なにはともあれまずはビール

私がビールとであったのは、早い。オヤジやじいちゃんが飲んでいるのを見た母親が何を思ったのか2歳の私に
舐めさせたのだ。当然ふらふらになっちゃうわな。日本においてコンパや飲み会で欠かせないビール いったいどれくらい
皆さんは知っているのだろうか?と言う事でビールについて書いてみた。

日本では、どのような所でも綺麗な黄金色した冷えたビールにありつける。これは、世界的にも恵まれているそうだ。
そして多くの方 まあ殆どだと思うが「黄金色で透明感があり白い泡が盛り上がり 苦味があり 炭酸がきつく冷やして飲むと
美味い物」だと思っているのではないでしょうか。ご他聞にもれず私もきんきんに冷えたビールをごくごくと泡を口の周りに
つけながら喉越しで飲む物と思っていますからね。我々日本人が慣れ親しんでいるのはピルスナーというビールの種類の中の
ほんの一部と知っておこう。
ビールには、色々と種類が沢山あることを知っておこう。以下に発酵別に3つに大別できるのでそれぞれ特徴を書いておく。
また間違った認識に元 ビールを飲んでいた事に気が付いたのでその辺も書いておく。

1.ビールの種類

下面発酵ビール
一般的には「ラガービール」と呼ばれる。4℃~10℃と低い温度で活性化する下面発酵酵母 ラガー酵母ともいいますがこれを
用いて、発酵後に低温で長期熟成させる。ラガーには、貯蔵・熟成という意味がある。酵母が活動後、凝集して底に沈んでいく
性質がある。これにより下面発酵と呼ばれる。
この我々が日ごろ飲んでいるピルスナーだがビールの歴史の中では新しく 寒冷な地域のみで造られる特別なビールだった。
この下面発酵の発祥地は、チェコ・ドイツと言われる。市場の大半を占める。

上面発酵ビール
「エールビール」と呼ばれる物。16℃~24℃の間で活性する上面発酵酵母(エール酵母)を使う。
発酵中 酵母がぶくぶくと泡のように麦汁の表面に浮いてくる。フルーツなスパイスなどの複雑な香りを発する。
イギリス・ベルギー・アイルランドやドイツの古典的なビールに見られる。

自然発酵ビール
空気中を浮遊する野生酵母を取り込み発酵させるビール 最も古いビールと言える。
日本では、ベルギーの「ランビック」と岐阜のクラフトビールである「博石館ビール 自然麦酒」という2銘柄が手に入る。

2.ビールの購入と保管
ビールは日光に弱い。ビール瓶がダークなのはそのため。
日光に当たるとホップの成分が独特の異臭を放つ成分に変化する。
専門用語では、スカンキーといわれ動物臭らしい。
よって太陽の当たるビーチで生ビールジョッキというのはビールを劣化させながら飲んでいるような物。
さっさと飲んでしまおう。
またビールは、30度を過ぎると極端に変質する。 陽がさんさんと降り注ぐところにビールケースがおいてあるお店では
買わない事だ。
また保管は、野菜室 12~15度の野菜室で保管した方がよい。

3.間違いだらけの飲み方でした。
ビールなんてキンキンに冷やして飲む物だと思っていました。
おおきな間違いです。冷やしすぎると香りや味がわかりにくくなります。
ビールを単なる冷えた炭酸水でのむならこれでよいでしょうね。
香りと味を楽しむなら野菜室で保冷した温度がよいです。
ただし日本の大量生産ビールは残念ながらユーザーがキンキンを好むので
そのように作ってあるので温度が上がるとまずくなりようです。

4.間違いだらけのグラス選びでした。
素焼きのグラスがもてはやされました。泡がクリーミーでとか・・・・
私ももってますよ。でもなんか違うのでそうそうに引退していただきました。
泡はクリーミーなんですが肝心なビールの味が・・・
これは、素焼きのデコボコでビールの炭酸が一気に抜けてしまうからです。
炭酸水ですらなくなってしまう。素焼きのタンブラー バカでした。
案の定ビールグラスとしては消えていきましたね。
焼酎グラスとして売り出しているようですが 致命的な欠点があります。
小さな穴がたくさん内面に空いているのですがそこに入り込んだ洗剤は、
洗いだせません。これは、あらゆるマイスターも言っていることです。
洗ったにもかかわらずグラスの匂いを嗅ぐと洗剤臭いのはそのためです。
居酒屋で焼酎グラスがガラスのところがよいでしょうね。
ワインにはワイングラス、ブランデーグラスとあるように
ビールの種類によって専用グラスがあります。
日本のビールは、ラガーとドライと大別されるので2種類はほしいですね。

5.ベルギービールと出会いビールは味わう物としりました。
とある休日嫁と近くのイオンへ買い物。
イオンの中に結構凝った酒屋があります。今日ビールでも思っていた折
目に留まったのは、ベルギービールのギロチンと禁断の果実。
ネーミングが良いのでそのまま購入ではまりましたよ。

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