センチメンタル・アドベンチャー — クリント・イーストウッドのもう一つの顔

「ダーティ・ハリー」シリーズで知られるクリント・イーストウッド。 近年は監督としての評価が高いが、彼のもう一つの顔は音楽好きだ。 カントリーやブルースへの愛情は、自作映画にも色濃く表れている。

センチメンタル・アドベンチャー(HONKYTONK MAN)

センチメンタル・アドベンチャー(HONKYTONK MAN)
映画「センチメンタル・アドベンチャー(HONKYTONK MAN)」

邦題は「センチメンタル・アドベンチャー」。 原題は「HONKYTONK MAN」。 (もし “WOMAN” だったら、ローリング・ストーンズの曲が使えたのに…)

子役を務めたのは、イーストウッドの実子、カイル・イーストウッド。 彼をキャスティングしたのは、父であるクリントが“役者として”ではなく“父親として”描きたかったからではないか。 もちろん想像の域だが、そうであってほしいと思う。

この作品の主人公は、病を抱えたミュージシャン。 イーストウッド自身の音楽観が投影されており、 カントリーやブルース、ウェスタンの空気が心地よく漂う。

さらにこの映画では、監督・主演・作曲・演奏・歌唱とマルチな才能を発揮。 イーストウッドという人物の深みを感じさせる一作だ。

ダーティ・ハリー

ダーティ・ハリー
「ダーティ・ハリー」シリーズ

許されざる者 UNFORGIVEN

許されざる者 UNFORGIVEN
許されざる者 UNFORGIVEN

クリント・イーストウッドが今だから撮るべきだと思ったと語った作品。 やっぱりイーストウッドといえば、西部劇。

これは今までの西部劇とは違って、若いアウトローが主人公じゃなくて、年老いた伝説の悪党が主人公。 しかも、体も昔見たく動かず銃の腕も錆付いている。

もう昔の稼業は引退して、今では農夫として暮らしている。 でもそんなに上手くいくわけもなく、お金もない。 そこに懸賞金話が転がり込んでくる。 もう一稼ぎっていうことで、昔の悪い仲間と組んで仕事に向かう。 そしていろいろある訳です・・・・・・。

前半はバテバテのダメアウトローですが、後半はキテマス。 やっぱりカッコよくなります。

イーストウッドとモーガン・フリーマン、若い仲間役にリチャード・ハリス。 敵役にはジーン・ハックマン。これがなんかとても新鮮でした。 ジーン・ハックマンの本当に悪い役ってほとんど知らないので・・・。

それにこのDVDにはうれしい山田康雄の吹き替えがついてるので、あの独特の節回しのイーストウッドが楽しめます。

許されざる者 UNFORGIVEN 山田康雄の吹き替えがある
許されざる者 UNFORGIVEN 山田康雄の吹き替えがある
センチメンタル・アドベンチャー DVD
センチメンタル・アドベンチャー(HONKYTONK MAN)

監督・主演・作曲をクリント・イーストウッドが手がけた、カントリーの香り漂うヒューマンドラマ。

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センチメンタル・アドベンチャー 配信
センチメンタル・アドベンチャー(HONKYTONK MAN)配信

監督・主演・作曲をクリント・イーストウッドが手がけた、カントリーの香り漂うヒューマンドラマ。

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ダーティハリー アルティメット・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
ダーティハリー アルティメット・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

ダーティハリー1~5を収録した完全版ブルーレイBOX 山田康雄氏による吹替え音声を初収録 全編りマスター!さらに、約3時間を越える初出しの映像特典を収録!

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許されざる者
許されざる者

クリント・イーストウッド主演・監督の名作『許されざる者』。年老いた伝説の悪党が再び銃を取る姿を描いた異色の西部劇で、モーガン・フリーマンやジーン・ハックマンら名優の共演、山田康雄による吹き替えの魅力。クリント・イーストウッドが「今だからこそ撮るべきだった」と語る名作『許されざる者』。若いガンマンではなく、かつて名を轟かせた年老いたアウトローを主人公に据えた異色の西部劇です。農夫として静かに暮らしていた男が、懸賞金をきっかけに再び銃を取る──その姿に、渋さと哀愁が入り混じるイーストウッドらしい魅力が凝縮されています。モーガン・フリーマンやジーン・ハックマンら名優の共演、さらには山田康雄による吹き替えの味わいなど、映画の見どころが満載。

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