なんでも覚え書き(自宅で介護2・段差解消)




段差解消・・・家の中
家の中を車椅子で移動するとなると、実施に移動してみてわかるのですが、わずかな段差がかなりの障害になります。車椅子の後輪は大きいのですが、それに比べると前輪はとても小さいのです。小さい車輪で3cm程度の段差を乗り越えるにはかなりの力が必要になります。
室内のいたる所にスロープを取り付けなければなりません。このようなスロープは市販されていますが、場合によっては注文となります。これらの費用は介護保険や自治体の福祉手当などの援助を受けることができます。
左の写真のスロープは居間から縁側へ出るところの敷居部分に取り付けてあります
左の写真のスロープは居間と和室縁との間の敷居部分に取り付けてあります
左の写真のスロープは玄関から上がった廊下から和室・トイレ・洗面室への繋がる部分をまとめてかさ上げしてあります

段差解消・・・家の外
玄関・かまちの段差は大きいです。障害者ひとりではもちろん、健常者でも無理です。必ず介助が必要です。介助の方法がふたつあると思います。ひとつは力のある人が車椅子ごと持ち上げることです。もうひとつは滑り台のような大きなスロープを立てかけてることです。介助者がか弱い女性の場合はスロープを使うことになるでしょう。
玄関・外から門までの段差も難関です。軒にポールがあるため、車椅子を横から抱えることができません。
結果的に、上の写真のコンクリートの段差をコンクリートで埋めてしまうことにしました。
昨年(2005年)、我が家では自治体の「障害者住宅改造費の助成」を選んで家の中と玄関の外の段差解消の工事を行いました。