高倉健 — 単騎、千里を走る。
高倉健の映画出演ペースや独特の演技スタイルについて。耐え忍ぶ演技や役作り、他の役を演じる可能性について考察します。
高倉健さんが映画に出演するペースってとってもゆっくりですが、それって本当は演技が同じなのがばれないようだったりして、などと考えてしまいます。
高倉健さんの耐え忍ぶ演技って、どの作品を見てもそっくりではないですか。ぜったいとぼけた役はやらないし、みんなが知っている高倉健さんってあのイメージだし、他の役やキャラをするとイメージが崩れるのを嫌がっているのかな。
そうだからこそ高倉健さんは今の地位を築いているということもあるのだろうけど・・・他のキャラクターを演じるのも見てみたい。寅さんを演じていた渥美清さんは寅さんのイメージがあるから他の役はやらないと公言していたけど、高倉健さんはどうなんだろう?
息子が病床にいると聞いた高田だったが、息子との間には確執があり、長年会うこともなかった。しかし、余命いくばくもないと知り、彼は息子と中国の役者リー・ジャーミンとの約束を果たすために、単身中国へ。言葉も不自由な彼が、中国でいろんな人と交流を持ちながら、リー・ジャーミンを求めて旅をする。中国の名匠チャン・イーモウと日本が誇る人気スターの高倉健が初めてタッグを組んだと話題になった作品。驚くべきは、個性派のチャン・イーモウ作品でも、高倉健は、高倉健のまま存在しているということ。そのゆるぎない存在感は圧倒的だ。中国の人々との交流の中には、ユーモアもあり心温まるロードムービーの趣。不器用で頑固な高田、息子も同じような性格ゆえに、なかなか和解できなかったふたりだが、父から歩み寄っていく、その高田の心情には胸にグッとくるものがある。(斎藤 香)
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