幌満鉱山跡 探検: 北の細道 夕幌満鉱山跡

幌満鉱山で火薬庫を見つける





北海道様似町

  かんらん岩は地下数10kmのマントルから生成した岩、つまりマグマが地表に露出したものだ。
急激に冷えたことでかんらん岩として地表に現れる。
地表に露出するまでに時間がかかり緩やかに徐冷されればそれは 蛇紋岩となる。

様似町は日高山脈の麓にある。
地層の点でこの日高山脈はオホーツクからの北米プレートと
アジアからのユーラシアプレートがぶつかった境界にある。
東側からの北米プレートが西側のアジアプレートに乗り上げて
山脈上昇が発生したのが約1,300年前となる。

プレート

山脈の上昇と共に深部の『上部マントル』が高温のまま一気に上昇移動し
かんらん岩として露出したのである。
様似町のアポイ岳に高山植物群が多いのも、かんらん岩の影響が大きく、
一般の植物を拒む土壌が幸いしているようだ。


様似町の幌満鉱山は含ニッケル磁硫鉄鉱床であり、日高山脈を挟んだその東側には 音調津鉱山が存在する。

昭和10年(1935)、地質調査の際に発見、翌年鉱区設定された。
昭和15年(1940)から18年(1943)にかけてニッケルを対象とした若干の出鉱をみたが終戦とともに休山する。
昭和25年(1950)から再開発され、昭和32年(1957)から住友金属鉱業の所有となり
その後、隣接の音調津鉱山と共に昭和33年(1958)休山している。

今回は海岸線から20km以上という山深い鉱山跡を訪ねる。
大きな繁栄は無かったようだが、金属鉱山にありがちな小さな痕跡や坑道跡を探してみよう。

坑道・火薬庫・かんらん岩・・・



坑口
坑口





トップページへ