気温・地温

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6月1日は「気象記念日」です。

1875年6月1日に、日本初の気象台である「東京気象台(現在の気象庁)」が設置され、

気象と地震の観測が東京で開始されたことを記念し、1942年に制定されました。

・・・というわけで、「気象」に関する話題として、今回は「気温」と「地温」を取り上げます。



【気温(空気の温度)】


小学3年生の理科で「太陽の動き」について学び、次の2つのことを確認します。

@太陽は、東から昇って、南の空を通り、西に沈む

A太陽は、真南にきたときの高度が最大である

どのような実験・観察をして確かめるのでしょうか?・・・学校の授業が楽しみです♪



また、小3の理科では、同時期に「日なたと日かげ」についても学び、そのとき、地面の温度を測ります。

朝は温度が低く、次第に上がっていって、午後1時頃に最も高くなります。

温度計のしくみって、いったい、どのようなものなのでしょうか?



小学4年生になると、「気温」について学びます。・・・気温の「正式な定義」って、知ってます?

大層にも、「風通しの良い日かげで、地上からの高さが1.5m地点にある空気の温度」となっています。

この定義にしたがって気温を測定するものとして、昔は、全国の小学校に「百葉箱」が設置されていました。

今でも、理科の時間に百葉箱を見に行くのかな?



さて、本題は、ここからです。

「太陽の高度」「地温(地面の温度)」「気温(空気の温度)」について、次のような関係があります。

太陽の高度が最大になるのは12時。

地面の温度が最高になるのは13時。

空気の温度が最高になるのは14時。

太陽光は、地面に到達する前に、空気の層を通過しているのに、

なぜ、空気の方が、地面より、最高温度に達するのが遅いのでしょう?



【地温(地面の温度)】


地面の温度についても、素朴な疑問があります。

日なたの地面が、日かげの地面より温かいのは、太陽光が当たっているからです。

だとすると、太陽光が当たっているほど、地面の温度は高くなるはず。

ということは、地面の温度が最高になるのは“日の入り直前”ということにならないのだろうか?

実際には、13時頃が最高で、日の入り直前の地温は、それよりも低くなっています。・・・どうして?


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