月待の滝
久慈川の支流大生瀬川が作り出す落差17メートル巾12メートルの三筋に流れ落 ちる滝です。普段は二筋の夫婦滝、水が増すと中段の受皿から子滝が現れ親子 滝になります。
この珍しい形状の為か、古くから安産、子育て、開運を祈る二十三夜講の場と して利用され、その月が出るのを待ったところから月待の滝と名付けられまし た。
又、この滝は別名「裏見の滝」「くぐり滝」ともいわれ全国的にも珍しく水 に濡れる事なく滝裏に入れます。この滝の中のマイナスイオン量は袋田の滝の 倍近く発生しており、当店では毎日のイオン量を測定・表示しております。 この為、滝裏はまさに母親の胎内の如く気分が落ち着き「生まれ変わった様だ!」 との声が多く聞かれます。
この滝の中では時間帯と水量によって自分の影 を囲むまるい虹の様な現象〔光輪〕を見る事が出来ます。これは、阿弥陀如来 が現われた姿といわれ大変縁起の良い現象とされております。皆さんもぜひ胎 内の飛沫を浴び光輪を見つけてみて下さい。(ヒントは滝の水を背にして岩の方 を見て立つ事です。)
この胎内には開運・安産を祈る月待の滝観音(胎内観音)、 滝をくぐった一番奥には夢を叶えてくれる夢地蔵が祀られております。 ぜひお参り下さい。
緑美しい初夏の月待の滝

美しく色づいた秋の月待の滝


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