ヘテロ環化合物

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葉酸は、特に妊婦にとって大事な栄養素です。

妊娠に気付かない第1周目が最も必要な時期で、妊娠期に葉酸が欠乏すると、胎児に神経管閉鎖障害が生じます。

ただ、過剰に摂取すると、ビタミンBの欠乏に気付きにくくなり、貧血になりやすい。

何でも「オン・オフ」ではなくて、加減が大事ですね。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【ピロール】・・・インドールは、低濃度だと花の香りですが、高濃度だと大便臭。 これも加減が大事です。


(01)
ヘテロ原子・・・炭素および水素以外のすべての原子です。

(02)
ヘテロ環・・・炭素の他にヘテロ原子を含んでいる環構造です。

(03)
接頭語・・・「アザ(N)」「オキサ(O)」「チア(S)」「ホスファ(P)」

(04)
ペンタン(高3)・・・炭素数5のアルカンです。

(05)
ジエン・・・二重結合を2つもつ炭化水素です。

(06)
1,3−ペンタジエン・・・CH2=CH-CH=CH-CH3

(07)
シクロペンタジエン・・・1,3−ペンタジエンが環構造になったものです。

(08)
ピロール・・・アザシクロペンタジエンのことです。

(09)
フラン・・・オキサシクロペンタジエンのことです。

(10)
チオフェン・・・チアシクロペンタジエンのことです。

(11)
芳香族性・・・(フラン)<(ピロール)<(チオフェン)。

(12)
求電子置換反応・・・C3よりもC2で起こりやすいです。

(13)
インドール・・・ピロールのベンゼン環縮合誘導体です。



【ピリジン】


(14)
ピリジン・・・アザベンゼンのことです。

(15)
窒素原子・・・電子を独り占めしてしまいます。

(16)
ピリジン環・・・したがって、ピリジン環の他の部分が電子不足に陥ります。

(17)
求電子置換反応・・・環の大部分が電子不足なので、起こりにくいです。

(18)
求核置換反応・・・むしろ、こちらの方が起こりやすいです。

(19)
キノリン・・・ピリジンのベンゼン環縮合誘導体です。 1−アザナフタレンのことです。

(20)
イソキノリン・・・2−アザナフタレンのことです。

(21)
シンノリン・・・1,2−ジアザナフタレンのことです。

(22)
フタラジン・・・2,3−ジアザナフタレンのことです。

(23)
キノキサリン・・・1,4−ジアザナフタレンのことです。

(24)
ピリドピリミジン・・・1,3,8−トリアザナフタレンのことです。

(25)
プテリジン・・・1,3,5,8−テトラアザナフタレンのことです。

(26)
葉酸・・・1,3,5,8−テトラアザナフタレン部分を含みます。



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