霊視・・・2


50過ぎの男性から連絡を頂きました。

 生まれつきの障害がありますが皆さんの手助けで仕事をさせて頂いていますと言われます。

 しかし20数年前位から無理が効かなくなり病院などで治療を試みましたが埒(らち)があかず、ついつい気功や霊的治療、漢方薬など、また、WEBで評判の所に頼る様になりました。

 しかし快方に向かえば良いのですが、袋小路に入ってしまった様になってしまい、10年程前に繊維筋痛症と慢性疼痛症という診断が下ってしまいました。

 サプリメントや鍼灸も試してみましたが、日常動作も辛く希望が見えなくなってしまいましたと言われます。

 そんな中で、先日、お昼に目を瞑ると、私を守ってくださっている神様が疲れて泣いている様な絵が見えて来ましたと言われます。

 拠り所が欲しくて、「龍神・疲れ」、とネットで検索して私の所を見つけたと言われます。

 そしてこの方は、お疲れの時に申し訳ありませんが、もし地神様のお許しが有れば、私の状態が何らかの霊障から来ているのであればその対処を、また、地神様のお許しが出なければその旨を知らせてください。地元の神社にお祈りしてみます。更に可能であれば、両親の悩みにも対処して欲しい。私を育てる事に疲れ果ててしまっていますと言われます。

 文面から観て、大変真面目な方と観ました。

 此方の地神様は、「一度電話で聞け」、と言われます。

 電話をかけて来て頂き、この方が目を瞑った時に見えて来たものを尋ねてみました。

 濃い緑色の龍の顔がだけが出て来て、目から一筋のものが流れている様に見えたと言われます。龍の目は閉じていたのでどの様な表情かは分らなかったと言われます。

 電話の後、直ぐにこの方について聞いてみました。

 私、「地神さん・・・この方・・・生まれつき障害があって・・・いろんな治療法を試したりされてるらしいが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」。

 ・・・・・・と聞いてる途中で、

 妻、「白〜い、真っ白の着物の袖が出て来たわ・・・。両手を合わせた真っ白の人の手が出て来たわ・・・」、と言います。

 この白い着物を着た真っ白い手の持ち主の事を地神様に、又、この真っ白な手の持ち主に対してもいろんな事を聞いてみましたが、全く反応が有りませんでした。

 相当時間を費やしましたが、全く反応は有りませんでした

 此方の地神様には、この真っ白な手の持ち主はこの方が観た緑の龍神か?。この方の先祖か?。この方を通して何かを言いたいのか?。この方の家に恨みがあるのか?、??????等。

 この真っ白な手の持ち主には、何か知って欲しい事が有るのか?。何かして欲しい事が有るのか?。何か何か何か??????等。

 地神様にもいろんな角度から聞いて、もう少し詳しいものを見せて欲しいと伝えたのですが、全くこれ以外は何も見せてくれませんでしたし、何も答えてはくれませんでした。

 これだけの情報では、この方にどうお話したら良いのか分らなくなって来ました。

 私の方としても、この方が良い方向に行く為の、この方に取って有利な情報がないとお伝え出来ないし、たとえお伝えしても、この方がその情報で幸せにならない限りは気の毒で悩んでしまいました。

 私、「地神さん・・・、今出ている真っ白な手の存在は、この方の御先祖様とか・・・、この方やこの方自身を恨んで出て来ているとか、この方に何かをして欲しい為に出て来ているとか・・・、この方が祀るべきものなのかとか・・・」・・・、いろんな事を尋ねたのですが、何も答えは有りませんでした。

 私、「地神さん・・・、今出ている真っ白な手の存在は、この方に取って決してマイナスではないという事ですね?」、と尋ねると、かすかにうなづきました。

 私、「地神さん・・・、今出ている真っ白な手の存在は、この方が、この真っ白な手の存在の間に立って、何らかの事をすれば、それはこの方の為になるという事ですね?」、とたずねると・・・、かすかにうなづきました。

 それから・・・最初から気になっていた事を聞いてみました。

 私、「地神さん・・・、この真っ白な手の存在・・・、全く反応が無いが・・・、この真っ白な手の存在自身・・・、此方が何を言っているのか・・・聞こえてないし・・・何を言ってるのか・・・此方を理解出来ないでいるのですか?」、と尋ねると・・・、かすかにうなづきました。

 私、「地神さん・・・これだけの情報ではこの方に説明する事は出来ないし、例え話しても、これだけの情報ではこの方が良い方向に・・・幸せになるとは思えません。もう少し詳しく教えてください」、と伝えました。

 地神様が見せてくれたこの情報だけでのお伺いは、もう一時間近く経とうとしています。

 ずっと手を合わせている妻の体に痛みが出て来ました。

 妻もこの方と同じ病気を持っています。

 私、「地神さん・・・、嫁さんが疲れて来ましたので、明日、もう少し詳しく教えてください」、と伝えとところ、

 妻、「「
これ以上・・・これ以外のものはもう無い・・・」、と地神さんが言ってるわ・・・」、と言います。

 正直・・・、困ってしまいました。

 たとえ私達が其処へ祈祷に行かなくても、その方に霊視したものをお伝えして、それでその方が少しでも楽になるならそれで良いのですが・・・悩んでしまいました。

 結局、その方には、「白い着物を着て、両手を合わせた真っ白な手の存在があります。これは貴方や貴方の御先祖様に恨みや要求の様なものは何も無く、貴方がこの様な存在があるという事を認める事が貴方の為にプラスになります」、という様な曖昧な言い方でしかお伝え出来ませんでした。

 しかしこの方は、「解りました。有難う御座います」、と言われます。

 私の説明も悪いのですが、この方が、何故この説明で納得されるのか・・・それが解りませんでした。

 何が解ったのか・・・その後、この真っ白な手の存在に対してどの様な事をしたら良いのかを聞かれない内に、「解りました。有難う御座いました」、で終わってしまいました。

 確かに、此処まで霊的治療やいろんな民間治療法をされて来た方で、「わしの所に・・・回来れば治したる!」、と言われて3〜4年もその様な所に通った方ですので、失礼ですが余りそこらに注意が行かないで言われた事を素直に受け取ってしまう方かも知れません。

 この方との電話の後でお風呂に入り、「しかし・・・地神さんも・・・よう・・・これだけの情報だけで・・・」、と考えていると、す〜っと解けて来ました。

 真っ白な着物の袖・・・真っ白な合わせられた手・・・此方から向こうに向いて合わせられた手・・・
私の問いに何も理解出来ないでいる真っ白な手・・・この真っ白な着物の袖から出た両手を合わせた真っ白な手・・・これはこの方自身です

 50数年間生きて来た男の方の手とは思えません。

 何の汚れもない手です。

 綺麗な手です。

 「あ・・・これでは疲れるやろな・・・」、と思いました。

 「もうちょっと、自分を大事に・・・いたわってやらんとあかんやろな・・・」、と思いました。

 「真面目に・・・一生懸命に生きて来られたんやろな・・・」、と思いました。

 「もう・・・自分に褒美をやらんと(与える)あかんのにな・・・」、と思いました。

 「自分に褒美をやったら(与えたら)・・・何か・・・見えて来るやろな・・・」、と思いました。

 「この方自身が気がつくまで・・・黙っとこ・・・」、と思いました。

 「気がついたら・・・その先は・・・何かがこの方の人生を決めるやろ・・・」、と思いました。

 「それまで・・・黙っとこ・・・」、と思いました。

 「しかし・・・地神さんも・・・難しいものを見せるな・・・」、と思いました。

 「しかし・・・何を消(消除)したとか・・・何と対峙したとか・・・そんな類は・・・単純なもんやな・・・」、と思いました。

 

 

 

 
 
 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

鳴釜神事の実際と考察