デジタル表現(音)
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なぜ、キーボード1つで色々な楽器の音が出せるのでしょうか? 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 各項目がマスターできているか、自分では分からない・・・という方も御安心を! こちらで診断(テスト)していき、まだ理解できていない項目は補強します。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 先取りしたい方は、その学年に到達する前に学べば良いでしょう。 【A/D変換】・・・アナログデータをデジタルデータに変換します。 (01)アナログデータ(高1)・・・音声など、空気の振動によって生じる波です。 (02)デジタルデータ(高1)・・・マイクロフォンなどにより変換された電気信号です。 (03)標本化(高1)・・・音波から、一定の時間間隔で振幅を抽出します。 44.1kHzが一般的です。 (04)量子化(高1)・・・振幅の連続データを離散データに近似します。 16ビットが一般的です。 (05)符号化(高1)・・・量子化された数値を二進法に変換します。 (06)PCM方式(高1)・・・「パルス符号変調( Pulse Code Modulation )方式」の略称です。 (07)60分間の音楽データ・・・ステレオだと、約606MBになります。 どのような計算? 【D/A変換】・・・デジタルデータをアナログデータに変換します。 (08)シンセサイザ・・・波形を人工的に合成します。 (09)ジョゼフ・フーリエ(1768−1830)・・・「フーリエ級数展開」を考えたフランスの数学者。 (10)フーリエ級数展開・・・ほとんどの関数は、正弦波と余弦波の足し算で表現できます。 (11)クラリネットの音色・・・矩形波(方形波)で表されます。 (12)矩形波・・・f(x) = -1( −L < x < 0 )、0( x = 0 )、1( 0 < x < L ) (13)トランペットの音色・・・パルス波で表されます。 (14)パルス波・・・矩形波で、山と谷の比率を1:1から変化させたものです。 (15)バイオリンの音色・・・鋸歯状波(のこぎり波)で表されます。 (16)鋸歯状波・・・f(x) = x( −L < x < L ) (17)フルートの音色・・・三角波で表されます。 (18)三角波・・・f(x) = | x |( −L < x < L ) (※)画像・動画のデジタル表現については、ボリュームが多く、 まだ、“授業ネタ”としては、まとめれていません。・・・しばらく、お待ちください。 授業中に質問していただく分には問題ありません。 「新教科「情報T」の付録」の一覧へ |
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