電子の発見
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ドルトンの「原子説」(1803年)以来、物質を構成する最小単位が「原子」だったのですが、 1897年に電子が発見されたことにより事情が変わってきました。 原子が、それ以上に分割できることが明らかになったのです。 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 (01)放電(中2)・・・空間を電流が流れる現象です。 (02)雷(中2)・・・雲と雲の間、あるいは、雲と地上との間で起こる放電現象です。 (03)真空放電(中2)・・・気圧を下げると、小さな電圧でも放電させることができます。 (04)マイケル・ファラデー(1791−1867)・・・真空放電を調べ始めました。 (05)ファラデー暗部・・・0.001気圧で生じる現象です。1836年に発見されました。 (06)ハインリッヒ・ガイスラー(1814−1879)・・・高性能な真空ポンプを発明しました。 (07)ガイスラー管(高3)・・・1858年に誕生。0.0001気圧を達成しました。 (08)ウィリアム・クルックス(1832−1919)・・・更なる高性能真空ポンプを作成しました。 (09)クルックス管(中2)・・・1879年に誕生。0.000001気圧を達成しました。 (10)羽根車の実験・・・放電による光線は微粒子の動きであると考えられました。 (11)陰極線(中2)・・・陰極から陽極に向かう負電荷の流れであることが分かりました。 (12)ジョゼフ・トムソン(1856−1940)・・・1897年に「電子」を発見しました。 「量子論」に戻る |
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