なんでも覚え書き(自宅で介護3・介護保険)




自治体の助成
家の中の段差解消・・・3ヶ所
 1:居間と縁側との間の段差解消
 2:居間と和室との間の段差解消
 3:廊下の床上げおよび段差解消
家の外の段差解消・・・1ヶ所
 4:玄関ポーチの段差解消(コンクリート打ち)
以上の内容で、約41万円の費用がかかりました。我が家では40万円の助成を受け、オーバー分の約1万円を自費でまかないました。

このような、介護を必要とするための住宅改造の費用は、介護保険や自治体の住宅改造費助成の援助が受けられます。助成してもらえる上限金額は自治体ごとに差異がありますので、関係窓口に問い合わせましょう。また、助成を受けるには着工前の状態と完成後の状態を報告しなければなりません。写真をとるなどして窓口に相談してみましょう。
自治体の例 助成の名称 助成の内容
相模原市 障害者住宅設備改造費の助成 浴室、便所、玄関、台所などを障害に適するように改善するための費用を限度額内で助成します(所得に応じた自己負担があります)。 対象は、在宅で重度の障害がある人です。
調布市 住宅改修費の助成 日常生活上,常時注意が必要な65歳以上の方
 介護保険制度の認定の結果によって対象となる改修費の助成の内容が異なります。(介護保険優先)
同様な住宅改修について、介護保険も利用することができますが、ひとつの工事に両方(介護保険と助成)を利用することはできません。(私が調べた範囲では。)また、介護保険を使った場合は1割の自己負担が必要です。

在宅における介護保険
介護を受けるために介護保険を使うには手続きが必要です。手続きは各自治体で行いますので近くの市役所、町村役場に出向いて問い合わせましょう。最近は自治体のホームページでかなり詳しく説明されていますので、まずはそこで予備知識をもってから出向くと話が速いでしょう。
要介護度の認定 介護保険のサービスを受けるためには、介護が必要な状態かどうか、介護の手間のかかり具合(要介護度)はどの程度なのか、要介護認定を受ける必要があります。 約一月弱、かかりました。介護度は1から5の範囲で認定されます。
ケアマネージャー選定 介護計画の作成や介護の実施確認などが主な仕事のようです。介護関連の事業所に属していますが、すべての事業所にいるわけではありません。ケアマネージャのいる事業所は役所などで調べることができます。  
介護の計画 ケアマネージャーも交えて家族で計画します。ケアマネージャーは実際の介護の現場をみているので尊重に値する意見・感想をもらえます。 我が家ではエクセルを使って我が家なりの予定表を作成しました。
居宅サービス計画 ケアマネージャーが我々の要望をもとに作成します。これが介護保険がおりる要素のようです。(必ず、見せてもらいましょう)

自画自賛ですが、居宅サービス計画表より自作のエクセルで作成した予定表が役立ちました。
介護保険が適用されるのは自治体によって微妙に違います。そのポイントは
・上限が「単位数」で決められる。
・1単位の金額が自治体によって違う。
これによって制限金額が自治体によって違ってくる、ということです。

左の画像は内容が判読不能ですが、画像をクリックするとpdfファイルが開きますのでご覧ください。
介護の実施 各種の手続きが終了すると各事業所からのサービスが開始されます。