ぜんそくの診断機器のご紹介

ぜんそく(せきぜんそくを含む)の診断や、吸入薬の効果確認、また長引くせきの原因を調べるためのツールとして、「呼気一酸化窒素濃度測定検査」を導入しています。ぜんそくでは気道の炎症により、吐く息の一酸化窒素が増えるとされており、その濃度を測定することで診断・治療の指標が得られます。

検査は、アニメーションを見ながらフィルターをくわえて深呼吸をしていただき、3分程度で終了します。患者さんの年齢や鼻炎の有無等で変わりますが、概ね 37ppb以上ですとぜんそくの可能性が極めて高いと考えます。健康保険が適用されますので、長引く咳でお悩みの方や、ぜんそくで治療中の方は医師にご相談ください。

※ ぜんそくの発作中で、せきがひどい場合は実施できません。
※ 必要に応じて、胸部レントゲン検査など、他の検査を組み合わることがあります。
※ ぜんそくの診断に至った場合、吸入薬の継続使用をおすすめすることがあります。

2022年06月01日