データの分析
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あるクラスで3班に分かれて、学校から駅までの道のりを測ったところ、 (1班)1124m、(2班)1128m、(3班)1126mでした。 このとき、学校から駅までの道のりは、何mであると考えられますか? ・・・といった問題をきっかけに、小学5年生で「(データの)平均」について学びます。 これを皮切りに、小学6年生の「度数分布表」「ヒストグラム」で“(データの)散らばり”を学び、 以降、高校まで、データの分析方法について、色々なことを学びます。 そのとき、最も気をつけたいことは、 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 先取りしたい方は、その学年に到達する前に学べば良いでしょう。 【データの代表値】 (01)平均値(小5)・・・測定値の合計を測定回数で割れば求まります。 (02)中央値(中1)・・・データの値を大きさの順に並べたとき、中央の位置にくる値です。 (03)最頻値(中1)・・・データにおいて、最も個数の多い値です。 【データの散らばり】 (04)度数分布表(小6)・・・データの散らばりの様子を表した表です。 (05)ヒストグラム(小6)・・・度数分布表をグラフに表したものです。 (06)範囲(高1)・・・データの最大値と最小値の差です。 (07)四分位数(高1)・・・データの値を大きさの順に並べたとき、4等分する位置にくる3つの値です。 (08)箱ひげ図(高1)・・・データの散らばりを、“箱”と“ひげ”で表した図です。 (09)分散(高1)・・・なぜ、“偏差の2乗”なのでしょうか? (10)標準偏差(高1)・・・単位を合わせるために、分散の平方根にしました。 「新教科「情報T」の付録」の一覧へ |
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