■宮古島

本 数41〜45本目
日 程97.4.29〜97.5.2
内 容ファンダイビング
場 所5ボート:クロスホール、サージオンリーフ、沖のアーチ・Wアーチ、ニダンビシ、太陽牧場下
透明度13〜20m
水 温25〜26℃ ウエットスーツ
見た魚トゲチョウチョウウオ、カスミチョウチョウウオ、フエヤッコダイ、ヤリカタギ、ツノダシ、メガネゴンベ、トウアカ以外のクマノミ5種、ノコギリダイ、アカマツカサ、ハタンポ、キンメモドキ、ハダカハオコゼ(黄色)、ヤマブキベラ、ナンヨウハギ、アオウミガメ(1.5m)、スカシテンジクダイ、スミレナガハナダイ、ゼブラウツボ、ネッタイミノカサゴ、オウゴンニジギンポ、ニジハギ、クマドリ、ハコフグ、クロユリハゼ、ハタタテハゼ、ヘラヤガラ、テングカワハギ、ヒレナガスズメダイ(幼魚)、グルクンの群れ(クマザサハナムロ・タカサゴ・ウメイロモドキ)、等


4/29(火)、5:10に家を出て、6:40羽田空港に到着。 7:40発のJTAの直行便で、10:40宮古島に到着した。 利用したサービスは、マリントラスト。 送迎のワゴン車で、10分程でショップへ到着する。 手続後、いったん宿のホテル共和にチェックインし、各自で昼食を取る。

13:00、早速オプションの1本目に向かう。 ショップから5分の平良港からボートに乗り、約30分で伊良部島北部のポイント「クロスホール」に到着、14:27〜15:14潜る。 波は穏やかだが、あいにくの曇り空で、透明度は沖縄にしてはやや悪く、13m位。 ホールがダイバーで混んでるため、辺りを探索してからホールの下から入る。 ホール内にはお約束のアカマツカサやハタンポが群れている。 穴を見上げると十字に見えるらしいのだが、無理やり命名したらしく、そうは見えなかった。 悔しいことにエギジットしてからカーッと晴れてきた。 5月は紫外線が一番強いとのことで、日差しはチリチリ痛い。 16:00ホテルに戻り、機材を洗う。 ここは、別館の一階が専用の洗い場と干し場になっているので、便利である。

18:45からショップでログ付けをする。 水中マップに潜ったルートと見たものを書いたコピーをくれるのでありがたい。 その後、飲み会へと向かうのだが、この日は4:30起きだったので、早々にホテルに引き上げた。

アオウミガメ(1.5m)
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QV-100
4/30(水)、7:00ホテル1階のレストハウスジョイントで朝食。 普通のご飯・パンのバイキングである。 9:00ショップの送迎で、港に向かう。 前日同様、伊良部島北部のポイント「サージオンリーフ」で、10:15〜10:53潜る。 潜ってすぐの岩陰から、体長1.5m程の巨大アオウミガメが逃げていった。 今まで見た中で、マンタに次ぐ大物である。 カメが戻ってくるように、ガイドが猛ダッシュで回り込もうとしたが、逃げられてしまった。 のんびりと泳いでいるように見えるがかなりのスピードである。 ここはその名の通り、ナンヨウハギ(サージフィッシュ)がたくさん見られた。 いったん港に戻り、12:00いなり寿司と豚汁の昼食を取る。 猛烈に雨が降り出したが、30分程でやみ、ホッとする。

13:30ボートで出港、伊良部島北部の「沖のアーチ・Wアーチ」で、14:32〜15:22潜る。 沖のアーチには、1〜2cmのスカシテンジクダイが数m四方に、何千何万匹と群れ、見事である。 ドロップの所では、鮮やかな紫の四角模様のスミレナガハナダイが見られた。 Wアーチは結構長いトンネルで、中は真っ暗、ネッタイミノカサゴが潜んでいた。 穴を出た所で、でかいビデオを構えたダイバーが我々を撮っていた。 こんな人いたっけ?、と不思議に思ったが、後で聞いた所、漁協が、我々の事を猟場を荒らすダイバーの証拠映像として撮っていたらしい。 最近は裁判中で、表面的なトラブルは治まっているようだが、この影響で、GWの観光客も減少気味だそうで、一刻も早く解決してもらいたいものである。

18:30からショップでログ付け、19:30から「アパラ樹」で飲み会となる。 海ぶどう、ミミガー、足テビチ、ニガウリなど、沖縄ならではの郷土料理を堪能した。

グルクンの群れ
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QV-100
5/1(木)、9:00に一旦平良港に向かうが、風と漁協の影響で、ポイント変更となった。 お隣りの石垣島では大雨洪水警報が出ていて、雲行きも怪しい。 ボートを島の反対側に回す間、ショップで待機し、10:30車に乗り、15分程で、島の北東にある高野漁港に到着した。 ここはあまりメジャーでなく、ガイドも2〜3回しか入ったことがないという。 ポイントは港からボートで10分位、11:21〜12:10「ニダンビシ」で潜る。 透明度は13〜15mと余り良くないが、小さい魚が非常に多く、人があまり入ってないせいか、ソフトコーラルや珊瑚もきれいである。 グルクンの群れなども見事だった。 港で弁当・休憩後、14:35〜15:42「太陽牧場下」で潜る。 根の回りをぐるっと一周し、後は根の上でフリータイム。 トウアカ以外のクマノミ5種など見られた。 残圧はまだ50ありもっと潜っていたかったのだが、67分も潜っているとさすがに寒くなり、最後のダイビングを終了した。

5/2(金)、帰りの飛行機が夕刻発のため、ショップのオーナーが社長を務めるニッポンレンタカーで三菱ミラージュをレンタルし、ドライブに出かける。 なんと、免許取得以来、6年半ぶりの運転である。 今回、半年ぶりのダイビングより、はるかに緊張した。 途中の人気の無い駐車場で、車庫入れの練習をしたりして何とか感覚を取り戻した。 しかし平良市を出てしまえば、あとは対向車もほとんどないような所で、のんびりと島を一周した。 もちろんペーパードライバーであるせいもあるのだが、分岐点に標識がほとんどなく、農道と一般道の区別もはっきりしないため、何度も道に迷ってしまった。 走行距離は130km位で、4〜5時間もあれば十分回れる所である。

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農道来間大橋ドイツ文化村東平安名崎砂山ビーチ
Photo by QV-100



17:30ショップに戻り、空港へ送ってもらう。 18:55発のJTAの直行便で、21:30羽田に到着、23:30帰宅した。

ちょうど沖縄は梅雨入りの時期で、GW直前の天気予報では連日雨を覚悟していたのだが、やや曇っていたとはいえ、なんとか晴れてくれて良かった。 漁協との問題も若干あったようだが、風の影響で、下地島側の有名なポイントに全然潜れなかったので、次回こそ行ってみたいものである。 かかった費用は、オリオンツアーのパックで、3泊4日4ボート(朝3昼2食付)89,800円、1ボート追加9,975円だった。

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