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珈琲発祥の地としては、エチオピアであると言う説が有力です。しかしながら、いまだはっきりとした確証がないのが現実です。
珈琲の誕生を語った伝説には、2つの有名な話があります。
1.オマールの伝説(イスラム教国の伝説)
イスラム寺院の弟子シェーク・オマールがある時無実の罪でイエメンのモカから追放されてしまいます。
仕方なく山中をさまよっていると、赤い実をついばみ陽気にさえずる小鳥が目にとまりました。お腹の空いたオマールは、試しにその赤い実を煎じて飲んでみたところ、体の疲れがとれ、元気がみなぎって来たそうです。
それ以後、この実を使い多くの人を病から救ったオマールは、罪を許され聖人として崇拝されるようになりました。
2.カルディの伝説(キリスト教国の伝説)
ヤギ飼いのカルディと言う少年が、エチオピアの山中でヤギを放し飼いにしていた所、いつになくヤギたちが激しく興奮し、走ったり鳴き立てている事に気づきました。
不思議に思ったカルディは、修道院の僧侶にこの事を伝えます。
ふたりで調べてみた所、ヤギたちが自生している赤い実を食べている事が分かりました。
そこで試しにその実を食べてみると、みるみるうちにち疲れが取れ、気分も爽快になったのです。
その後、修道院の他の僧侶たちもこの実を食べてみた所、眠気におそわれず修行に励む事が出来る様になった為、この修道院は、「眠らない修道院」として人々に知られる所となったと言う事です。
1. ダイエット
珈琲に含まれるカフェインは、活動している時に働く交感神経を活発にします。その結果、脂肪の代謝が促進されダイエットにつながります。
2. 動脈硬化
赤ワインに含まれる「ポリフェノール」。実は珈琲も、このポリフェノールを多く含んでいる飲み物なのです。抗酸化作用を持つポリフェノールは、動脈硬化の予防に効果があると言われています。
3. ガン
厚生労働省の研究チームが、珈琲と肝臓ガンの関係について2005年の米医学誌で発表した所によると、まったく珈琲を飲まない人に比べて、1日に5杯以上飲む人の発症確率は、1/4程度まで下がると言う事です。
この他にも、子宮ガンの一種「子宮体ガン」にも効果があるそうです。
調べれば、いろいろ効果が報告されている珈琲ですが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」と言いますから、珈琲飲んでるから大丈夫!!とならないで下さいね。
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