もぐら君のペンギン・カービング Penguin Carving歩くペンギンのシルエット
作製工程のあらまし
homeへ戻る


Homeへ戻る
作品一覧
作品写真(複数で個別に
作製工程
道具・材料
バードカービング
その他
もぐら君
連絡先






ペンギンカービングの工程
ペンギンカービングの作製工程
1.側面図と平面図を書きます。物によっては正面図も。でも彫っているうちに形が変わることもあります。また実際には有り得ない事に気づくことも。それはデザイン次第。
ペンギンカービングの作製工程 ペンギンカービングの作製工程
2.木材に側面図を写します。3.鋸で切れるだけ切り出します。
ペンギンカービングの作製工程
4.グラインダー(芸術系の人はルーターと呼ぶようです)で側断面を曲線で大体削り出します。この時左隅に映っているように、きな粉状の削りかすがたくさん出てむせぶ時もあるので、防塵マスクと集塵機は欠かせません。後のお掃除も楽ですし、健康にもよい。
ペンギンカービングの作製工程ペンギンカービングの作製工程
5.続けて丸みを出すように削ります。平面図がこの時役立ちます。 6.また、今回はフリッパーを別作りにしたので、右のアデリー君のように別体で作ったフリッパーを取り付けます。
ペンギンカービングの作製工程
7.次は目玉入れです。目玉は市販品です。そしてアイリングをパテで形成します。ついでにフリッパーの繋ぎ目も、自然に見えるようにパテで補充します。そして細部の削りでは、足の裏が見えているので爪はもちろん、肉球も入れました。
ペンギンカービングの作製工程
8.最後は仕上げに羽毛の感じを出します。これが結構大変です。しかし、バードカービングよりは楽です。フリッパー部分とくちばしには焼きごても使いました。
ペンギンカービングの作製工程
9.下地塗りです。先ず透明ラッカーを塗って浸み込みを抑えます。 10.次にジェッソを塗って、さらに白のアクリル絵の具でムラを無くします。
ペンギンカービングの作製工程ペンギンカービングの作製工程
11.背中とお腹の黒と白の境界線を大体決めます。ペンギンの種類によってこれが微妙に異なるので注意です。  12.仕上げ塗りが出来て完成です。背中部分は3~4回の重ね塗りで濃くなっていきます。黒は黒でもブルー系か、ブラウン系か、はたまた真の黒なのか、これまたペンギンさんによって大違いです。


どうでしょう。やってみたいと思いましたか? 細かいことが好きな人向きですかね・・・。彫刻の細密画かな?
  topへ戻る
 
写真などの無断転載はご遠慮ください ©2014 mogura_penguin