ライン川(Rhine)


ライン川(Rhine)

本日は旅の前半戦の目玉ライン川下りです。
定期観光船は、マインツ(Mainz)からコブレンツ(Koblenz)まで行くのが一番メジャーのようなんだけど、普通に行くと7時間かかる為、 日程と時間の都合から私たちはその逆、コブレンツをすこし過ぎたボッパルドからマインツのちょい手前、ビンゲンで下りることにしていた。
次の目的地、ハイデルベルクまで行く列車へ乗るためにはその方がよかったのです。

ボッパルトまでは列車で移動するため、ケルンのホテルを7:00に出発。
10月だけどまだ外は真っ暗。

眠い目を擦りながらチケットカウンターへ行くとそこにバッハがいるではないですか!
眠気が一気に吹っ飛ぶ。

Pi-子:すごい!チケット売り場の係員のおっちゃん、バッハそっくりだよ!
実は窓口にウェーブかかったロンゲの白髪おっちゃんがにいたのです。(本物のバッハはかつらですけどね)
その姿は学生時代、音楽室で見かけたバッハ君そっくり。

ねじき:ねえ、あの髪の毛は地毛なの・・・・・?
Pi-子:地毛でしょ?あんなかつらって売ってる?


バッハ君からチケットを買い一路ボッパルド(Boppard)へ。



ボッパルトから船着場への道は誰も知らなかったが、列車から降りる数人の人に着いていったら迷うことも無く行くことができた。

まもなくやってきた船に乗り込むと、船はガラガラ。
王道、マインツ→ゴブレンツの逆を行くので正確には、このルートではライン川上りになるからか、それとも今日の天気のせいか・・・

実は、昨日までは10月とはいえ半袖でも汗ばむくらいの陽気だったのですが、今日は普通に街を歩いていても肌寒い。
船の上ともなれば、ますます寒いというのに、nogiの「きれいな写真を撮りたい」という希望から船外のデッキチェアへ。

しかし、今回はこんなこともあろうかと思い、バッチリ! (^_^)v(ねじきは6枚位着込んでいた)
以前Pi-子さんと一緒にドナウ川へ(オーストリア)へ行った時も(10月頃だった)とても寒い思いをしたのです。

これ以降Pi-子の雨女ぷり
発揮されずっと天候に恵まれませんでした。(>_<)

船の出発まで、まだ時間があるからガイドブックでも読んで勉強しておこう。
船がやっと出発した。
予想はしていたが、川からの風がとても寒い!
小雨まで降り出しカイロを持ってこなかった事を悔やんでいるねじきの横で・・・

おお!ノースリーブ平然としているお姐ちゃんが居ましたよ。(Konishi○のような人でした。)

薄手のカーデガン一枚羽織っただけ平然としていたお姐さん!あんたは凄いよ。

また寒さ対策のために太極拳をしだす中国人観光客の小父さんもいて・・・。なかなか面白い船でした。


ここからはライン川の景色をお楽しみください


ローレライ
世界3大ガッカリ名所?の一つ。タダの崖。この上に
ローレライ来訪者センターがあるらしい。

アウフ・シェーンブルク
12世紀に築城された城。古城ホテルになっています


中州の税関
改装工事中。でもちょっと周囲から浮いてる?

ネズミの塔
改修工事後だろうと思うけど、風景との調和が・・・

ねずみの塔のチープさにはちょっとショックを受けたけどまあ観光地と言うものはこんなもんだろう。

さあ気を取り直してハイデルベルクに行こうか!とビンゲンで船を降り、船着場の近くにある駅へ。

ねじき:ここからハイデルベルクまでは乗り換えなしで行けるんだよね。
Pi-子:そう、インターネットで調べたら、ちょうどいい時間に乗り換えなしでハイデルベルクまで行ける列車があったんだ。
nogi:
(駅の時刻表を見ながら)・・・でも、時刻表にはその時間の列車、ないよ。
Pi-子:えっ・・・・・・・・・・・・


其処はとても裏寂れた駅で、時刻表を見てもハイデルベルグ行きの表示はなくパニックになる3人。|(>o<)|

う〜ん、どうしよう・・・隣で同じく時刻表を見ているおばちゃんがいたので、聞いてみた。
Pi-子:すみません、ここ・・・ビンゲン駅ですよね・・・?
おばちゃん:?
(英語が通じないようだ・・・)
Pi-子:え〜、Here ・・・ Bingen Hbf?

おばちゃん、首を横にふる。・・・よかった、なんとか通じたようだ・・・じゃなくて、ここビンゲン中央駅じゃないわけ〜!?

Pi-子:あ〜、ビンゲン中央駅はどこでしょう?
身振り手振りで何とか聞いたところ、ハイデルベルグ行きが出るここではなく、お隣のビンゲン中央駅(Hbf)だった。(*_*)




電車で隣の駅まで移動し、無事、中央駅からハイデルベルク行きに乗れた3人は「何とかなったね。」と胸を撫で下ろしました。
しかし・・・

本日の最大のピンチはこの後やって来るのだった!!


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(ねじき)