タンチョウ、キタキツネ、一面の雪原、「SL冬の湿原号」…。
北海道の旅日記はこちらにまとめることにしました。
鶴居村早春賦 2024
2024.3.2~7 鶴居村・標茶町・浜中町
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昨日は午後の便で釧路入り。
あわよくば幣舞橋で夕陽を…と思っていたんですが、あいにくの雪。乗った便の窓から着陸直前に見えた景色は白い靄だけ。空港に降り立つまで視界がほとんど効きませんでした。CATⅢのある釧路空港だから着陸できたけど、他の空港でこの雪靄だったら降りられなかったかも…。だ
から大人しくまっすぐホテルに入って夕食も早めに済ませて、あとはTV三昧。(^^;
一夜明けて…。
釧路市内はこんな状態。
3月初旬。例年なら市内はほとんど雪が消えてる時期。
前回の鶴居行きから3週間。恒例の早春訪問ですが、今年はいつもと様相が違う。
3週間前、帰った翌日から道東は異常に暖かい日が続いて一時期積雪もゼロとなり、この状態ではかなり早く春が来るのでは?と思わせるほどの陽気になりました。ところが、2月25日過ぎから強烈な寒さがぶり返して雪が何度も降り、気温も2月初旬並みの日が続出。一気に季節が一ヶ月近く戻されるような状態になったそうです。
例年この時期の鶴居訪問は早春の雰囲気を求めて、なんですが…どうもちょっと勝手が違う。(^^;
もっとも私の滞在中に気温は徐々に平年並みに戻るという予報ですが。
朝8:55のバスで鶴居に向かいます。鶴見台で下車。
今日は晴天なので、ここでちょっとアオテンを撮って行こうと。
以前にも書いた通り、ここでは給餌場と道路を隔てた反対側の草地(「ドレミファ空」の裏手)の間を頻繁にタンチョウが行き来するので真上を飛んでいく姿が見られます。
タンチョウの数は…あまり減ってませんね。
この時期、気の早い番は繁殖地に帰っているのもいるんですが、見たところ2月とあまり変わらないような。
画面の左端近く、カナダヅルもまだいます。
タンチョウはほんとにすぐ上を飛んでいきます。手前に電線が写っているのでそれがよくわかるかと。
しばし上空を行き来するタンチョウの姿を見て…、
11:21のバスで鶴居市街に向かいます。
役場前で降りると…。
どこの豪雪地帯だ、ここは。(^^;
先月より雪多いんでないかい??
TAITOにチェックイン。昼食を取りながらノリちゃんに聞くと、先月末に大雪の日が2回あったそうな。
除雪が大変だったという話。(^^;
一休みしてからサンクチュアリへ。
ここもタンチョウの数はさほど減ってない。先月よりこころもち少ないかな、というくらい。
マナちゃんもまだいます♪
ただ、2月に比べてタンチョウの動きは激しいような気がします。そう、湿原帰りを目前にして本格的な求愛ダンスの時期。
この日は風が強くて、そのせいか給餌場へのタンチョウの出入りが激しかったような気がしますね。
まるで雲の上を飛んでるような錯覚を起こす位置を…。実は高さは5mもありません。偶然いい感じで背景に雲と青空が入ったんですよね。(^^;
それでも風が強いせいか、普段よりも高度を取って飛ぶ番も多かったような。
時折地吹雪が舞うことも。
そのせいか、塒帰りは早かったですね。
私も今日は早めに撮影を切り上げて…ゆっくり温泉に入ることにします。(^^ゞ