ケルン(Koeln)

世界遺産・大聖堂(Dom)


翌日、ケルンへむけて出発。
ケルンまでは電車で揺られること約30分、車内で暖かい日差を受けて気持ちよ〜く、まぶたが重くなってきたその時!

停車した駅をふと見ると「ケルン(Koln)」の文字が!
nogi:あっ、ケルンに着いた!降りなきゃ!
Pi-子:えっ、ウソ!


3人が降りたところで列車の扉は閉まった。
ぎりぎりセーフ(ほっ)

と、安心したところで、周りは見回してみるとものすご〜く、のどかな田舎の駅。
                          
ねじき:何かケルンも田舎だよね。
nogi:ボンも元首都なのに田舎っぽかったじゃん。
Pi-子:ガイドブックには「駅前に大聖堂が見える」って書いてあるけど?

・・・どこ???

上を向くと青空が、右を向いても左を向いても緑がまぶしい
高い建物なんてぜんぜんない。ましてや大聖堂なんて・・・

nogi:・・・しかし、この駅名が気になる。「"ケルン"の後の"SUD"とは?」
Pi-子:・・・もしかして、英語にしたら"south"ということ・・・?


そう、其処はケルンではなく、ケルンの手前ケルン駅だったのです。
目的地はケルン中央駅(Hbf=Hauptbanhof)。「ケルン」という駅名だけで勘違いしてしまっていたんですね。 (~_~;)  



さて、気を取り直してケルンに到着!
やはりボンと違って“おおっ都会だ!”と言う感じ。駅もでかい、広い、でもやはり改札は無い。
                                                          
一旦予約してあったホテルへ行き、荷物を置いて、さっそくケルンのシンボルであり世界遺産の大聖堂(DOM)へ。

え〜と「この大聖堂は1248年に着工し、1880年完成したゴシック建築のカトリック寺院」か。(本の内容そのまま)

大聖堂の中を練り歩くPi-子とねじき
nogi:この大聖堂の上まで登りたい!
と、nogiが言い出したので、大聖堂の南搭へ。

南搭のみが展望台として一般公開されているんですね。
入場料も払ったし・・・エレベーターはどこ?

とキョロキョロしていると切符売り場のおじいさんが階段を指差して「登れ」というジェスチャーをした。
階段を数段登ればエレベーターが・・・と思って登りだすが、エレベーターなんかないよ (ToT)

甘かった、実に甘かった。109m、509段の螺旋階段をひたすら登る登る。\(@o@)/
先の見えない螺旋階段は、まるで無限地獄のようだった。

え〜、展望台からの眺めはすばらしかったですが、只登りきるのに体力を使い果たしているので、景色を楽しむ余裕がある人は少ないです。

話は変わりますが、ケルンには、nogiのメル友I(アイ)さん(仮名)が住んでいて、彼女と運良く会うことが出来ました。

ドイツ語のメニューが読めない情けない3人のたっての希望によりI(アイ)さんお勧めのお店で昼食を取る。
嗚呼これでやっとドイツ料理と御対面だわ(^○^)と感涙に咽ぶ3人でした。

I(アイ)さんのお薦めの料理を食べながら、メニューの見方を教わりました。
またこの店は、自家製ビールしか出さない(それだけビールに自信がある)お店なので本場ドイツの地ビールに挑戦。
Iさん:お酒がダメな人には、ドイツのレストランは必ずapfelsaft(アップルジュース)とアッフェルショーレ
(アップルジュース炭酸割り)があるので大丈夫よ.

という暖かいお言葉を頂き、さあこれからはドイツ料理を食べれるぞ!と意気込む3人でした。(?)

ありがとうI(アイ)さんその節はありがとうございました。

その後市内散策をしチョコレート博物館へ。 ここはチョコレートの歴史から製造過程までを見学できます。もちろん入場券(10 DM)には、チョコレートのおまけ付き。
もちろん喫茶コーナーもあります。

Pi-子とnogiは「チョコの匂いすごいし、軽くでいいや」という感じでしたが、ねじきだけは大きな大きなケーキをここで食べたこと、 ここに明記しておきます。
(by Pi-子) 

(ねじき)

本日のお宿: HOTEL LUDWIG DM 222/部屋