焼酎づくり技術集団として知られる黒瀬杜氏。 この黒瀬杜氏の伝統技術を文化的遺産として、現代に保存・継承していくために「杜氏の里 笠沙」が設立されました。 全国の焼酎やさまざまな酒器などが展示され、手造り焼酎の工場や、パネルや映像により杜氏の歴史や仕事を学ぶことが出来ます。 また、ここで造られた焼酎は、ここでしか販売していません。 もちろん「焼酎ダイニングバー黒瀬」には、この手の焼酎も揃っております。(画像は、杜氏の里 笠沙に掲載されている焼酎がやって来た道です。)
幾度の失敗にもめげず、苦労して盲目となりながらも、天平勝宝5年(西暦753年)12月20日、聖武天皇の招きによって、我が国律宗の始祖、唐僧鑑真が6回目にようやく成功しました。 日本上陸の第一歩をしるされた地に、鑑真記念館を建てて鑑真の偉大な事業や功績と、その生涯を詳しく伝えています。 この地は海幸・山幸の神代の時代から、現在まで史跡に富んだ風光明媚なところです。
近くには、日英合作映画 「007は二度死ぬ」の映画ロケの記念碑があります。
学ぶ、遊ぶ、食べる、泊まる たっぷり、のんびり、楽しめる滞在型宿泊施設
美しい海と自然あふれる半島を舞台に多目的体験型施設として、いろいろな自然体験を実感できます。 館内は半島の自然と漁業の伝統が学べる「海と魚のギャラリー」、笠沙出身のヨットマン達の冒険航海の記録などを集めた「ヨットのメモリアルホール」があります。 また「ネイチャーギャラリー」では、半島周辺のクジラやイルカの生態を映像で紹介、ワークショップ「海の工房」では、造船作業や各種のアート制作が体験出来ます。 この4つのフロアーを中心にお食事処、生産直売のえびす市場、ショップ&レンタルコーナー、総合案内、全室海が望めるメゾネットタイプの客室、展望風呂などが完備されています。 建物の周囲はボートハウス、潮風をあびながら階段が続くフィッシャーマンズデッキがあり、ここではさまざまなイベントや野外コンサートなどが開催されます。 海を舞台に各体験クルーズの基地となる冒険桟橋も伸びています。
海の迫る丘陵地に築かれた石垣と石畳の集落薩摩半島の最南西端の町、笠沙町。 紺碧の海と美しいリアス式海岸は、格好の釣り場になっていて太公望には名の通った所です。 加世田から海岸に沿って国道を南下し、笠沙町に入ると人家のまばらな海岸線が続きます。 すると、なだらかなカーブを登りきった目前に突然、100戸を超える民家が段々状の配置で密集している一集落が目に入ります。 笠沙町大当(おうとう)地区です。 集落の入口に『百万個の自然石積 石垣群の里大当』とあります。 山が海岸線まで迫って平地が少ない地形のため、人々は山裾(やますそ)の傾斜地に百万個と云われる自然の丸石を野面(のづら)積みして宅地を確保し集落を形成しました。 延べ1,250mの小路の両側も、敷地の境界も石垣です。 集落がまるごと石垣の家並みは独特の景観を呈しています。