北海道函館市
蓬莱町から護国神社に向かう東西の通りが高田屋通りである。中央分離帯の中には通りの由来となった高田屋嘉兵衛の銅像が建てられている。ここはかつて嘉兵衛の屋敷があった場所である。近くの青柳町の函館公園には高田屋屋敷の庭園をかざっていたとされるクロマツが明治11年から入り口付近に植えられている。金森レンガ倉庫近くの末広町には箱館高田屋嘉兵衛資料館がある。ここは高田屋造船所の跡地とされる場所である。
嘉兵衛は淡路島出身で廻船業で財をなし。北海道の発展に寄与した。エトロフ航路の開発や北方漁場の経営、江戸幕府の代理人としてロシアとの交渉に当たったことでも知られる。
|