ウラン
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「ボヘミアンガラス」と言えば、チェコを代表する有名な工芸品です。 ボヘミア地方は、チェコの西部にあり、1830年代に発明された「ウランガラス」が有名になりました。 元々は、黄色の着色剤としてウランを用いていたに過ぎなかったのですが、 朝焼け時や夕焼け時に、美しい蛍光緑色を呈することに偶然気付いたのでした! ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【ピッチブレンド(二酸化ウラン)】 (01)ヤーヒモフ・・・ドイツとの国境近く、チェコのボヘミア北西部にある温泉町。 (02)銀鉱山・・・16世紀に発見されて以降、ヤーヒモフの鉱石採掘と製錬技術は、評判となりました。 (03)ゲオルク・アグリコラ・・・“鉱山学の父”と称される鉱物学者。 1520年代にヤーヒモフへ。 (04)マルティン・クラプロート・・・1789年、ヤーヒモフにて「ピッチブレンド」を発見しました。 (05)ピッチブレンド(高3)・・・閃ウラン鉱の変種で、ピッチ状の油脂光沢があります。 (06)閃ウラン鉱(高3)・・・二酸化ウランを主成分とする鉱物です。 (07)ピッチ・・・黒色で粘弾性のある樹脂。 石油由来は「瀝青」、植物由来は「ロジン」と言います。 (08)「ウラン」の名前・・・天王星(ウラノス)に因んで、クラプロートが名付けました。 【ウランの単離】 (※)事前に、「カリウムで還元」を学んでおくと良いです。 → こちら (09)ジェーヌ・ペリゴー・・・フランスの化学者。 1841年にウランを単離しました。 (10)単離方法・・・四塩化ウランをカリウムで還元しました。 「量子論」に戻る |
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