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[10月の言葉]
仏さまに帰依する気持ちが整えば
その教えも自然と心にしみわたる
仏事、法事で読誦する観音経や般若心経などのお経の前に必ず短いお経が読まれます。真言宗では「開経偈」「懺悔文」と続き、我昔所造諸悪業と始まる懺悔文では
「私達は、ずっとずっと昔から造ってきました。それこそ沢山の悪業を犯してきました。今世だけでなく過去世も含めて、貪り瞋り愚痴が原因で人に迷惑をかけ沢山の人に辛い思いをさせてきたと思います。だからこそ今、精一杯反省しますと」誓います。このように本番のお経を読む前に、心をしずめ、いろいろな雑念や欲望を取り去って仏様に帰依することから始まります。
本番のお経では仏さまの功徳を読みあげていきますので、こちらの気持ちが整っていますと、その教えも心に染みわたります。
これは家庭、職場や学校でも同じことが言えるでしょう。自身の心が荒れていればどこにいっても愚痴しかでてきません。ありがたいご縁を頂きました、私にはもったいないという気持ちがあれば自然と可能性も広がっていくのではないでしょうか。
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