鹿児島県生活科・総合的学習教育研究協議会
ごあいさつ
鹿児島県生活科・総合的学習教育研究協議会
会長 有馬勝広
紫原小学校校長

ごあいさつ

鹿児島県生活科・総合的学習教育研究協議会      会長 有馬勝広              鹿児島市立 紫 原 小 学 校 校長

 鹿児島県生活科・総合的学習教育研究協議会長の有馬勝広です。平成28年度から会長を務めさせていただいております。本年度は、平成30年2月8日(木)に鹿児島市立紫原小学校を会場に、第11回九州小学校生活科・総合的学習教育研究協議会九州大会鹿児島大会及び第18回鹿児島県生活科・総合的学習教育研究大会を開催いたします。
大会当日は、「生活科、総合的な学習の時間」公開授業、授業研究、各県の研究発表、記念講演という日程で進めてまいります。多くの皆様のご出席をお待ちしています。
 さて、平成29年3月に新しい学習指導要領が告示されました。総則から3つのキーワードを紹介します。それらは、
①「社会に開かれた教育課程」
②「主体的・対話的で深い学び」
③「カリキュラムマネジメント」
の3つです。新たな視点がたくさんありますが、これまでと全く異なる指導方法を取り入なければならないといった心配はやめて、これまでの教育実践の良質なところはしっかり引き継ぎながら、未知の課題を解決しようとする力、学び続ける力をもつ子どもを育成するために工夫・改善をしていきたいと考えます。
 総則の「第2 教育課程の編成」の「4 学校段階等間の接続」では、「 (1) 幼児期・低学年・中学年以降の教育の円滑な接続」「入学当初は生活科を中心に、合科的・関連的な指導や弾力的な時間割の設定」とあります。また、小学校卒業後の接続では、高校までをも見通すよう求められています。幼・小・中・高・大・社会までをつなぐ大切な学習が「生活・総合的学習」だと再認識しました。
 本県の生活科・総合的学習教育研究協議会は、平成元年に設立され、毎月1回定例会を開催するとともに夏季研修会における実践的研究、生活科・総合フォーラム発刊等、継続的な実践を進めてきております。会員には、幼稚園・小学校の教職員、大学で教職課程を指導なさっている先生、行政機関にお勤めの先生などがいらっしゃいます。それぞれのお立場から活発なご意見をいただいています。本年は、特に九州大会を本県で開催することから会場校の紫原小学校の先生方と合同の研修会も開催しながら、生活科・総合的学習の実践を積み重ねてまいりたいと考えております。本研究協議会への益々のご指導・ご協力をお願い申し上げましてごあいさつといたします。
 なお、本研究協議会への入会は随時受け付けております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

鹿児島県生活科・総合的学習教育研究協議会
事務局 鹿児島市立紫原小学校

連絡先
 永野優希
  鹿児島大学附属小学校 生活科研究室
電話・FAX:099-285-7981
nagano_y★edu.kagoshima-u.ac.jp
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