販売していましたが、ほとんど観客と同じ状況で演奏を聴いてました(感謝)。
途中、J:COMのスタッフからは粗品を頂いたので、来てくれたお客さんに進呈(THANKSです)。

夕方には昼間の演奏も終わり、夜の部の前に森熊美術館駐車場の撤収作業。
撤収が終わると、如何屋のマスターは「そんじゃね」と場を後にした。
なんとも気さくな方だ。

さて、夜の部である。
今度は赤とんぼとパラダイスロードの二つの会場。
私はパラダイスロードの下で複数のスタッフとチケット係り。
ミュージシャンの楽屋はなく、お店の外や近くのお店で腹ごしらえといったところ。
ミュージシャンは皆凄腕で、ライブハウスで活躍している方達。
でも気軽に話ができる方々ばかりなのです。

夜の部のチケット購入はあまりないかな、と思いきやすべて売り切ってしまった。
今回のチケット、レザーチケットなのね(下の写真見てね。THANKS ホワイト&ぶるー Zeal金子さん)。
「来てくれたみんなが記憶に残して欲しい」という想いが込められているんです。
これが売り切れ。

2階ではミュージシャンの演奏と弾けちゃっているお客さんの歓声や拍手が聴こえてくる。
今回夜の部の会場入りはしなかった。
スタッフという役目を忘れてしまいそうだったからね。
でも、会場を後にするお客さんが、楽しそうな笑顔で帰っていった姿を見て、「良かったなぁ」と安堵の気持ちになった。

さらじゅのマスターは昨年お手製のTシャツを着て、他の会場の様子もくまなく見るために自転車で駆けずり回ってました。
本当、音楽が好きなんだよな。

さて、イベント終了後、後片付けをした後、電車の始発を待つミュージシャンと共に打ち上げでございます。
松本耕司さん、飯山ガキデカJUGSTOMPERS、KANSAS CITY BAND、VENNさん、鬼頭つぐるさんとムーニーさんとスタッフが共に楽しく乾杯!
御大ムーニーさんは朝まで元気でした。(この人のパワーはこういったところから充電しているのかなぁ。)
電車も動き出したころでお開きと相成りました。

さて、今回も無事終了した。
このイベントは協力してくれる人たち、そして場を盛り上げてくれるミュージシャンと楽しんでくれる方々がいて成立するのです。
大きなイベントも良いかもしれないが、ふっと通りすがりに生演奏を楽しめたり、興味を持ってお店に足を運んでゆっくり楽しんだりと、地元に楽しいミュージシャンを招いて気持ちよくなれるこのイベントに私は心を揺さぶられる。

次回、どのくらい協力できるかわからないけれど、またスタッフとして参加します。
(やるよね?鬼頭さん、パラダイスロードのマスター)

スタッフ、お店の方々、本当にお疲れさまでした。
そしてご協力いただいた方々、観てくださった方々、ありがとうございました。

P.S.今回来てくださって、観れなかったミュージシャンのライブに足を運びます。

【場所を提供してくださった方】
森熊美術館、インドカレー「さらじゅ」、居酒屋「赤とんぼ」、J:COMさいたま、BAR「パラダイスロード」

【協賛してくださった方】
森熊美術館、インドカレー「さらじゅ」、居酒屋「赤とんぼ」、J:COMさいたま、酒の旭屋、ヘアーサロン「QUARTER MILE」、
中国料理「中華楼」、BAR「Bloody Mary」、Harley-Davidson「Blues」、BAR「La Scala」、タイ料理「D-Jai」、CAFE「如何屋」、
Recording Rehearsal「STUDIO ROXY」

【楽しませてくれたミュージシャンの方々】
MOONEY、KANSAS CITY BAND、鬼頭つぐる、松本耕司&Friends(寺門和宜、五味伯文、古川奈都子、海付豊)、藤縄てつや、
ホワイト&ぶる〜、山風(松田ひろあき&アキコ)、石岡美保子、赤毛のマディーズ、フロミズワンダーズ 、
JUMBALES、中川ゆかり、Sachiko&Katz、モンキー村上、飯山ガキデカJUGSTOMPERS、工藤有子&藤岡るみ子、Massy、
minoke?、titikuri jugband、Paradise Road




















これがチケット!!

この日販売していたイベントTシャツに鬼頭つぐるさんのTシャツ(TUGU-T)


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