ハイデルベルク(Heidelberg)
ハイデルベルグ城
さて、何とかやって来ましたハイデルベルク。
只今、16:00。さあ、宿を探さないとね。
ホテルが集まってるビスマルク広場周辺へ行く。
途中道を間違えたけど・・・たどり着けたから良しとしよう。(^_^;)
まずは一件目。
Pi-子:すみません、今日部屋ありますか?
フロントのおっちぁん:ごめんね、今日は満室なんだよ。
Pi-子:あ、そうですか。(まあ1件目だからな。)
気を取り直して、向かいのホテルへ(2件目)
Pi-子:すみません(以下同文)
という具合に3件ほど廻ってどこも満室。背負っていたリュック(10kgぐらい)が異様に重く感じはじめた頃
nogiが足を痛めるというアクシデント発生!
とりあえず近くにあったマクドナルド(世界中どこでもあります)で作戦会議。
Pi-子:nogi、大丈夫?
nogi:大丈夫・・・だけど、これ以上歩き回るのはちょっと・・・。
ねじき:どうする?
Pi-子:確かに歩き回っても限度があるから・・・ガイドブックに載っているホテルにかたっぱしから電話してみるか。
お店の前にあった公衆電話に入り、手頃なところに全て電話するが・・・・・・・・・結果は全部はずれ(満室)。
これは一体どうゆうこと??? (ToT)
公衆電話の前で悪戦苦闘をしているところへ親切なお姉さんが声をかけてきてくれた。
都合のいいバラエティ番組(どの番組とはいいませんが)なら
など言ってくれるのだが・・・ヤラせ番組とは違い、現実は甘くなかった・・・。
通りすがりの親切なお姉さんは相談に乗ってくれたが、「お役に立てなくてごめんなさい」と
申し訳なさそうに帰っていった。
ありがとうお姉さん(でもきっと私たちよりも年下だっただろうな(-_-;)。)
こうなったら、最後の手段!ツーリスト・インフォメーションへ!
ハイデルベルクのインフォは駅前にあったので・・・バスで?・・・路線がよく分からないし、歩きで・・・は時間がない。
なんせ、この時すでに17:30をちょっと過ぎていて、インフォは18:00までだったのです。
しょうがない、最後の手段!タクシー(おベンツ様)でGO!
18:00ちょい前にインフォへ到着。(ホッ)
Pi-子:すみません、ホテルを紹介してほしいんですけど?
インフォの小母ちぁん:何人?3人ね。・・・あるわよ。DM229だけどいい?
Pi-子:(え?そんなあっさり?)あ、良いです。
そうして紹介されたホテルは、先ほど(数行前)電話したのですが・・・そのときは繋がらなかった所でした。
何か釈然としないままホテルへ。
nogiの足の具合もよくなかったから、大奮発してタクシーで行っちゃうゾ!
"Hotel Anlage"・・・ここは古い邸宅を改装したものでアンティーク調の内装や家具もかわいくてとっても良い所でした。
それにしても・・・本日のお宿が決まってよかった・・・。
(翌日)
ハイデルベルクの市内観光。(おお一寸旅行記らしいぞ!)
ハイデルベルク城へ・・・お城までは歩いても行けますが、ぶしょうしてロープウェイで行っちゃおうっと。(^o^)
このお城は三十年戦争とその後のプファルツ継承戦争(オルレアン戦争)で、徹底的に破壊されたが19世紀に入って再建された。なぜ19世紀?・・・それはロマン派のお坊ちゃんたちに、廃墟となったお城がロマンチックだと再評価されたからしい。
再建事業はグランベール伯というフランス貴族が行ったようです。
ここのバルコニーから見渡せる街の風景は絶景で、ガイドブックには必ず出でくるね。(右写真)
もう1つの名物、大学の学生牢。
1386年に創設されたハイデルベルク大学はドイツで最古の大学です。("モンスター"でニナの在籍してた大学ですな)
この大学の長〜い歴史の中には、やはり素行の悪いヤツいたようで学生牢というものも存在したんですね。しかし"牢屋"といってもあまり陰湿な感じがしないのは、壁中に書いてある落書きのせいか?
ともかく至る所びっしりと落書きがあります。
この後、ネッカー川をはさんだ、街と反対側にある"哲学者の道"は市街と城が望める絶景ポイントということなんで、行ってみることにする。
シュランゲン小道(左写真)という本当に小さな小道・・・道というよりは綴れ折の階段をひたすら登る。
すべるし、けっこう、きっついの!
ケルンの大聖堂といい、ドイツに来てからこればっか・・・(ToT)
初っ端脱落したねじきは、上から降りてくる小母ちゃんたちに励まされ、辿り着いたときにはカメラ娘nogiが写真を撮りまくっていました。
さあ明日からは、レンタカーだ。まあ何とかなるでしょう。多分。
(人事だな、運転しないから。)
(ねじき)
本日のお宿: HOTEL Anlage DM 229/部屋