自動車ガソリン
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ガソリンエンジンは、火花点火内燃機関なので、 燃料として、原油のうち、揮発性の高い液体成分が望まれます。・・・ということは? ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 【自動車ガソリン】・・・なぜ、炭素数6〜8のアルカンが使われるのでしょうか? (01)自動車ガソリン・・・低い引火点と高い発火点が望まれます。 (02)引火点・・・火を近づけると火がつく温度です。 (03)発火点・・・火を近づけなくても自然に火がつく温度です。 (04)C1 〜 C4 のアルカン・・・常温で気体なので、自動車燃料としては使い勝手が悪いです。 (05)C5 のアルカン・・・冬は液体でも夏だと気化してしまうかも知れません。 (06)C6 〜 C8 のアルカン・・・自動車の燃料(ガソリン)に適します。 (07)C9 以上のアルカン・・・引火点が高く、エンジン内で点火しにくいです。 【オクタン価】・・・なぜ、ガソリンの指標として、オクタンを選んでいるのでしょうか? (08)ハイオクガソリン・・・オクタン価が高いガソリンです。 (09)オクタン価・・・ノッキング(発火による振動)の起こりにくさを示した数値です。 (10)オクタン価100・・・最も発火しにくいです。 したがって、ノッキングが起こりにくいです。 (11)オクタン価0・・・最も発火しやすいです。 したがって、ノッキングが起こりやすいです。 (12)イソオクタン・・・発火点(417℃)は最高値。 オクタン価100です。 (13)nーオクタン・・・発火点(220℃)は最低値。 オクタン価0です。 (14)nーヘプタン・・・n−オクタンと同じく発火点は220℃で、オクタン価0です。 (※)なぜ、オクタン価0の物質として、 n−オクタンではなく、n−ヘプタンを採用しているのでしょうか? 「ガソリン」に戻る |
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