TIM RICHARDS
不要な何曲かを削除して、お気に入りだけを編集してCD-Rに焼いたら、これは良いアルバムになると思うな
"THE OTHER SIDE"
TIM RICHARDS(p), KUBRYK TOWNSEND(b), ANDREA TRILLO(ds:@〜K),
KENRICK ROWE(ds:L〜N)
1997年? スタジオ録音 (33RECORDS 33JAZZ 037 CD) 

このTIM RICHARDSというピアニストのアルバムではJAZZ批評 175.で紹介した"TWELVE BY THREE"が2002年の録音でご機嫌なアルバムだったが、このアルバムはそれよりは古いと思われる。この"THE OTHER SIDE"はジャケットを隈なく見ても録音データが書いてない。ネットで調べた結果、多分、1997年頃と思われる。
RICHARDSのピアノはヨーロッパの中にあっては異質とも言えるブルージーなフィーリングを持ち味としている。全15曲と言うのは少し多いと思う。必然的に演奏時間が短くなる。このアルバムはRICHARDSのオール・ラウンドな一面を出来るだけ詰め込もうとしたような印象を与える。
@、B、K、Nの4曲がTIM RICHARDSのオリジナルで、残りはスタンダード・ナンバーを中心とした有名曲ばかりがズラリ。

@"THE OTHER SIDE" 8ビートで始まるが、僕はパス。エレキベースを使用。
A"BODY AND SOUL" ご機嫌な4ビートの演奏。いつしか指を鳴らしているでしょう。
B"COINCIDENCE CALYPSO" ハイ、今度はカリプソ風。パス。
C"BLUES THE MOST" HAMPTON HAWES書いたブルース。ベースのウォーキングがご機嫌だ。

D"FREEDOM JAZZ DANCE" 電気ピアノを使用。パス。
E"ALICE IN WONDERLAND" しっとりバラードを軽快なワルツで演奏。ジックリお聴きください。
F"STRING BEAN" 8ビート。詰まらん。パス。
G"SEVEN STEPS TO HEAVEN" ミディアム・ファーストの軽快な4ビートが心地よい。
H"BEAUTIFUL LOVE" これはいいね!このアルバムのベスト。このアルバムにはこういう良い演奏と削除したくなるような演奏が渾然一体。

I"MILESTONES" 
J"POLKADOTS AND MOONBEAMS" 
K"BLUES IN THREE" 3/4拍子のブルース。
L"CARAVAN" これもエレキベースだ!パス。
M"GEORGIA ON MY MIND" 言わずと知れた名曲、一発。
N"BROCCOLI BLUES" 

ずばり言えば、15曲という曲数の中にあれもこれも詰め込んだ感じ。無理に詰め込んだ何曲かが悪さをしている、そういう感じ。
僕としては、不要な@やB、D、Fなどを削除して、
ピンク字の曲だけを編集してCD-Rに焼いたら、これは良いアルバムになると思うな。どれも指を鳴らしたくなる曲ばかりだ。   (2005.02.09)



独断的JAZZ批評 250.