99年7月後半の学芸員日誌
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7月31日(土)晴
前から気になっていたのだが、最近、子どもの歌の歌詞を勝手に替えて歌っていないか。
歌詞だからあからさまな引用は出来ないが、たとえば『靴がなる』。
晴れた「み」空だろうが! でも最近は晴れた「お」空と「おかあさんといっしょ」で歌っているのを確かに聞いた。
漢字で書けば、どちらも「御」だが、仏に「御」をつければ「みほとけ」と読むようにだね、かすかな語感の違いがある。「おほとけ」とはけして言わない。
「みそら」では「美空」ひばりでも連想させるとでもいうのか。それとも若い「身空」でか。もひとつ、こちらはわらべうたが伝承の過程で変化したか? 『かごめかごめ』。
いついつ「でやる」はダ行下ニ段活用「出る」の連用形「で」に、丁寧または敬意をあらわす近世の助動詞「やる」がついて、意味としては「籠の中のとりさんは、いつごろお出になるのかのう」ってことだろうが、それをだよ。
いついつ「出会う」なんぞと歌うのは、いかがなものか。7月30日(金)晴 朝にわか雨
長女は本日より二泊三日の林間学校に出発。一人減ったくらいでは人口密度はさほどかわらない。
SOTECがへんなCMをやっているなあとは思っていたが、真剣には見ていなかった。
そうか。こんな新製品を出したのか。e−oneねえ。ま、よろしいんじゃないでしょうか。どこかがやると思っていたんですよ、みんな。母親につきそって愛知病院まで行く。
処方箋をもらってFAXの受付で「薬局は?」と聞かれ、まよわず「N昌堂さんでお願いします」という。
で、どんちゃんと薬屋さん襲撃。7月29日(木)朝のうち雨のち晴
手足口病の子はやっぱり休んでもらわないと……。
わかりましたよ。つれてきて悪かったね。帰るよ。
しょうがないから、豊川の医者まで子どももつれていく。いったい、うちのばあさんはどこが病気なんだ? とにかく、落ちた体力はどうして戻せばいい?きみは包丁を研いでいるか?
7月28日(水)雨
保育園児2人が「手足口病」。あした、休めってか。休めないよ。他の子にうつすからってさあ……。知るもんか。
7月27日(火)雨
大雨の最中に保育園についてしまう。
廃品回収。なんとか、晴れ間のあいだにすんだらしい。ごみの処分も楽じゃない。どんちゃんへ。風邪とかひいて内科にかかるなら、大学下の松下内科をおすすめします。もう診察室に入っただけできみのかぜは治ると思うわ。
7月26日(月)晴 暑い
左足の親指の爪のあたりで炎症が起きていて、ちょっと何かにぶつけただけでも、すごく痛い。
母親を内科につれていったら「今から点滴しますので、1時間後にお迎え、お願いします」
やれやれ。7月25日(日)晴 暑い
中日新聞と中日詩人会主催の豊橋詩話会に呼ばれたので行く。
ロートル詩人たちにけなされるために行くのだ。今までこういう詩は読んだことがないから、何が作者の意図するところなのか、ちっともわからないだとよ。
ちったあ「現代詩」の「現代」たるところを勉強しなさいってば。こんなのわたしの妄想なのよ。妄想を楽しむ。それが意図です。貴重な建造物がまた一つ消えて行く。旧大林製糸土蔵を保存し活用する会
7月24日(土)晴 熱風が吹く
これだけ暑いとなにをやっても「無駄な抵抗はやめろ」である。
さすが、土用の丑。うなぎ丼、ふの吸い物、海草サラダ、なすのしぎ焼き。
7月23日(金)晴 暑い
『交渉人』を見る。とてもいい。★★★★。
スクリーン上の無意味な殺生が多すぎるとかねがね、思っていたが、この映画はこの種の映画にしては珍しく、あまり人が死なない。ストイックなまでに犠牲者は出さない。撃っても急所はちゃんとはずしている。
それが本当じゃねえの。どんぱちやってりゃいいってもんじゃないのよ。7月22日(木)晴 暑い
早朝、パソコンショップへ行く。
宛名職人。
ささみの霜降り。焼きあなご。ねぎの味噌汁。そうめんと刻み昆布。マカロニサラダ。
7月21日(水)晴 暑い
深夜から明け方にかけての土砂降りはこの日だったかもしれない。
あじの刺身。キャベツとベーコンの炒め物。えのきとわかめの味噌汁。ポテトサラダ。
7月20日(火)土砂降りのち曇ときどき雨
ふたたび最低の朝。
7月19日(月)晴
終業式。あわただしく解散。担任じゃないとなんだか落ち着かない気がする。
7月18日(日)曇? 雨?
最低の一日。
7月17日(土)曇
Y田先生にプリンターを売却。そのお金は学校帰りに飲んでしまう。
7月16日(金)晴 暑い
英会話。混乱してしまって、例題10あるうちの6くらいで終わってしまう。前もそうだった。
英語というのは英国のことばだったわけだから、英国というのは階級社会であるわけだし、敬語や丁寧語が存在する。日本もそうでしょう? だからたたきこんであげるんだよ。みたいなことをJefは言っていたように思う。
アメリカはさほどでもないけどねって、そりゃあそうでしょう。帰宅途中で要くんあてのエアメールを投函したら、要くんからも届いていた。手紙が交差するだろうと彼も予測して書いているところがおもしろい。
たぶん、ひげなんかはやしてニセ神父面になって帰国なさることでしょう。