遺伝子の本体
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「メンデルの法則」以降、 遺伝をもたらす“粒子のような要素(物質)”があるのでは? という考えを人類は持ち始めました。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 各項目がマスターできているか、自分では分からない・・・という方も御安心を! こちらで診断(テスト)していき、まだ理解できていない項目は補強します。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 先取りしたい方は、その学年に到達する前に学べば良いでしょう。 【メンデルの法則】・・・メンデルは“粒子遺伝”を考えました。 (01)遺伝(中3)・・・生殖によって、親から子へと形質が伝わる現象です。 (02)品種改良・・・遺伝の理解に対する実用的必要性がありました。 (03)ルドルフ・カメラリウス・・・遺伝の研究に植物が利用できることを指摘したドイツの植物学者です。 (04)ヨーゼフ・ケールロイター・・・カメラリウスの弟子。 雑種は両親の中間的性質を示すことを報告。 (05)トーマス・ナイト・・・純系の株どうしの交配では、片親の形質だけが子に現れることを報告。 (06)純系(高2)・・・すべての遺伝子においてホモである個体から自家授粉によって生じた個体群です。 (07)グレゴール・メンデル(中3)・・・1866年に「メンデルの法則」を提唱しました。 (08)メンデルの法則(中3)・・・「優性の法則」「分離の法則」「独立の法則」の3つがあります。 (09)優性の法則(中3)・・・雑種初代の表現型は、すべて同じになります。 (10)分離の法則(中3)・・・雑種2代目の表現型は3:1の比になります。 (11)独立の法則(中3)・・・2種類の形質に注目すると、雑種2代目の表現型は9:3:3:1です。 【DNA】 (※)事前に、「細胞分裂」について学んでおくと良いです。→ こちら (12)フェリックス・ホッペザイラー・・・フィルヒョーの弟子。 ヘモグロビンの研究で有名です。 (13)フリードリヒ・ミーシャー・・・ホッペザイラーの弟子。 1869年に核酸を発見しました。 (14)アルブレヒト・コッセル・・・1885〜94年、核酸中の塩基を発見したドイツの医学者です。 【遺伝子の本体】・・・「タンパク質」ではなく「核酸」でした。 (15)核酸 対 タンパク質・・・遺伝をもたらす“要素”の本体は、いったい何なの? (16)フレデリック・グリフィス・・・1928年、「グリフィスの実験」を行いました。 (17)グリフィスの実験(高2)・・・肺炎双球菌を用いた実験により、形質転換を発見しました。 (18)オズワルド・エイブリー・・・1944年、「エイブリーの実験」を行いました。 (19)エイブリーの実験(高2)・・・形質転換を起こす物質が核酸であることを突き止めました。 (20)アルフレッド・ハーシー・・・1952年、「ハーシーとチェイスの実験」を行いました。 (21)マーサー・チェイス・・・1952年、「ハーシーとチェイスの実験」を行いました。 (22)ハーシーとチェイスの実験(高2)・・・核酸が自己複製し、それを子孫に伝えることを示しました。 「分子遺伝学」の一覧へ |
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