■「CANON PowerShot S30」外付けストロボの巻

ワイコン購入に続き、今回は外付けストロボ「INON D-180」を購入。 いよいよ大変な事になってきましたが、こうして散財していってしまうのでしょうか!? (^^ゞ

「ストロボ単体」だけでは当然使えなく、ハウジングに固定するための「アーム」、外付けレンズを固定してデジカメ本体の発光を検出する部分の付いた「マウントベース」(既に購入済み)、デジカメ本体の発光を確実に外付けストロボへと導く「光ファイバーケーブル」が必要となります。 購入したのは「OpenAir横浜店」で、７/29に予約して８/25に入荷したものの、ケーブルが別機種のと間違えられていて再取り寄せとなり (--#、８/29ようやく全てを入手しました。 価格は一律 15％引きで、税込みで合計 59,080円。 これまでの総投資額は諸々ナント 16万円！　 けど水中に限らず写真って、器材の良し悪しはもちろんの事ですが、結局は撮る人の腕とセンスなんですよねぇ...(^^ゞ

品名	型式	店頭価格
ストロボ本体	INON D-180	\42,330
アーム	INON グリップベースＤII	\6,460
光ケーブル	INON 光Ｄケーブルキャップセット３	\7,480

組み立て手順は以下の通りです。

1. まずはデジカメハウジングに、「マウントベース」をレンズフードに被せ、三脚穴に手回しネジで固定する。
2. 「マウントベース」の下に、スペーサーを挟み込んで、手回しネジ２本で「アーム」を固定する。
3. アーム先端に「ストロボ」を、スペーサーを挟み込んで、手回しネジで固定する。
4. 「ストロボ」下部と「マウントベース」の差し込み部を「光ファイバーケーブル」でつなぐ。

全体の重量はずっしり重たく、複雑な形状から下に置くのも不安定で、仰向けに置くとスイッチ類が下になるし、うつ伏せに置くとレンズとストロボの顔が下になるし。 特に光ファイバーは、受話器のコードのようにカール化された部分はまだしも、特に直線部分は折り曲げ厳禁。 いよいよ「取扱厳重注意」の代物になってきてしまいました (^^;;

以前使ってたのは、ＤＩＶデジカメハウジングと、水中ビデオライトとの組み合わせだったものの、全然別個のものなので気軽に使っていたけど、今度のはコンビネーションが大切。 セッティングするのも、使いこなしていくのもかなり大変な感じです。 ちなみに手近な物であれこれ試し取りし、撮影手順を確認してみると、、、

1. デジカメ電源ＯＮ(絞り優先モード、強制発光、ISO感度は100)
   
2. マクロモードセット(電源オフでリセットされてしまう為)
   
3. ストロボ電源ＯＮ
   
4. ストロボターゲットライトＯＮ
   
5. デジカメ絞りセット( F2.8 ← 浅く [被写体深度]　深く → F8.0 )
   
6. ストロボ絞りセット( デジカメと同じか、マクロや明るい被写体なら小さく )
   
7. デジカメズーム調整
   
8. ストロボ角度調整
   
9. シャッター半押しでピント合焦
   
10. 撮影！
    
    

なお、使用電池は単３×４本で、ニッケル水素の場合、最短 1.5秒間隔で 500回発光可能。 ターゲットライトは８秒間 or 連続点灯で、いずれもシャッターを押す瞬間は切れるとの事。

しかし、こんな複雑な操作、ちゃんと水中で出来るのでしょうか？ (^^;;　 近々、東伊豆にて進水式の予定です。。。

カミソリウオ	トラウツボ

八幡野で無事に進水式を済ませました。 やはり光量が大きいだけに、クッキリ、ハッキリと写り、発色とかもいい感じです。 見た目にはこげ茶のカミソリウオのペアも、色の違いがはっきりと写りました。 トラウツボは背景まで十分に光が回り、かえってうるさい位 (^^ゞ　

デジカメの絞りにストロボの絞りを手動で合わせるのは結構面倒で、しかも一発でちょうど合わない場合も多く、その場合は絞りを変えて撮り直さなくてはなりません。 ストロボの位置によっても、例えばマクロで近くにすれば弱めにしなくてはならないでしょうし、ワイドで広範囲を照らしたいと思えばストロボをカメラから離した位置にして強めに焚く必要があるでしょう。

ターゲットライトは、ナイトでも使える位の結構な光量があり、ストロボの向きを合わせるのにも、ピント合わせにも強い味方となり重宝します。 もちろん、ストロボ発光時には消えてくれるので、写真に写り込んだりはしません。 充電池で500回発光できるので、１日分位は全く交換不要。

高い投資となりましたけど、「ひょっとして写真がうまくなった!?」と勘違いさせてくれる効果もあるので (^^;; ヨシとしましょう。