北隆鉱山跡 探検: 北の細道

北隆鉱山で六角形の坑口を発見する



北海道雄武町
網走支庁の最北端に位置する雄武町は東京都よりも少し広い面積を有している。
観光施設である海沿いの日の出岬の温泉などはいつも賑わっている。
オホーツク海に面した、牧歌的な街だ。

大正7年の北隆鉱山発見の経緯は、転石群の発見からの説と
陸地測量時に持ち帰った鉱石鑑定による説の2種が混在している。

北隆金山の累計金生産量(昭和6年〜18年)は2,402kgと
これは全道8位、随伴鉱山である下川鉱山を除けば轟鉱山に次ぐ第7位である。
つまり創業時からの産金量を加算すれば、3,000kgに迫りこれは轟をも抜く数値となる。

現在では坑内排水の処理が行われながら、操業が再開されることなく現在に至っている。
つまり、本金山の本史は戦前に於いて閉じたと言っても過言ではない。
平成5年(1993)からは関係者による「北隆鉱山の碑 保存会」が設立され、
その碑文には「二千人余人の集落の往時を偲び物故者の霊を慰め此に碑を建立し後世に伝える」とある。


かつては鴻之舞鉱山よりも高品位な金を採掘したと言われる、
オホーツクの鉱山を探索してみよう。




青化精錬所、藪漕ぎ、坑口・・・





北隆金山
( ̄u ̄;)青化精錬所



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