ボン(Bonn)


ライン川(Rhine)

2000年9月25日 AM6:00ちょい過ぎ。フランクフルト・マイン国際空港着。
「うう〜ん、早く着きすぎちゃったな・・・どうやって暇をつぶそう」と考える・・・が、その心配は無用だった。

空港、空港駅の中のどっぷり迷子になり、列車に乗ったのは8時近くになっていただろうか・・・。
やれやれ、この先どうなることやら・・・。

最初の行き先はボン。実はフランクフルトに一泊・・・と思っていたのだが、メッセ(商業見本市)の為ホテルがとれなかったのだ。
ベルリンに遷都するまで、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の首都がおかれていた都市。
さぞや大都会、と思いきや・・・なんだけっこう田舎じゃん。

駅は平屋建てだし、周りを見てもそんなに高いビルはなさそう・・・。
本当にここ、首都だったの?(最初から暫定的首都ということだったらしい。)

駅のホームの端に5,6段ぐらいの小さな階段があったので、そこから街へ出ようかな・・・と・・・
nogi:nogi:え〜、そんなところから出ていいの?
Pi-子&ねじき:だって、改札口があるわけじゃないもん。
nogi:・・・
(少し考えて)それもそうか。
そうなんです。改札口が無いんです。だから、平気・・・とは言っても慣れるまでちょっと違和感がありますが。

日本から予約しておいた「ホテル・ベートーヴェン」へ行くが、まだ部屋の準備はできていなとのこと。
そりゃそうだよ、まだAM11:00だもん。
荷物だけホテルに預かってもらい、身軽になったから、さぁ、さっそく外(シャバ)の空気を吸いに行こう!
街の中を散策する前に、まずは腹ごしらえ。

「天気もいいし、オープンカフェなんかおしゃれじゃん。」なんていいつつ、着席・・・したところまではよかった。が、ウェイターさんがメニューを持って来たその時、大きな問題に気づいてしまった。メニューが全部ドイツ語。(T◇T)


数分後、オープンカフェに私たちの姿はすでに無く、写真のお店NORDSEE(ノルトゼー/北海という意味です。)にいた。
シーフードのファーストフード店で、サンドウィッチからムニエル、サラダもあって(店にもよる若干違うみたいだが)メニューは豊富。
私たちにとっては、何よりも指さして「これ、ください」で買えるのがが最大の魅力。テイクアウトも可。

さて、腹ごしらえが終わったので観光へ

ボンはベートーヴェンの生まれた街なのでベートーヴェンの生家へ。
今はベートーヴェン・ハウスという名で博物館になっていますが、
19世紀までこの建物は居酒屋で、その後、取り壊しになるところをボン市民の有志の方々が買い取り、修復したそうです。
中に入ると日本語のパンフレットがもらえ、順路が書いてあるので、その通りに進むことにする。
ベートーヴェンが使用した補聴器や楽譜、ピアノ、ヴァイオリン、胸像に肖像画・・・ともかくベートーヴェンに関するグッズが多数あります。 しかし、音楽の知識もなく、ベートーヴェンのファンでもないので、「感動したっ!」というよりも、「何でも鑑定○」に出品したらいくらになるかな? ・・・などと考えながら・・・。

その後は市内散策。ぐぅ〜、動いたら小腹が空いてきたぞ!
今、何時?・・・3時。おやつの時間じゃないですか!

反対する者がいるわけがなく、角にあったケーキ屋さんへ。
あそこなら指差し注文可!食べ物が見えれば、問題ないのよ。(たぶん)

オープンカフェ・・・と言うよりは、無理やり歩道を占拠しているケーキ屋さんの外のテーブルをキープ。周りはおばちゃん同士、若いお姉ちゃん同士、カップル・・・いずこの国も同じらしい。女の人は甘いものが好き。
何を注文しようかな・・・と、おお!今、目の前を巨大なパフェが横切ったぞ!

Pi-子:すみません!←あれをください(人のテーブルを指差し注文)
ああ、お昼もこうすればよかったのね・・・

パフェを注文したのは、カップル。一つのパフェを二人でつつきあって・・・。
まだ昼間だぞ!(関係ないか?)

さてさて、周りを見ている間に私のところにも巨大パフェ、Pina Coloda(ピナ・クラーダ。パイナップル・パフェってとこね)がやって来ました。上にココナッツがふりかかっていて、お酒もきいてて、おいしい。(@^▽^@) ボリュームがすごいので、口の中が冷たくなってきたが・・・。

結果、私は全部食べたのに、カップルは残していた(二人で食べてたのに)。

( ̄д ̄)。。。oO ふわぁ
今日は時差ボケが残っているので、早々にホテルに引き上げるとしますか。
あ〜、よく眠れそうだ・・・。

(Pi-子)

本日のお宿:  Hotel Beethoven DM 219,00/部屋DM