秋芳洞&秋吉台(Akiyoshido&Akiyoshidai)

秋芳洞入り口

こなつ:今日の夜は萩で宿泊だよね、ねじき。
今回の主催は一応ねじきです。
ねじき:そうそう。
Pi-子:萩へ行くまでにどこか寄って行くの?
こなつ:あの・・・行くのかを今決めようかと思ったのだけど。


出発直前になってから各自ガイドブックを開き、行きたいところを探索する3人。

Pi-子:今日も天気悪そうだから屋内ものの方がよいかな〜・・・あ〜、ここ行きたい。秋吉台。
ねじき:完璧に屋外だと思う・・・
Pi-子:じゃあ秋芳洞。ここは鍾乳洞だから一応インドアだ!
こなつ:秋芳洞へ行くなら秋吉台も通るよ。ここも修学旅行の時来たけど行ってもいいよ。

Pi-子が押し切って決めてしまったような気はするが、みんなの意見も聞いたんだからよしとしよう。


車は一路山口へ・・・と思ったら

こなつ:あ、また雪ぱらついてきたね。
Pi-子:またお天気雪(晴れてるのに雪)。私の雨女パワーとこなつちゃんの晴れ女パワー が変な相殺のしかたをしているとしか思えない・・・
こなつ:あっ!いけない・・・
Pi-子:何?どうしたの?
こなつ:私、会社に「友達の結婚式が広島であります」って言って休暇もらったのに広島で会社向けのお土産買うの忘れた!

いかんですよ、こなつちゃん。申告は正直にしないと・・・でも冠婚葬祭って一番(休暇の理由に)使いやすいんだよねぇ〜。

この時まだ山陰自動車道に乗ったばかりだったので宮島サービスエリアによることができた。
広島を出ていなくてよかったね。

サービスエリアでご当地お菓子などを物色&買い物し終え、じゃ車に戻って出発するか!
・・・と思ったのだけど、どうもみなさんサービスエリアの裏手の庭の方へ行ってるんですよね。
何かあるのかな?
Pi-子、さっそく探索しに行く。

少し行くと展望台のような場所発見。そこから安芸の宮島が一望できるようになっていた。
Pi-子:きれいだね〜、ねじき、こなつちゃ・・・ん?
Pi-子の行動を見て後ろからついてきていると思っていた2人がいない
よくあることだが置いてきてしまったのだろうか。

サービスエリア入り口の所までもどると案の定いた
Pi-子:こんなとこにいた。
こなつ:う・・・それはこっちのセリフ。どこ行ってたの?
Pi-子:いや・・・(^_^;)裏手に展望台があってそこから宮島を一望できるんだよ。


こなつとねじきを誘い、もう一度展望台へ行ってみる。
Pi-子:ね、きれいでしょ。
ねじき:きれいだけど寒い。

・・・ま、確かに・・・。写真を撮ったら車へ戻ることにする。
テーブルの上には小さな雪だるまがあり、庭では雪合戦をする親子がいた。こんな所でこんな光景が見られると思わなかったなぁ・・・。

後で知ったのですが、この時海側の山陰自動車道は雪がぱらつく程度でしたが、山側の中国自動車道では本格的な雪が降っていて、通行規制もあったそうです。

美祢IC(秋吉台・秋芳洞最寄りIC)のすこし手前の美東SAで昼食をすませ、目的地へGO!
何を食べたのかというと、山口なのでPi-子はふぐ雑炊をねじきはふぐのから揚げ定食(だっけ?メニュー名覚えてない)をいただきました。
山口といえばふぐですもの。p(^o^)q

このように散々寄り道をしてきたので、やっとのこと秋芳洞へ到着。
広島ICから美祢IC間のSA全部寄って来たぞ!・・・でも迷子にならなかっただけよしとしよう。

町営の駐車場からあまり活気の感じられないお土産屋さん街を通り抜け、秋芳洞へ向かう。
シーズンオフだったからなのだろうか?

秋芳洞入り口でチケット購入。大人3枚で3720円・・・ってことは一人1240円か・・・高いなぁ。
しかし、ここまで来たら見ないわけにいかない!お金を払って鍾乳洞へ進む。

入り口にはコバルトブルーの川が流れていてすごくきれい。
その川の上にかかっている橋を渡って鍾乳洞の中へ。
Pi-子:あ、いけない。洞窟に入るってのにヘッドライト持って来なかったよ。
こなつ:(^_^;)・・・Pi-子、ここはボルネオじゃないんだよ、ちゃんとライトアップされてるって!


中に入ると、幻想的なライトアップがされていた。
Pi-子:本当だ。こうもりのフンの臭いもしないし、光るゴキブリもいないねぇ。
こなつ:だからボルネオじゃないんだって・・・



入り口から少しの所に有名な「百枚皿」があった。
誰もがここで立ち止まり、写真を撮っている。Pi-子も一枚・・・ぱちり。

正直言うとこの百枚皿、小学校の時の理科か社会の教科書だったか資料集で見たことがあってその時から来てみたかったんだよね。
確かにきれいだ・・・きれいなんだが・・・
Pi-子:きれいだけどボルネオのがもっと乳白色できれいだったな。
こなつ:あのね、Pi-子。ここってば山口県の目玉とも言える観光地で観光客の数だって(ボルネオとは)全然違うんだよ。 ボルネオのはジャングルのどまん中にあるし、整備もここほどされていないからその分保存状態がいいんだよ。 そもそもPi-子の場合行く順番が間違っている気がする。
Pi-子:そうかもしれないけど・・・(^_^;)


奥へ進んで行くと、これまた有名な「黄金中」。他にも「五百羅漢」「傘づくし」「大松茸」など自然が何億年という歳月をかけて 造った芸術品には驚かされるばかりです。ボルネオの方がきれいとか言ってすみません。m(_ _)m

秋芳洞は東洋一の規模といわれている鍾乳洞だけに「どこまで行けば終わるのだろう?」と思ったぐらい広かったです。
しかし観光客に公開されているのはほんの約1.5km。総延長は約10kmもあるとか・・・。
文字通り「奥が深い」のです。

こなつ:見て〜、こんな看板がある〜

小さな勇気で大きな感動!! !!

秋芳洞冒険コース


Pi-子:体験料300円!?・・・これもロッククライミングと水泳は必須条件なのかな?
こなつ:いや、まさか・・・でも、どうだろう?

参加したことのある方、ご報告ください。

鍾乳洞を出て駐車場へ戻る・・・が、鍾乳洞内部は約17度と暖かかったため、寒さが身にしみる。
一年中同じ気温なので夏は涼しく、冬は暖かいんだそうです。


次は秋吉台だ。
車で5分といかないうちに奇岩が点在しているポイントへ出た。
Pi-子:こなつちゃん、どこか停めて写真撮らない?
こなつ:え〜っと、駐車場が・・・あ、あそこ広そう。


広めの駐車場に車を停め、外に出ると遊歩道入り口があった。
Pi-子:ここから歩けるのか・・・行ってみよう。
こなつ:あ・・・私はいい。車で待ってる。
ねじき:私も行く。
Pi-子:じゃ、こなつちゃん。行ってくるね。


ガイドブックの写真は春か夏だったようで青々とした草原にごつごつした石灰岩(カルスト)が見えていたのですが、今は冬。 黄金色の草原の中に石灰岩が見えます。

Pi-子:適当に身を隠せる岩や草があってサバイバルゲームマニアにはたまりません!って感じじゃない。
ねじき:そう?それより火サス(もしくは土ワイ)のラストシーンを思わせるけど。あれって絶対に、なぜか人気のない 風光明媚な観光地に真犯人を呼び出すじゃん。
Pi-子:うん、うん。真犯人って分かってるんなら、もっと人の多いところに呼出せばいいのにね。


とかなんとか言いながら歩いているとこんな↓石碑を発見!


秋吉台演習場跡

この台上は、明治時代から旧陸軍演習場として使用されておりました。終戦後米軍爆撃演習場としての申し込みがありましたが、 学術の宝庫としてこれを守り、現在特別天然記念物および国定公園として保護されています。


Pi-子:やっぱり、旧日本陸軍はここでサバイバル・ゲームしたんだね。
ねじき:ちょっと違うと思うけど・・・。ところでPi-子さんどこまで行くの?
Pi-子:特に目的があるわけじゃないんだけど、とりあえずこの小山の上まで上ってみようかな〜・・・と。


んなわけで、丘を上る、上る・・・。
なだらかそ〜に見えたけど、けっこう急だった上、道が蛇行していたので小山の上へ行って駐車場まで戻るのに30分強の時間がかかりました。

Pi-子:ただいまっ。
こなつ:写真撮ったら戻ってくると思ったのにどこまで行ってたの?
ねじき:Pi-子さんがあの(指差し)小山の上まで行こうって言うから遅くなっちゃった。
Pi-子:いや〜、まっすぐな一本道があるのかな〜と思ったら(道が)蛇行しててさ。草原に隠れて近づくまで道が見えなかったんだよ。
こなつ:もう暗くなっちゃうし、萩までは道草食わずに行くよ。

ああ、道草大王のこなつちゃんに言われたくないことを言われてしまいました。


寄り道せずに一路萩へ

萩市内に到着
Pi-子:大きなホテルだし、この道をまっすぐいけばそろそろ見えてくるはず。
こなつ:あ、あった!

駐車場に車を停め、本日の行程は無事終了・・・と思ったら・・・

きき〜っ、がくん!

なんて乱暴な運転。駐車場のスペース2台分使ってるよ。(線上)
こなつ:私、トイレに行って来る!戻ってきたら車、まっすぐにするから待ってて!
こなつちゃん、ホテル内のトイレへダッシュ!

Pi-子:・・・秋吉台でこなつちゃんが車降りなかったのって寒いからだと思ったけど、もしかしてトイレに 行きたかったのかな。
ねじき:かもね。トイレって(秋吉台の)駐車場から遊歩道に入ったところにあったよね。
Pi-子:あった、あった。言ってあげればよかったね。
ねじき:しようがないよ。知らなかったし・・・。
Pi-子:そうだね。


こうして萩へ無事到着。
明日は萩市内を観光して、帰る日だ。・・・早いなぁ。

(Pi-子)