6月21日

(湖の)魚にエサをやらないでください!ゴミはゴミ箱に!
パンダの注意書き でもこの注意書きあまり役にたっていないのでは?・・・と思うほどの人民の皆さんのマナー

6月21日(火)
本日は、九寨溝仕様(?)の携帯電話を渡されての自由行動。
さあ、いざ行かん!と張り切ってみたのはいいけれど、ナゼかホテル→九寨溝への送迎バスが、九寨溝入口前で突然停車禁止、退去命令をくらって一旦入口付近から撤退することに。
いや、我々がアヤしい集団だったからじゃないですよ?!
入口付近に停車しようとする車があれば、ポリスがすかさず飛んで行って、どんな車でも退去させられてたんですから!

こなつ:な、なに? この厳戒体制っぷり
ねじき:昨日はここ、スムーズに通れたのに・・・?
こなつ:あれ? でも、タクシーだけはスルーしてない?
ねじき:え?あ、ホントだ。タクシーは停められないみたい。

そう、ナゼかタクシーだけはノーチェックでスルー。
なにゆえ? と、二人して首を傾げていたところ

ガイドさん:今日は入口前に車停められなくなったみたいデス。ココから歩いて行きマス
は? 今日

ガイドさん:ルール、毎日変わりますネ。今日は、入口に車ダメな日です。
ねじき:なに、ソレっ!?
こなつ:毎日って・・・ちょっとアバウト過ぎっ!!
ねじき:さ、さすがPi-子さんの国だわ〜
こなつ:うん。激しく同感


兎耳笹柄バス バックミラー萌え〜?
まぁ、そんなイレギュラーにも見舞われつつも、とりあえず入口までたどり着き、無事ゲートを通過。
気を取り直して、本日最初の目的地『熊猫海』へと出発です。

本日は、オール自由行動なので乗合バスを利用。
ワンデー・フリーパスなので、乗り放題なのですよ。
あれ? でも、乗合バスは絵柄が笹の葉…なんで、パンダじゃないのっ?!
もしかしなくても、貸切は熊猫、乗合は笹の葉って、絵柄で区別しとるんかい!

ともかくにも、そんな兎耳笹柄バスに乗って熊猫へゴー。

でも、何故に熊猫???
湖がパンダの形をしているわけでもないし、実際に『熊猫海』へやって来て見ても、首を捻るばかり。
それに、昨日回った湖たちに比べると、あんまり特徴もないような…。
はてな、と思って名前の由来を聞いてみたところ、この湖にはよく野生のパンダが水を飲みにやって来たからだとのこと。
とは言っても、今じゃ野生のパンダなんてほとんどいないそうですが(*_*)

ねじき:昔、とある泉の水を飲むとパンダになっちゃうってマンガがあったよね?
こなつ:あったねぇ。女の子になっちゃう泉とか子猫や豚になっちゃうってヤツ

(らん○1/2)
そういえば昨日は「サイの湖」と「虎の湖」にってのもあったけど、あれ泉じゃなくて湖だから・・・まさかね?(^^;

訳すとパンダプール?昔はパンダがやって来る竹林だったそうです

ここから熊猫滝へ向かう途中、面白い商人(?)に出会いました。

ねじき:ねぇねぇ、あれってさぁ、コスプレ屋さんじゃない?
こなつ:コスプレ言うなーっ
ねじき:えー? だって、チベットの民族衣装をレンタルさせてくれるんでしょ? 間違いじゃないじゃん
こなつ:貸衣装屋さんって言おうねー
(にっこり)
ねじき:(ガン無視)しずるちゃんが好きそうだよねー、民族衣装コスプレ。

コスプレ屋さん小道具?の羊も貸してくれますよ


ちなみに我々は、コスプレ(…)してません。
うん、しずるだったらやってたと思うよ。

さて、パンダ滝。
その名前から可愛らしい景観を想像しがちですが、実は九寨溝中最も落差の激しい大滝!
そのおかげで、滝つぼ周辺は天然ミストでマイナス・イオンたっぷり。
…と言えば聞こえはいいけど、実際のトコロ、霧と言うよりは雨と言った方が正しかった(汗)
癒されるどころか、傘差したくなりました(^^;)

豪快な熊猫海瀑布まるで修行?・・・かさをください

この後、山を下って昨日も訪れた五花海へ。

所々小さな滝?もある
遊歩道側の小川

当初、ここからバスに乗る予定だったのだけど、思ったより早く五花海へ着いたので、そのまま歩いて珍珠灘まで出ることに。
今日は孔雀河道は渡らずスルー…と思ったら、なにやら河道(橋)付近に不自然な人ごみが。
野次馬根性丸出しで近寄ってみると、どうやら何かの撮影中の模様。
音楽が流れてて、女の子が三人くらいで踊っていたのを撮影していたところを見ると、PVでも作ってたのかな。

撮影隊何の撮影だったのかな?

ねじき:こんなトコで撮影できるんだ。いや、レアな映像撮れそうだけどさ
こなつ:でもさ、昨日ガイドさんが、ココ西遊記のロケ地に使ったって言ってたよ

「HERO」(張藝謀監督)の撮影も九寨溝で行われたそうです。

ねじき:そんなに簡単に撮影許可降りちゃうの?! 超絶貴重な世界遺産を、エンタメ系の撮影に惜しげもなく使っちゃうところがスゴイな。しかも、規制めっちゃ緩そう・・・
こなつ:さ、さすが中国。お金のためなら・・・以下略


おねーさんたちの撮影も気にはなったのだけど、今日は時間制限アリ!
早々に撮影見学を諦めて、珍珠灘へ行き、その後はお昼ご飯にありつくべく、鏡海沿いに下り、午前中はハイキングを終了。

午後のコース設定は、チベット村の辺りからスタート。
ここから臥龍海へ下りました。


チベット村と小さい滝 湖の真ん中に沈殿している石灰が臥せている龍
 のようだ・・・ということで臥龍海

…しかし、景観抜群のハイキングの最中、ねじきの口から出てくるのは雰囲気ぶち壊しなオタクな単語ばかり。。。えぇ、答えてしまうこなつも悪いんですがね。

さて、本日は夕方の便で成都へ。
まともに飛ばないと悪名高い九寨溝便ですが、今回は往き帰りともに全て時間通りだったのでした。
・・・これは最初の飛行機の埋め合わせなんだろーか(--;)

成都のホテルに到着、夕飯をすませてホテルの部屋に戻ると、最初にやったことはヤッパリ
ねじき:こっちでもTV番組同じだといいけど・・・

もっちろん、TVのスイッチON!
しかし、期待も虚しく・・・どのチャンネルを見てもそれらしい武侠時代劇モノはやっておらず・・・
こなつ:え〜、こっちじゃやってないのかな?残念。
ねじき:しょうがないね〜・・・私、先にシャワー浴びるよ。
こなつ:いいよ。私、荷物の整理してよ。


今まで購入したお茶やらお土産やらを詰め込み・・・と
荷物を整理しているうちに番組が変わり・・・始まりました、例のドラマ!!
こなつ:ねじき〜、始まったよ〜。

ざ〜、ざ〜、ざ〜

シャワーの音で聞こえなかったのかもしれない・・・と思っていると

ガチャ

なんとバスタオル1枚で出てきたよ、ねじき!!
ねじき:あっ、本当だ。また話が跳んでる!TV番組表欲しいなぁ。

とか言いながら、バスタオル1枚でドラマを見だすねじき(でも全然セクシーさが感じられないのはなぜ?)
そんなに見たかったのか?・・・まだ頭にシャンプーがついてるってのに・・・

(ねじき&こなつ)