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義仲道 蓮如道

富山県氷見市
義仲道あるいは蓮如道と呼ばれる道は氷見の穂積から芝峠を経由し中能登町の久江に抜ける古道を言う。一刎越えとも言われ、氷見市稲積-芝峠-久江原山峠-久江の道順 となっている。寿永二年(1183年)木曽義仲が能登への進撃につかった道と言われている。この事から義仲道の名がある。
宝徳元年(1449年)には蓮如上人が布教のためこの道を通ったという。一刎の氏神社「八幡宮」には、浄土真宗の布教や本願寺の再興で知られる「蓮如上人」が3日間滞在したという言い伝えがあり、社殿内には蓮如上人が柱に書き記したと伝える「名号」が現在も残っている。ここから蓮如道とも言われている。
天正四年(1576年)には上杉謙信が七尾城攻めの際にこの古道を通り、芝峠付近の一刎城に陣を張ったと云われている
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